初対面の印象最悪
めちゃくちゃよく言われることである。
なん、なん、だろう…初対面じゃなくてそもそもあんまり感じが良くない、と思う人もいるっぽいし。まあ酒なんか飲んでりゃそれはもう、「目を合わせてこない声の小さいデカい熊みてえなやつ」が怖くないわけがない。
どうしてこんな人生になってしまったのだろう。
「雉も鳴かずば撃たれまい」という諺を、保育園の頃から俺に説いていた園長先生はまだご存命なのでしょうか。幼い頃から危うい性格をしており、手より先に口が出るような子どもだった。これは普通か。なんというか、手で人の顎を撫でるようなことを口先でしてしまっている可能性もある。
あと、言葉遣いがめちゃくちゃ悪い。完全に無自覚で生きてきたことが、最近になって明るみに出てきた。最近一番やってはいけないことが「お前」呼ばわりのような気がしている。ずっとお前呼ばわりされてお前呼ばわりして生きてきたわけだから…これを治すにはめちゃくちゃ苦労することになるだろう。
気を抜くと、こういったことへの注意、手枷足枷、繋がれた鎖がスッと消えていく。浮かれポンチになってはならない。そういうことを数年に一回思い出しては、自己憐憫することなく反省をし、「初対面の印象が最悪でした」って言われるようなことになってくる。必要悪だとは思わないが、そういう時間も大事なんだろうか。
信頼を取り戻すには時間がかかる。印象を変えるのには工夫と体力がいる。
好かれようと思わずとも、嫌われない努力は必要だと思いながら生きているつもりでいた。
一方で俺は、俺は人をどう受け止めるのか。
自分自身が一番気難しいのに、他人の目がどうとか言ってないで堂々と生きろと言いたい。気難しい、面倒臭い、こんな奴に絡みたくないってまあ自分のことを客観的に見ても思うんだけど。
思うんだ、が。
話変わるけど
「初訪問でカレーラーメン」は「初対面の印象で失敗した」と同義なのかもしれない、と思ったのであった。
こ、
こ、これは!?!?!?
インスタ開けば一番映えた写真が目に入ってくる。
俺はその魔法を信じてみることにした。
馬鹿みたいに濃いわけじゃないカレーとラーメンの組み合わせが、なんとも高校の食堂を思い起こさせる。
木のレンゲは概ねハズレ説はさておきだ。
ズルッとやれば嗚呼…美味え。美味えんだけどカレーラーメン…初っ端からカレーラーメンはなんとも…良し悪し、好みを判断しにくい。
点数つけたりするわけじゃなくてなんつーか、これ、誰が作っても美味しいんだよね…
麺は硬めで縮れた俺の好きなブツ。
餃子の餡は恐ろしいほどに細かく刻まれており、なんというか新感覚!
初めてののぶちゃん堪能した。
サクッと完食お会計軽く会釈して退店。
これで1,000円超えないとか。
なんか体調悪かったのも、飯食うとだいぶ治ってきた。
矢張りカレーは生薬の塊。
きっとこの辛さが俺の人生の糧になるはず。