飽きるまで食い続けるをモットーにしている男にとって
飽きが来るのは意外と寂しいものがあるというか。
わからんだろうな。
週一くらいで食って「いつまでも飽きが来ません」なんて言ってる人は明らかにそれを食う意欲というものが欠けている。多種多様なものを食べることを心がけている訳でもなく、なんとなく自然にそうなっている。
俺の友人には週4でコンビニのパスタを食い、たまに牛丼、たまに吉祥寺の某F店にてニンニクの芽炒めを食べている人間がいる。やつはなんの意識もなくそれを行なっている以上は飽きがどうとかいう感覚には乏しい。
しかし偏執狂の気の有無についてはやはり「ある」のだ。
I'm going through changes.
オジーが歌っている。
例えば家で作るラーメン。一度の仕込みで1回分のラーメンを作るなんてことはとても難しい。ガラで出汁を取り、丁寧なスープに仕上げるなんてことはほぼ不可能に近い。創味シャンタン、味覇、市販のスープ。使えば容易であるが、なんかそれもまた寂しいというか。こっちはただただ素人としてこだわりたいところもある。私は迷いもなく鶏がら1キロを煮て4食分のスープをとる。
カレーもそう。1日目のカレーより2日目のカレーと言われるのは、成分と油分が混じり馴染むから、などと言われているが、確かに2日目のカレーは美味い。朝に食うカレーはなんかちょっと冷たくても、器が茶碗であっても美味い。
てか、茶碗というか丼で食うカレーって美味いよね。皿より丼、辛いものよりも甘いもの、椎名林檎よりaiko派だし。シーシャっつうかダブルアップルだし。陰謀論に騙されるおじさんよりは若い人と遊んでいたいと切に願いますね。
ところでいまだに橋本環奈さんの顔が覚えられません。
「思想は自分と違うけど作品は良い」って言える人、どんな気分?
I'm going through changes.
チャールズブラッドリーが顔をくしゃくしゃにして歌っている。
チキンとポーク、どっちがいい。
大体飛行機に乗るとチキンオアビーフ、フィッシュオアチキンってな感じだろうけど俺は断然ポーク。
世界の全ての一神教を敵に回しても俺はこれを守りたいわけである。
こ、
こ、これは!?!?!?
この瞬間を待っていた。絶対に逃さないと誓っていたらまさかの昼の12時過ぎさ、クリスマスの当日。
綺麗な心を持ってる友達はいなかった!
パクっとやれば嗚呼…あんま普段と変わんない気がするけどこの豚の圧倒的な質量よ。マジ…肉増し間に合ってよかったわ。
やはり豚肉には生玉子が合うし、当然ニンニクとの相性は全ラーメン二郎好きの共通見解だ。
ここでも同じ方程式が成り立つかというとそりゃ愚問なわけだ。
はあ…幸せなひとときであった。
サクッと完食軽く会釈して退店。
案の定何もないクリスマスだった。良いことがあったかというとまあカレーが美味かったこと、宇ち多゛に行けたこと、エッチなサンタさんの写真が送られてきたことくらいでしょうか。
だから来年は俺幸せになるって!
なるっっつってんだろ!俺がティラミス作るってことで良い?だからお婿にいかせて!
バカだな〜とか言いながらもう不安しかない1月21日。