岡る
山る
いったいどっちなのだろうか。
というのもだ。私は一昨日。大学の後輩である山本ジェット郎という男と飲んでいた。そして札幌ハードコアシーンでも名の通った別の男とも盃を交わし、俺は夜を満喫した。
嗚呼、魚平って、なんて「居酒屋大学感」があるんだろうか。
俺、瑠玖・魚平大好き。たまんねえ。
その後はホワイトルームというロックバーでイエモンとブラックキーズをつまみにさらに酒を交わした。サクッと飲んで帰宅したと思ったら、最寄駅にタクシーがいないという地獄を味わって40分近く歩いたことは秘密だ。
その飲み会のおよそ1時間前、
私は某シーシャ屋、水煙草純喫茶雲 に潜入した。約一年ぶりの訪問であった。
入店するなり
「あ、お久しぶりです。ラーメンの話題できる人いますよ!」
なんて通されてはもう完全に恐縮の極みであった。
10歳以上も上の男性と私はラーメン談義のワルツを踊った。やはりシーシャ屋は大人の社交場である。
そこで得た情報と言葉がある。
「札幌の免許取りたて大学生が決まって集うのは山岡家」
「若者は山岡家に行くことを
『岡る』『山る』と称する」
というものだ。
バカでぇー!と、ピスタチオをつまみながら腹を抱えながら笑って話を聞いていた。思い出すだけで札幌に帰りたくなってきたのでそろそろ本題に行こうか。
その前日!ラーメン二郎札幌店にフラれた俺は信月で美味しい塩しょうがラーメンを喰らったわけであるが、そのストーリーに呼応して俺に連絡してくる山岡家オヤジがひとり!!
贈り物とともに『山岡家ミュージック』のリンク!
私は同級生とカラハナで楽しい酒を飲んでいたにもかかわらず、店を出る直前からすでに脳内は、すでに頭脳内は山岡家に染め上げられていたのだ!!
岡っちゃってんの!
こ、
こ、これは!?!?!?
俺はわざわざこれを食うために…信月でライスをつけなかったんだろうな!
店内はほぼ満席大学生めちゃくちゃ多め!!後から思い返せばの会話は間違いではなかったのだ。
昔この店で食った辛味噌は最悪だったが…今回は大満足間違いなしのビジュアルである。ブラジルおじさん薬味ネギAZMS!!
麺ズルっとやれば嗚呼…硬めの麺美味すぎないか…北海道の山岡家の麺、マジで好き。ネギ絡めたら余計に好き❤️たまんねえよまじで。
チャーシューは矢張り甘めのブツでどこまでも山岡家感じた…ライス一杯じゃ到底足りなかったし中盛りにすりゃよかったなと後悔するものだった。
ノリ余っちまったのでエアーライスで乾杯!
サクッと完食フィニッシュムーブ軽く会釈して退店!!
石狩街道は俺にとって井の頭通り並みに大切なものかもしれん。
そんな道を歩きながら俺は、全然見つからないコンビニに絶望しながらも麻生方面に歩いたのであった。
家系なくても山岡家ありゃいいな