自分で自分の純粋さに愕然とし
ただの面白おじさんになってしまっている自分に嫌気がさしている。
内緒だよ。
もはや俺はただの面白おじさんでかつ無害であり、なんのスリルもない。
顔を近づけられても「(デカい)」と思われるだけで何にもドキドキされることはない。デブだし。
なまじコンプライアンスを身につけミソジニー発言と態度を改善し、フェミニスト的な立場を維持している。今のところは。女の子に寄ってたかって足で踏んづけられたりしない限りは女性の味方でいたい。踏んづけられたい欲もない。果たして得なことなのか損なことなのか。
女性の権利を守るということにおいては当然ながら守らればならないことであって、私は自分にもし娘がいたらどうしようか、厄介なお父さんになってしまわないか、「嫁にやる、だなんて。自分自身で決めなさい」とか言いながらも悔しさで台所の布巾を噛んで破傷風になって死ぬんじゃないかと思う。
ただしもっと重要なことがあって…それは…
面白おじさんとか言っておきながらたいして面白くもないかもしれない、ということだ。
最近知った魔法の言葉がある
ヤリモクだ。
ヤリモク…槍を持ったシーシャ吸いのことか?
俺は本当に純粋無垢であり、根っからの心に茨を持つ少年であるマンチェスターのロックスターだからこそそんな言葉を知らずにシーロストコントロール、シーロストコントロールてか歌ってたし、愛が僕らを引き裂いてしまったんだ、とか言いながら暗い部屋で一人テレビもつけないで僕は震えていたわけだ。
ヤリモク…知らない…前回の投稿で一緒にラーメン食ったお姉さんに多目的トイレに誘われつつも俺はそんな気持ちは起きない。決して。難しい。
なんならヤリモクの女の子からDM待つか!?とか言ってみたところでそんなもんくるわけもなく、俺はまた一人で…一人で!?違った!こん時女の子いたけど!!渋谷でビールを飲んだ後に締めの一杯をキメたわけである。
こ、
こ、これは!?!?!?
土曜夜のシブヤの風は冷たい。そんな時には矢張り温かいラーメンに限ります!!ネギは揚げたものに限ります!!
ズルッとやれば嗚呼…矢張りこの味こそが俺の渋谷のホームかもしれん。
何回も言ってるくせに細かい挽肉のかけらを確認したことがなかった。これか…全く気づかなかった。大してラーメン食ってねえ証拠だ。
大盛りにしたのにサクッと食えちまった。
完食お会計…と思ってたのにゴクゴクいっちまって参ったね。
#完飲制倶楽部 ゴクゴクブチカマしお会計軽く会釈して退店。
家に帰ってうめ割り風ブチかまして寝た。
女の子のメッセージ欄って大変だな…って思いながら俺は涙で枕を濡らしながら。
なんの涙か…語るに足らず。