ラーメン二郎 仙川店 『大盛りラーメン』
世間の猛烈なクイーンブームに押されて私も映画館に行こうと思う。
わけもなく。
こうも流行ってしまったものとは本当に距離を置いてしまうのが常であり、最近であれば『カメラを止めるな』もそう。大ハマりの映画は避けてしまうし、あとなんだ、今年の流行は。カーリングか。あとは「USA」だ。どっかで耳に入ってるのかもしれんが、今だに「USA」なるものがどのような曲か知る由も無い。
クイーンブームにあやかって一応ライブエイドの映像なんかを10年くらいぶりに見た。見た。1000年後にどの歴史を見てみても、旧ウェンブリースタジアムが似合うバンドNo.1は間違いなくクイーンである。
一家に一枚グレイテスト・ヒッツ。こればかりは多分に漏れず私も同意見であり、初めて真面目に聴いた中2の私にとって"Bicycle Race"の中ジャケはエロ画像そのものであったのである。
そんなことを思いながらいくつか動画を見ていたら、関連動画で出てきたスパークスへの熱に油が注がれた。どうやらクイーンはスパークスの前座もやったことがあるらしい。どうりで似ているわけだと思ったが、文献としてはエヴィデンスの確かなものはなく、WEB上にて散見できる程度の話題である。
要は私、スパークスが好きなんである。
きっとこれを読んでいる諸兄にスパークス好きな方なんか一人もいらっしゃらないことと存じますが、声を大にして言いたい。
この二郎は仙川という京王線のオアシス、天国最高の二郎である。
ひさびさに連絡を取ったニート青年ホーガンとランデブー。俺の仙川ブーム再び到来と相成った。このホーガンという男は「のらりくらりと生きている人生」を体現しているような男だが、たぶん急に大物になったりする気がするから怖い。ホーガンは「近場の二郎行かない説って間違いないすよね」とか言いながら「昔麺だけ買いに来たことのある舐めた大学生でした」とか言ってヘラヘラしているからかわいい。
して店内…相変わらずの和気藹々具合であった。ヤサイが少なくなったタイミングで新人さんが買いに行ったりしたり、茹でた麺を鍋に入れて買っていく若者たちを見たりしてそれはそれは新鮮な光景であった。丼にぶち込まれていく麺はそこまで多くねえな、なんて思っていたのが間違いであった。
こ、これは!?!?!?
どう考えてもアブラ多い。やばい。豚入り切れ&ヤサイマシガデキナイデースのせいでボリュームは…とか思ってたが何の心配もなく。
ブタをおかずにアブラとヤサイ…って、ブタ3切れも入ってて嬉しい実質ブタ切れは得をする説はあながち間違っていないなと思うばかり。
麺を掘り出してズルッとやれば、やわめに仕上がった麺がこれまたいつもとは違ってとても良い。それに加えて…アブラだ。やっぱ液アブラも圧倒的に多い。一週間に2度来てこんなにブレるかフツー。楽しすぎるぜ仙川!
大きめのブタさんにBPニンニクを添えたトンテキを楽しみ一味ぶっかけて堪能!と言いたいとこだがこの一杯はマジで重たかった。。。火曜日あんなにあっさりだったのに、これだからやめらんねえんだよ、仙川。
豚足の皮みたいなのが入っててさらにブチ上がった。
愛してるぜ!
大満足完食スープを飲もうも口にアブラしか入って来ず簡単に諦めがついた。
完食フィニッシュムーブぬるぬるテカテカな唇をそのままに軽く会釈して退店!!
急いでKOストアで黒ウーロンチャージ。
二人で歩いて帰宅を目指すも俺の頭の中ではピート・シェリーがEverybody's happy nowadaysを歌っていた。
合唱
strange thingばかりだぜこの世はよ