いい加減にせえよ梅雨
とまあ、そんな言葉しか出てこないほど鬱屈している。
こうも太陽が出なければ気分が晴れないのは当然で。気温が上がらないのは良いものの、窓を開けるにも雨が入ってくるし、エアコンをつければ寒い。
お布団をかぶって寝るにはちょうどいいが、起きた時には身体も冷え切っている。昨日の晩は湯の花を入れたお風呂でリフレッシュしたのになぁ、なんて肌に問いかけてみれば、流石に30うん年生きたこの身体の張りもだんだんと失われていることを悟る。そして気持ちすらも色々と折られてきているのはいかがなものか。
これが歳か。
そんなことを思いながら青空を見上げてみれば…そこに広がるのは燻んだ灰色の天井だ。
生まれ育ったイングランド、マンチェスターの冬を思い出すよ。
雨の降らない時期は幸せだった。顔色が悪い、とか言われながらも心配してくれる人がいること、それも幸せであった。
私にも一人妹がいる。その妹がお世話になっている店にご挨拶に行ったり、大宮八幡を散歩したりしてはこのまま私は余生を過ごすことになるのだな、などと一人勝手に世の中に絶望をしていた頃。
やたら暑かった日だったことを覚えている。
こ、
こ、これは!?!?!?
エクストリームじゃないじゃん、とか最近言われがちだが、クラシックなもの、評価の高いところは一つしっかり押さえておきたいと思うのは当然なこと。
それが由緒ある永福町草村の血統ならば尚更だ。
ズルッとやれば嗚呼…マジでクラシック。煮干しが控えめに香り、ボディと塩分はあっさり目だ。麺、だけでなくワンタンもかなりの柔め。この辺の磁場がそうさせるのだろうか。
そして割とハードな味わいの餃子…これ3個じゃ足りねえ…むしろ餃子メインで喰いたいと思うくらいのブツだ…
ラーメンも餃子もお米片手に堪能した。
サクッと完食お会計と軽く会釈して退店。
少しばかりお散歩に、とか言いながら歩いていれば、方南町のハナマサにたどり着いちまうのはご愛嬌。
しかしこの頃は暑かった。なんかもうちょっとだけ夏を感じたい。
でないとカビる。って、思ってたのはインスタにこのポストを上げた頃。