ラーメン二郎
一体、私は幾度「風邪引いた」と そう書き始めれば気が済むんだろうか。 あきらかに脳みそがバグるような熱さと悪寒に襲われても、病院で検査薬をブチカマして10分で「陰性」と言われて愕然。こんなに辛いのに。早退したのに全然格好つかねえ…私は基本的に病…
失意のアジアカップであった。 金夜はなぜか美容室でラジオ収録に参加。 いい感じの時間に終わらせて帰宅ブチかまし家で煙炊いて吸おうと高円寺駅に走れば向かい側から野方のポケモン戦士が!! シーシャ屋にテレビ設置して見るとか言うんで一言「ありやなグ…
無駄を集めたような人生と罵られ、「僕がここで頑張れば僕は一生弟に感謝されますよね??」とか無駄口ばっか叩くバカからの電話を毎晩受けていればそりゃ気も滅入るし、虚脱感に襲われ続ける平日を過ごし続けるのも無理はないなと思う。 そう、無理もない。…
サブカルチャーの聖人 そう聞くと、だいたいみうらじゅんさんやいとうせいこうさんなんかの名前が思いつく。彼らは発信者であり、私たちは彼らから学ぶことが多い。今更『見仏記』なんか読んでる私は完全に受信者であり、ナーニがサブカルだ!とか言われる人…
「素敵なラーメンレビューですね!」 「いや、ただの日記です」 とか言いながらネタを探す日々である。 ラーメンレビュー…何をそんなに書く必要があるのかとか思いながら私は日々を過ごしており、「俺のは偉そうなレビューじゃなくただの珍日記」「だから俺…
冷凍都市に戻ってきて仕舞いました。 最近は帰省するたびに「なんかこっちの方があってるんじゃ」とか思わされる感じもあるが、だいたい1週間もすればそれがただの「仕事だるい」に過ぎないことを自覚させられるわけで。 北海道に帰ってもニセコで働くくらい…
我々は9年の義務教育を受け、まがりなりにもこの世の摂理についての知識を得てきた。 その中で、我々は物理というものを学んできた。その昔、学問というのは一本の流れであり、哲学から始まり、この世の道理というものを道筋一本で結びつけていった。私は、…
ラブストーリーは突然に 「突然にどうなるんだよ」って突っ込みたくなりますよね。 大体の場合は別れですね。突拍子もなく、男がこの別れの予感に気づかないことなんかがよくあります。大体は男の場合が唐突な展開を迎えるわけですが、Rei Harakamiが歌う「…
真冬にコートを着込んで友達と二人でいろんな話をしながら二郎に並んで いるのは 好きだな 冷たい 風が吹く 明るい光の中で 吐く息は真っ白さ 時々流れてくる偉大なスープの香りを 両手はポケットに 襟を立てて背筋も立てる まだ昼の14時過ぎさ クリスマスの…
ラーメン二郎はアテンド文化の側面も強い。 初めて一人で入店して一人で食って退店する。 私はその勇気に敬意を表する。 というのも、アレだけ緊張感のある店内に入店する。その勇気だけで、初めての人の度胸には感服する。 三田に初めて行った時のことを思…
計画性というやつは、イレギュラーに対応できないという問題を引き起こすことがある。 まあ計画なんてあってないようなもので。 今日ラーメン食ったから明日食ーわない!なんて約束はまあできるわけもなく。自身との約束を守る云々よりも 「誘われたらそりゃ…
ずっと、親とはぐれた仔犬のように震えていた。 そんな人生。常にだ。 強気に生きているように見えてもそれは大抵が虚勢な訳で。意地はってイキってみても結局のところ、何かに怯えながら、自分の行動に自信も持てないまま生きているのがやっとである。 辛い…
世間の猛烈なクイーンブームに押されて私も映画館に行こうと思う。 わけもなく。 こうも流行ってしまったものとは本当に距離を置いてしまうのが常であり、最近であれば『カメラを止めるな』もそう。大ハマりの映画は避けてしまうし、あとなんだ、今年の流行…
師匠も走ると書いてディセンバー 私は誰の師でもないし先生と呼ばれる身分でもないし学校ないし家庭もないしっていうアレだが、どうもこの世の中は皆走らなければ行けない全体主義的なヤツらしい。 私は、走りたくない。普通は走り出すところを私は走りたく…
俺はヘヴィメタル中退の男である。 早々に脱落したのは高校1年の時だ。 俺はストラトキャスターを買った。フェンダージャパンのメイプル指板。何かに出会う前に俺はまずエリック・クラプトンに出会っていた。 レスポールという選択肢は一切なかった。そして…
