歩く
幕末の志士のように歩く
ただひたすら、歩く。自分の心臓を叩き起こすように歩く。
俺の人生において、歩くという行為はかなり重要だと思っている。歩いているだけで、心臓が起きる。身体の隅々に血液を送るイメージを持ち、かかとから踏み込んで爪先で蹴る。
そういうことも出来なくなる状況が続いた。投稿ばかりが溜まりに溜まり、俺、この天気のクソっぷりに毎日涙しながら自転車も家の中で醤油とダブルアップルの香りに燻されてばかりで、どうもよくない。
自転車の話はさておきだ。
俺、1時間や2時間歩くことはザラにあり。音楽の力を借りて歩く。身体を起こし、冴えて来たところで余計なメモをたくさん打ち込んでいく。家で椅子に座っていたところで頭は起きてこない。朝の散歩をし、マックでコーヒーとグリドル(余計なカロリー)を買って井の頭公園でチルする。
こんな朝のルーティンすらも許さなくなったのは、根っからの雨嫌いな俺の性格のなすところである。俺、雨嫌いだから沖縄を出て来たのにもかかわらず、こんなにも雨が続くのはアレすぎるんじゃないかと。
コロナウィルスによる世界的な情勢変化も関係してくるのだろうか。大気汚染の減少が影響しているというのなら、この熱帯気候化、完全なる「雨季」の完成と相成ったというのなら…こんなにも因果なものはないだろう。
ただ、歩けるうちに歩いておくのは正解だった。この投稿もまだ6月初旬の話である。
まだまだ紫陽花が美しい色彩を放っていた時期だ。
ただ、俺にとっては青梅街道に咲き誇る味噌の花。それのみを求めていたのである。
こ、
こ、これは!?!?!?
ハイパー味噌っ子ルーティンによれば今回は坦々麺…最も美しい花弁のお出ましである。
ズルッとやれば嗚呼…美味すぎじゃん…歩いてよかった苦悶式…とか言えるレベルまで一瞬で回復した。
挽肉部から持ち上げてみりゃ嗚呼…なんてもん作るんや…俺、これ食いたいからこそこのエリアから引っ越す気が起きないんだよな。あと荻窪二郎。
AZMSしたブツをブチ割ってみりゃオイオイ…あいつ死ぬぞ…とか言いながらアレだな。
久々の大盛り単品堪能した。
サクッと完食フィニッシュムーブ深々と会釈して退店。
吉祥寺まで強歩して帰宅。
その後、エクストリームストーカーからパパラッチ画像送られて来てマジでビクビクしたのはここだけの話