2018-06-01から1ヶ月間の記事一覧
「最近イキリ足りないんじゃないですか?」 妙な電話がかかって来たのは今日未明のことだ。俺はiPhoneを握っていたわけで、反射的に受話を押すつもりが拒否を押していた。拒否を押した途端「イキってますね?」とメッセージが来た。 煽りを受ければ受けて立…
ワールドカップ依存症もいい加減にしておかないとはっきり言って頭の中がそれ一色になる可能性と俺は戦うことなく降参し続けている。このままではやばいワンとか言いながら インスタおすすめでパグの画像をひたすら見続けながら 「俺って疲れてるなぁ」とド…
浅ましいとはこういうことを言うのだ。 そういう瞬間を目の当たりにしたのは、ここ最近の日曜日の恒例行事である 「デカい大学生と中央線快速に乗る」というものを、今日も馬鹿の一つ覚えみたいに実行した。今日は1時間遅れだ。 我々は膝に膨大な負担を抱え…
「そんな風に育てた覚えはない」 俺は親にも言われた記憶がない。 …いや、言われたことある気がするけど忘れておこう。 誰が、ロシアが5点取るなんて予想してたろうか。 と思ってたけど、蓋を開けてよく見りゃチェリシェフいるしそれなりにやるなぁと思って…
我慢ができない子です。 我慢を強制されて育ったわけですが、生まれ持った性格というのは確実にあるので性善説・性悪説は肯定派であり、生まれながらにして全ての人間が善である悪であるなんて言えないのは明らかである。 ここで声高らかに宣言したいことが…
久々に業務中に外出をした。 客先に赴く俺の足取りは、軽い。極めて。もしかすると日曜の朝にがんこラーメンに向かう時や、女性とのデートの時並みに軽いかもしれない。それはまるで羽でも生えたかのようなそんな気分になるわけである。 私は常に椅子に座っ…
痛飲!痛飲!!また痛飲!! というレベルの水分とエタノールと糖質を摂取した日の翌朝であったが、昼からゆっくり飲んでいたわけであるし、なんだかんだよく寝た日であったからそう疲れも残らずに朝を迎えることができる。 動画を見ながら笑いをこらえきれ…
ヨガのポーズでタクシーを止めたのは高円寺のターバンの男だったと思うが、日本をインドよりもサンディエゴ、ポートランドあたりにして仕舞えと歌いたくなる男はここにきて完全にクラフトビールの呪縛から解き放たれ、重力と理性による奴隷な己を亡き者にし…
百年の恋というのは往々にして一瞬にして沸騰するものであり 沸き立ってからはじわじわと熱が冷めぬものが大抵なわけであるわけで、5週間をかけて偉人を−196℃まで冷やしていくのにも敵わぬほどの熱を帯びているわけである。 それは一つのキス一つで魂まで持…
人生に近道はない というのはこれ、近道をしてはならない、とか、近道を行くものは成すこともままならない、といったことを表しているわけではなく、ただ単に俺は近道が好きでせっかちでトランキーロと自分に言い聞かせて行きていることを全く否定できないで…
わりかしなんでもないような土曜日を過ごし、いつものように家のリビングでくつろいでいれば人は集まり、馬鹿みたいな盛り上がりを維持したまま夜の街、ではなく住宅街に消えていく人生だった。 消えることのない光はここにあるのかもしれないな、とか思いな…
人生において「あっ」という瞬間が何度くるかわからないなどいうのも何度目か。 またもや八王子まで、公共交通機関を使わずにツアーした。食うたびにいつも思っていたのだが、なんというかラーメンとは麺を食う行為そのものであり、野菜を食うためにあるもの…
ハマり症とサボり癖の二重苦に苛まれた人生もそろそろお終いにしようと思ったことは正直23歳くらいの頃から腐る程ある。 というのも自己嫌悪と自己顕示欲はひとセットであるわけで、それを振り回して生きているのにもいい加減疲れた。取りに行く。俺は内臓脂…
会社を退勤すれば頭痛が治る人生だったはずだ。 腹が減れば頭が痛み、曇って雨が降れば頭が痛み、ガリガリ君1本を30秒食いして頭がキンキンになるから一応脳みそはスズムシ級ではなかったと安心するわけだけども、仕事が終わって頭痛から解放されるような人…
When you walk through a storm Hold your head up high And don't be afraid of the dark At the end of a storm There's a golden sky And the sweet silver song of a lark …そう口ずさみつつも俺は、そんなにうまくいくとは思っていなかった。 何より昼…