敗北を知りたい とか言いながら万年敗者感を抱える心に茨を持つ少年として生きてきた私は、今更勝ち方なんて分かっておらず、表面的な、極めて表面的な勝利をモノにしつつ死んだように生きている、といつも思っている。 冒頭から長文で語るには訳があった。 …
私はファズが好きである。 またよくわからない話をし始めたな、と思われがちな状況に陥っている。だがしかし、今になって飲み込むわけにもいかず、私はファズを踏んだままフィードバックの嵐を止めることはできない。 食を軽んじる者にファズを踏む資格はな…
「敗北を知りたい」 口々にそう呟くようになった。やつらのことである。 怖いもの見たさのびっくり人間が集まる…いや、びっくり人間には遠く及ばず。我々はただ「一般的な食いしん坊の最大レベル」を維持し続けている。びっくり人間と我々パンピーの間には超…
「最近忙しいんですよねぇ」なんていう日本人特有の言い回しをしてみれば、自分でも「何言ってんだよ」と思わされる。そんでもって大抵友人には「ジョーダンじゃないよォ〜」と言われるし心の中でそう思っていることもまあ大抵表情から読み取れてしまう。 そ…
探偵です。 私が探偵に憧れたのは永瀬正敏がかっこいいからであるわけで、大泉洋がかっこよかったわけではないのはここで断りを入れておく。バーケラーオオハタの場所も知らないし、安藤玉恵さんがいる喫茶店も知らない。その時点で有能な探偵ではないことは…
変化の激しい世の中にどう適応していくか なんてことはもう何年前から言われているかわからないし、加速度に関して言えばもはや頭打ち、進歩なし、どんどん後退の一途を辿っていることに気づくべきである。 昔はこのやり方でうまくいった、だからこれはうま…
不倫 それは罪 私は禁断の果実、アダムの林檎に手をつける癖があり、その最たる悪行は「友人の女を二郎にハメる」という"The Ultimate Sin"の慣行である。 以前、1人の女を手篭めにした。 富士丸にまで連れて行ったのだから、もう洗脳から覚めることはない。…
週末を迎えてバカ駄文に舌鼓を打ち(自ら)街ゆく人を押しのけては「早く帰りたい」と呟く日々ももういい加減にして欲しいと思うばかりで、挙げ句の果てには「もう死にたい」とか言い始めるくらいのメンがヘラってる状態だからこそもはや正常な思考はできず…
時間の感覚は老いとともにあっという間に過ぎるようになっていく。 なんて誰が言い始めたのか。全然そんなことを感じないのが仕事中であり、楽しいことをやっている時ほどあっけなく時は過ぎて行くものである。 しかしながら、 ここまで長い週末というのは、…
多様性多様性と言いながらそれは結局のところ当事者問題だから口出しすんなみたいなのを、当事者じゃない人間が言うのは問題だし、かといって当事者がどう扱っていいかわからないことに関しては過干渉を避けるというバランスが求められるわけで、なんしか俺…
それでも週末は楽しかったのだ。 月末の金曜日というのは本当に地獄で、もう会社やめてえ、やる気ねえ、一生秋葉原で降りたくねえ(今まで働いた街で唯一嫌いにならなかったのは昼間の渋谷だけ)なんて恨みつらみ並べてみても、ポケモン出るからまあ許すかな…
心にぽっかり空いた穴に自覚することもなく、夢から目覚めて現実を見つめようとするにはフィジカルの回復が足りなさすぎた。これは先週の話である。 どうしてここまで身体が重かったのだろうか。単純に老いただけではない。まあ、酒をよく飲んでいたというの…
恋しちゃってたんだな。 そう思うしかない夏の終わり、初秋、雨模様。 俺は夏の魔物に狂わされた人生をいま、送っている。ノリと勢いで1万円叩いてチケットを取ったあの日。俺は金で想い出が買えるかっ!と枕を濡らしながら悔しい思いをせぬようにとあの日、…
目覚めは優雅なものだった。前日の酒の残りもなく、サクッと8時すぎには起きていた。 おまけに前日は、リバプールがアウェーでスパーズをボコることができた。こんなに気持ちのいいことはないな。 美味い酒を飲んだあとにあんな試合観れればもう、「幸せ」以…
その昔… 病に倒れた男がいた。 週末の喜び、美酒に酔いしれては溺れ、体調が悪いというのに味噌ラーメンを「浸透圧高え〜」とか言いながら食っていた男は、平日になりやがて病に陥り、平日の晩餐も一切控えて夜はひたすら病床に臥せっていた。 と思いきや 都…