ラーメン二郎 品川店 『大ブタ ヤサイヌキ』
「フリック入力速すぎね?」
何年やってると思ってんだよ。
喋るより早いよ。
ずっと言ってきただろが。
「その辺の女子高生よりもフリック速い」って。
iPhone手にして13年も立ってんだぞと。
いや、今書いてて愕然とした。多分俺アップルにトータル400万くらい払ってんだな。
そんな自分が嫌になる。ラーメン二郎にいくら落としたかも想像がつかないのに。自分が何にいくら投資したか、っていうのは本当に無益なもので、親が俺の大学生活にいくら使ったかと考えるとそれはもう本当に背筋が凍る想いだ。院合わせて7年の学費と8年の生活費補助か。私立じゃなくて本当に良かったと思う。
そんなことよりもフリック入力だ。なんというかこのiPhoneという機械もいろんな進化を遂げ、画面がデカくなり、そして端末自体もデカくなった。
しかしながらこの「ぶっ壊れやすさ」というのは全くもって変わらないわけで、どうしたってケースと画面保護シートは必須。ケースは熱をこもらせ動作を鈍らせ放電を促すし、画面保護シートは手とラーメン二郎のアブラでベタつき、梅割りの雫によって磨かれる。ガス切れなブロガー、親指で毎晩こすり上げとぎ上げたiPhoneは刃。
嗚呼、画面保護シート。
サラサラ系に変えたらなんて気持ちいいんだ。
これもきっとベタつくんだろう。だって俺の通勤路にこんなものがあるのは本当に運の尽き。
「ホントにいらない!?」
いいですよ、いらないですよ。
確かにラーメン二郎じゃねえと思うかもしれないが、
俺は好きな美味いラーメンが食いたかっただけなんです。
神よ。だから私は品川でぶっ飛んでいると言っても過言ではありません。
こ、
こ、これは!?!?!?
しばらくの夜営業休業を経て俺は駆け込むしかなかった。
「一緒に行こうよ。」
そんな言葉も無視して一人で行ってごめんな、お前ら。
麺引っ張り上げてズルっとやれば嗚呼…まだラーメン二郎だ。美味いラーメン二郎。
ブタさん並べてみたらとんでもない数。いや、なんか、、、ヤサイヌキにしたら増えるバグとかないよな、とか思いながら。
ネギ引っ張り上げてズルっとやれば嗚呼…ネギラーメンだ。
俺はこれが食いたかった。
どんなラーメン二郎の限定も勝てない、俺好みの味。
たまんねえ。
うん。
麺量多くてもサクッと入っちゃうのもバグ。
堪能した!
大満足完食フィニッシュムーブ深々と会釈して退店!!!!
もう、逃げられないこのネギラーメン。
苦しい。
臨休むしろ大歓迎。食わずに家で硬い豆腐を青汁で流し込みたい。
そんな思い。