三連休のど真ん中など、心がささくれ立つわけがない。
ましてや酒まで飲んでいれば、俺は喜びに満ち溢れる。
わけもなく。
このクソ雨の示すところは「絶望」であり、昼間っから味噌っ子になって昼寝してバンドの練習。楽しいねー、10月にライブ決まりそうで最高ですねー、じゃあ代々木公園に行って七尾旅人先生のライブでも観に行こうかしらんおほほ、おほほ。
などと言っていても
問題は今日の雨
傘は邪魔
私は最近フェスのために用意した雨具の具合を確かめる必要もあるし、防水スプレーまで買って対策すればもう怖いもの無し!完璧だ!!なんて言ってられるわけもなく、私の心はぼきぼきにやられ、家で床に伏せてはもう家を出る気などしなかったのだ。
せちがれえ。せちがれえけどいいんだ。ライジングではバンドセットの七尾旅人が観れそうだからな。
私は某所からの怪電波をキャッチ!尊敬すべき人のインタビューのごときラジオ番組の収録に顔を出せば、なぜか西村という男までサッポロクラシックを持って現れるし、店主は酔っ払い過ぎててアレだったので私の心は完全にラーメンが必要になることは言うまでもない。
夜こそ混む街中華…私は最大限のリスペクトを表明したいのである。
こ、
こ、これは!?!?!?
半年一回の太陽デー!太陽っててんr…って、そういうジョークはとりあえずさておきだ。
硬めの麺をズルッとやれば嗚呼…ビールを飲んだ体に染み渡る。浸透圧高めのスープを堪能すれば俺、なんか心に火が灯ったような気分だよ。
おっきい餃子は当然肉汁はまあまあ、そういうブツを食いたいわけではない俺は矢張り口臭クッサーになるこのどデカイブツを食いたかったんだ…染みた…
ライス付きのセットの方にすればよかったと後悔したのは内緒だ。
だって俺
中途半端なデブだからね!
サクッと完食山ちゃんゴチです軽く会釈して退店。
汁を残す勇気…それは「敬意」の裏返しにもなるということはわかっているんだ。
わかっては、いたのだが。
楽しい夜だからまあ許してほしい。
一生オンザコーナーします