あの、ほんと真面目に読んで欲しいんですけど
いわゆる「鬱」になってから2年が経ちました。
ぶっちゃけ言うと治ってません。てへ。
仕事を始めてから1年が経ち、細々とやってきています。
こういう性格ですから。人にガンガンこういう話をして、いやー僕実はうつになっちゃいましてねー、あらオタクもキャリアですか?とか言って笑い飛ばしていこうと思ってたんですけど、
大抵返ってくる言葉が「1,2年じゃ治らないよ」って。
昨日は「私8年位かかった」って。
医者には様子見とは言われたけど、これはなかなかきつい。だいたい百発百中でこう返ってくる。自律神経失調とはいうけど、メンタル的にやられて仕事辞めて、1年経って復帰してまた仕事で怒られたりきついこと言われると帰り道にバッド入って家帰ってすぐに寝込んで(眠れない)くらいのには引きずっている。
なんか治ってきたなー、って最近は思っていたのだが、「まだ治らんやろそれ」と言われたり、夜にバッド入りながらオチンチンをいじったりするのにももう飽きたから仕事始めたのに。まあこの世の中は不景気というか日本だけ置いていかれてるなー、っての輸入商をやっているととても感じる。
きっついのはわかるんだが、生きていかねばならない。俺なんかよりも頑張っている人はいるし、俺よりも重たい病気の人も多々いる。
使える制度に関しては残り一つ以外はぜん全部駆使したろうとキメて今年の初めからうまいことやってきた。上手いことやってきたが、そろそろそれも目が出てほしいなと思うばかりだ。
俺の後を追うようにうつになった友達がいる。うつになったやつはみんな友達。失業保険もらったやつもだいたい友達。傷の舐め合いではなく、肩を組んで一緒に生きていこうという仲間だ。
俺は大事な用事があるので、神田に行くつもりで朝起きて久々の満員電車に乗ろうとしたのだが、気持ちが乗らない。気持ちが乗らないときは俺、肩を組みたいと思ってそのうつ友達を呼んだのだが…
やつは30分遅れで俺の目の前に現れた。
俺よりやばいな、と思いつつも「これくらいが生きていくにはちょうどいい心構えなのだろうな」などと思いながら、列から離れることをなく、その友人をうどん屋に誘導し、俺は処方箋をゲットすることにしたのであった。
こ、
こ、これは!?!?!?
ここが俺のホーム。俺の家。想い出も香りも何もかもが湧き上がるスープの香りで俺のQOLは全快した。
ここでは大とか小とか、そういう概念は形だけである。
ヤサイをアブラで食い進めて標高確認。登頂可能な山かどうかを判断するのは登山家の務めだが、ここではそんなものは社長の匙加減一つだ。なんか匙で雪を降らせる魔法も確認したがブレの範疇!
ズルっとやれば嗚呼…最高だ。最早これ以上に効くものは何もない。
ここの一杯はラーメン二郎はラーメン二郎という食べ物、という慣用句が通用しないほどラーメンである。
ただ、ブタさん…ブタさん多いぜ…
流石に久々の戦い。なかなかハードだったが「足りた?」は響いたな。
堪能した。お茶AZMS!!
大満足完食フィニッシュムーブ深々と会釈して退店。
その後はうどんを食い終えたうつ友達に誘われるままに洒落た珈琲屋でうつ話に花を咲かせた。
珈琲ごちそうさまでした。
やっぱ必要なものだな、通院は。