想像もしていなかった苦境に立たされる瞬間をどうやり過ごすか。
例えばだ。
仕事においても先方の都合でアポイントが急に無くなることがある。
当然ながらそれは不可抗力であり、お前俺がわざわざ時間を割いとるんやぞ!!なんて思うことはあれど、それを口に出したとて瞬間的にジョークになるようなキャラクターだったら良いわけだ。
これが◯輪◯介みたいな偉そうな奴が「俺がわざわざ」みたいな言い方をした瞬間、我々は怒り、並びに腹立たしさと気に食わなさと、なんというかこんなやつを相手にしなければいけない人生を悔いる事になる。
いかなる不可抗力が目の前に転がってきたとしても、アポイントにおいては相手の尊厳と重要な立ち位置、並びにリスケジュール可能なビジネスチャンスでなければ、私は落胆から逃れることはできないだろう。
それがラーメン二郎においてはよくある話で。
もはやがんこラーメンは臨休するのも当然のような業態に変わりつつある。としおかは臨休はない。基本的に1週間前までには休みの予定が張り出される。
富士丸に関してもほぼほぼ臨休はない。富士丸で思い出したが、カウンターに座った俺と目があった店主が「…二日酔い。辛い。」とつぶやいたことがあった。アレはマジで笑ったものだ。だいたい火曜日は二日酔いみたなことも言っていたのはある意味納得だった。
さて。
もはや土日祝が関係ない仕事になってしまった俺にとって、曜日感覚というものも失いつつある。
今日が何曜日か、というのはむしろラーメン屋の定休日によってそれを意識付けられるという状況になってしまった。
ここで「陥った」という言葉を使わないのは、果たしてそれが良いことかどうか、ということも言えてしまうからで。
平日昼しかやっていないラーメン屋にも自由にいける状況はこれから先も続くし、土日のラーメン二郎はめちゃくちゃ混む。
それを考えてみれば俺は幸せなのかな、なんて思ったりもしているが。どうしても土曜日に神保町へ行きたくなる性だけは未だに消えることもないというか。
前日に突きつけられる宣告を乗り越え、俺は家の外に出てみたけども。
四面道はめちゃくちゃ混んでいるイメージが拭えなかったし、西東京はヒバリーヒルズもクソ混み確定だと感じた。
ならば…といってここで東中野に行っちゃえば間違いなく今年のホームはここだな、と言わざるを得ねえな、なんて思いつつ俺は駅前の看板の写真を撮ってニヤリとしてしまった。
こ、
こ、これは!?!?!?
毎週食ってもなぜか来てしまう。これは「やみつき」でしょうか。
ハイパー花木ルーティンによればこの日は背脂で決定。
ズルッとやれば嗚呼…甘くてしょっぱくて美味しい!マジなんなんだこれ…美味すぎや。
背脂と濃いお醤油には海苔がよく合いますなあ。海苔トッピングしまくるのもいいかもしれないなぁなんて思いつつ。
肉ワンタン齧ってみたらマジ…飛んだね。飛んだ。
本当に底が知れん店だ。
堪能した!
サクッと完食当然 #完飲制倶楽部 ゴクゴクブチカマしフィニッシュムーブ軽く会釈して退店。
帰り道、玉川上水でブリが上がったと聞き、急いで釣りに行った。
切り身を1匹釣って刺身にして食った。
最高だったなぁ。