ラーメン二郎 越谷店 『小ラーメン』
火にアブラを注ぐ
さらにはニンニクも注ぐ
そんな気持ちである。
例の番組がOAされて以降、俺の中で再度熱が、熱が戻ってきた。
思えば「ラーメン二郎専門家」とか言いながらブログを始め、なんかのきっかけで毎日2000viewを安定して叩き出していたあの頃。
孤高のラーメン二郎道、とか名乗ってたのも今や昔。
たくさんの仲間に恵まれ、ある日をきっかけに悪魔に取り憑かれたせいで劇場型店舗へのよそ見が始まり、
「全然ラーメン二郎専門じゃない」
とか言われてその看板を下ろし、俺はエクストリームラーメン専門家を名乗り始めた。
最早東京から離れられない気持ちが湧いてしまった。こんなにもエクストリームで劇場型な店が多い環境、世界中探してもどこにもなさそうな気がしている。
思えば、数年前まではラーメン二郎がない土地には住めない、などとほざいていた。今も確かにそれには変わりはないが、どっちかというと今の俺の心境としては
「宇ち多゛のない土地には住めない」が9.5割だ。
そんな面持ちでいたら先々週の金曜も午前中で仕事らしい仕事が片付いてしまった。新宿で用事を済ませて総武線ライドオンして立石に向かっていたら、かわいい後輩たちがすでに宇ち入りを済ませて立石駅の前で待っていた。
奴らに「川でチルってろ」と伝えてうめ割り3.5杯を身体にぶち込み、俺も河原でチルった。解放され、完全にキマっていた若者二人に俺がかけた言葉は
「越谷に行こう」だった。
なぜなら俺はあの人に「坊や、どうして泣いているんだい?」の一言を掛けたくて仕方なかったのだが…
返ってきた言葉とブツはエラく最高なドープシットだった。
こ、
こ、これは!?!?!?
「2年ぶりかよ」
「隣の彼、友達?彼めっちゃ来るぞ」などという最高のやり取り。
「何で大じゃねえんだよ」とは言われなかったのは不幸中の幸いだ。
見ろ、これが最高にモダンなラーメン二郎の一杯である。
ズルっとやれば嗚呼…美味え。
2年ではなく1年ちょっとぶりのブツは進化と安定を感じるど非乳化のそれ。
モチっとオイリーなブツで俺のハートにも火がつくのは当たり前のこと。
ブタさんもそれはそれはラーメン二郎らしい最高の逸品。来てよかった…帰りが遠いけど。
堪能した。
サクッと完食フィニッシュムーブ深々と会釈して退店。
「インスタ見ねえんだよブログ再開しろ」
この一言で俺の心にさらに火がついた。
若者二人と別れて俺は高円寺でタダ酒を痛飲。
エクストリームな人生も腸内環境が大事。
ブログ再開します。