名前をつけてやる
この感情に。
その名も 「ホームシック」である。
どう考えても北海道は過ごしやすかった。
何だろうあの短期間滞在の罪深さというやつは。
滞在期間およそ2.5日。その間「住みてえ」と思った瞬間プライスレス。
おっかさん俺、うどん屋になる!
などと一閃、私の大喜利センスは大したものではないなということを自覚したのだ。冒頭に反応したスピッツファンはコメントするように。
しかしながら私にとって足りないのはどう考えても#味噌スタシー のそれであった。北海道に帰り、私は味噌ラーメンを食わなかった。山岡家のコチュジャンだけだ。なんとかにみそも食わなかった!!
俺としたことが…今時期はオホーツク海産の毛ガニが実は美味いらしいな。ちなみにウニは食うことができた。
朝飯にちょろっとではあるが、ミョウバンなしのウニは本当に美味い。たまらないものがあった。そういやがんこでウニラーメンってあったか?
そんなわけである。我が愛する狼スープと千寿に行けