夜の帳でも抑えられぬ熱波
身体を冷やすことが何よりも楽しみになった。
目まぐるしく雨季から真夏への扉を開いた途端、温い空気どころかマグマのような熱がねっとりと、じっとりと流れてくる。
犬も猫もそりゃ脱走したくなるわ。最近、お召し物を着用しているお犬様をよく見かけるが、アレ実はエアリズム的な機能を装備した冷却服だというから驚きだ。
犬も快適にならねば、この世の中を生き延びることができない。
人間のデブにおいてもまた同じような状況だ。下手すりゃ室内でもアウトだ。部屋の冷房が効きすぎることは救いだが、アレを直接浴びながら寝ると流石に風邪もひく。喉のイガイガは逆食のせいだと思いたい。それもそれで問題なのだが。
こうも暑いと思考力すら落ちる。
先々週くらいまでは梅雨クソ雨季クソ雨マジでウンコと騒いでいたことなんかすっかり忘れていやがる。何か予定を作らねば外に出る気力も全く湧かず。夕方になれば雨くらい降れや、とすら思っている。でも夕方になれば風が気持ちいいことくらいは出不精でもわかるし、外に出てみれば吉祥寺は人だらけだし、夜になれば相変わらず人がいなくなるその隙間というのはなんか一番室内の密が激しい。
外に出て歩いてみても、井の頭公園の木漏れ日は人に吸われている。こんな文句ばっかりの人生だったか?と思ってみても「そうだったじゃん」と別の人格に語りかけられるし。よくわからず、鈍った思考力で思い詰めるものだから余計に体に悪い。
ストレスがたまると食に逃げる。これは子どもの頃から変わっておらず、内臓を余計に痛めつけていることを最近自覚してきた。ようやくだ。
自炊をやめよう。自分の思う通りの飯を食ってストレスを貯めるのも勘弁だ。たまに外に出て飯を食おう。そう思いつつも、こんな写真を見てしまうと俺、もう逃られねえんじゃねえのかな、って悟ってしまうのである。
こ、
こ、これは!?!?!?
エクストリーム味噌っ子ルーティンによればこの日は辛味噌の日であった。ノーマルの味噌こそ久しく食ってないが、矢張り俺にとってはこの多少の辛さが効いてこそのものだと思っている。
辛くないとこ持ち上げてみれば嗚呼…極上のチャーシューまで拾ってしまったのはお手つきだな。味噌美味え…味噌っつうかこの破壊力バツグンのブツはどこまでもブレない。
辛いところズルッとやれば嗚呼…一筋縄ではいかないこの味。足りない語彙力では語ることすら許されない。
「こってり」「やみつき」と書きたくなるが、それは俺の流儀じゃねえ。
たまんねえぜ。
これだけは言いたくなるな。
AZMSしたAJTMブチ割れば嗚呼…こんな失敗もまあ、ある。
ちゃーしゅー飯まで完全に堪能した
サクッと完食当然#完飲制倶楽部 ブチカマしフィニッシュムーブ軽く会釈して退店。
知人とドトールで会談しつつ帰宅。
なんか上原亜衣がミスiDに出るニュースについて「最大トーナメントに範馬勇次郎が出るようなもの」とか木村師範代が言ってたのに爆笑して帰宅した気がする。
そんな梅雨本番の前の頃