ラーメン二郎連食あるある
抵抗するのに顔喜びがち
ある…あるよね…ガチギレする奴、いないよね。
そもそもの話だ。「今ご飯食べてきた」というやつをご飯に誘う神経って何なんだろう。理解に苦しむ。馬鹿じゃないのか。
ただし私はクレバーで柔軟な姿勢を持つ人間()なので、向こう側の言い分を聞いてみよう。
「えっ、行かないんですか?」
言い分もクソもないね。行くとわかってて誘われる俺が悪い、みたいな顔した髭・モヒカン・タクシーマニアに吉祥寺で拉致られ、俺秘蔵の鳥肌実のポスターをもってこいなどと脅されたのはそう、前橋の二郎まで行って帰ってきた昼13時半過ぎのことだ。
「俵飯食いたいから」などと言われて絶句。
新小金井街道には「二郎空いてなきゃ椿」という鉄の掟が敷かれており、唐揚げ丼なんかどう考えても美味いはずなのにその店には一度も入ったことがなかった。
マジで嫌、本当に嫌だ、などと述べて店前に到着すれば、昼営業はもう終わっていたのだ。
一同絶句。
髭「前橋行く?」
は
いやいやいや
いやいやいやいやいや
横でサングラスをかけて男が「ジュンコ」と叫び続ける。長渕か。
決死の思いで引き留めはしたが、不幸にも髭は遥か遠くの店の住所をカーナビに入れてしまう。
ジュンコを忘れられない男に対し、モヒカンのバーテンダーが言い渡した示談の条件とは。
こ、
こ、これは!?!?!?
初めてプチの食券を買ったよ…勇気のいる行為だった。
だって俺
むしろまだ満腹だからね!
麺引っ張り出してズルっとやれば嗚呼…こ、これはエビだ!マジでエビだ!!
何つーか…とってもワタっぽい味がするけどどういうアレなのか。
相変わらずゴリっとする麺だこと。
プチとは思えないクソデカブタ3つに悶絶。しかもこれ…うめえから困ったもんだよな。
エビ汁堪能しながらなんとか食い進めてたら隣から炙り豚のパスを受けてさらに悶絶。
失神寸前で完食フィニッシュムーブ軽く会釈して退店。
店を出るとスタバでチャイラテ、当然グランデサイズを手にした髭が戻ってきた。
俺の財布には、髭が「フォロワー1万人記念だ」などと言って買ってくれたラーメンの食券…「大ラーメン」の食券が今も入っている。
麺増しするから次回使わせてもらえませんかね…