フロムムサシノ

エクストリームラーメン専門家。ラーメンブログ史上最強の駄文による記録。

ラーメン二郎 荻窪店 『小豚 メンマ 味玉』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

どうしたってチャーハンを炒めたくなる時が来る。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

来るよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

わかるかい。この気持ち。
普段自炊とかしない男が急にチャーハンを作る気持ちとか。わかるかい。彼氏が手料理作るとか言い出してキムチチャーハンが出てきた気持ち。わかるよ。すっごくわかる。
その流れは多分ね。チャーハニックエナジーに取り憑かれているんだ。

 


チャーハニックエナジーは忘れた頃、疲れた時にやってくる。どこからともなく肩に手を置いてくる。気づいた時には前世の呪いとともに今まで殺してきた過去の自分の霊と共に襲ってくる。

 


助かるには街角で外道坊に出会うしかない。マーダーライセンス牙と板垣総理には出会わないほうがいい。幕張の方の板垣総理なら尚更である。

 

 

 

長野から帰ってきた。一泊二日。GOTOも使えない時期ではあったが、俺は最後の夏を楽しむべく、あずさ…一号に乗った。8時ちょうどでは間に合わないから。


松本市アルプス公園…そこは天国であった。我々は地獄にぶち込まれたと勘違いされそうだが、そこは天国だった。サンバイザーのおじさんは相変わらずハムをフリスビーするし、ハゲたおじさんはバンドマンの女の哀歌を叫び、裸の男女が客席をクラウドサーブしていた。そこはグッドミュージックとピースなバイブスに溢れた土地であり、俺たちは、そう俺たちは涙を流していた。

 

 

 

 


涙を流し、疲れて東京に帰ってきた俺はチャーハンが食いたかった。ただ、炒めるのすら面倒だった。チャーハンじゃなくて中華丼でもいいなと思ってチャリを漕いでいたが…

 

 

 


青梅街道。向かい側から紫の外道坊がチャリを漕いできたのを見て、俺は天沼陸橋の麓で除霊をしてもらうことにしたのである。

 

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こ、
こ、これは!?!?!?

 

 

 

 

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久々の昼荻窪…そうだこんな雰囲気だったな…

なんて思い出しながら金髪の男のことを考えていた。

 

 

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味玉…メンマ…ここも色々始めたな。

 

 

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天地返し気味にズルっとやれば鳴呼…昼はど乳化率が高いと思っていたがそんなこともなく。

 

 

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割とあっさりめなスープにお醤油ガン効きのしょっぱいブツだった。うめえー。

 

 

 

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メンマ…メンマ…冷蔵庫から出したてだとつめてえ、、、

 

 

 

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全部スープに沈めるべきだった。
味玉ぶち割ってみれば…しっかりめのブツであった。
後半、底溜まりの醤油が火をふいちまったぜ…豚は全部美味かった。

 

 

 

 

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サクッと完食フィニッシュムーブ軽く会釈して退店。

 

 

 

 

帰りは当然ジョナった。

 

チャーハンのことも忘れて隣の席に座ったおばあちゃんのオーダーを手伝った。
一日一善。