いつから強いられるようになったのか
エクストリームラーメンを。
自らの業であることはわかっている。もう、諦めすらついている。ちょっとおしゃれな飯を食いたい気分のときだってある。
だからってさ。なんだかフレンチが食べたいとか、吉祥寺で大人気のおしゃれカフェでブランチキメるとか、そんなことしないじゃん。しないじゃん俺。
まあ百歩譲ってゆりあぺむぺるでウィンナーコーヒーを飲んだりすることはあるけど、結局俺は人との触れ合いを求めて阿片窟の如き煙たい部屋に行くしかなかったりするわけじゃないですか。最近なんかパスタ喰っても写真あげないんですよ!
第一ね!
僕に「ラーメン屋さんに連れて行って❤️」
とかいう女の子なんかいないんですよ!!
いても少数!
なんかエクストリームを求めがちで少しばかしクセの強い女の子とか、新卒で既に辞めてえとか言ってるガタイのいい…いやデブな野郎とか、サウナ大好きで最高にクセの強い紫色のギタリストとかしかいないんですよ!!
わかりますか!?
武蔵小杉最強伝説さん!!
ギャル二郎誕生秘話、早く書いてくださいよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
あとは女の子を連れて行くと、きまって俺の丼にバカみたいな量のニンニクをのせるお前さん!
覚えてやがれよ…マジで。。。
とか言いながらも俺に誘いの連絡をくれる奴は他にもいる…髭でアフロのあいつだ。
奴はすっかり車にお熱になってしまった。買って1週間くらいは2回も車をぶっ飛ばしたせいでモヒカンに「こんな車捨てろ!」とか言われてたが、もうすでにしっかり安定して1万キロ近くを走行しているというから恐ろしい。
そしてやつは早朝の洗車が趣味になった。次はワーゲンバスかな〜とか言ってるくらいだからもうサブカルレベルが段違いである。
後ろの席に美人チェリスト()を放り込み、我々は246から世田谷通りを爆走せんと、小さい車で雨に降られながら約束の地に…って、実は「上陸」の予定だったんだがな。
こ、こ、
こ、これは!?!?!?
勇気を出しての麺増しコールにも快く応じてくださったハイパートップスピード維持の店主にも感謝。
素の麺をズルッとやれば嗚呼…美味え。完璧だ。マジたまんねえしこの程度じゃ麺減らねえし完璧だわ。
チャーシューをおかずに麺を食えば…ごめんなさい、もう浮気しませんという気持ちになるよ。
わかるか?この感覚。もはやtかA太かここでしか体験できないやつだ。
惜しげもなく麺ドボンしてズルッとやれば嗚呼…サイコーってやつだよこれが。やっぱラーメンの方がエビ感強い気がするけど、これがまたいいんだよ。
生玉子にも負けないこのブツ。惚れた。
サクッと完食フィニッシュムーブ深々と会釈して退店。
その後は小さいやつで中目まで送ってもらって帰宅。
家に帰ったら友人から自宅栽培の椎茸が届いていた。
じめっとしてるのは俺の部屋だけではなかった。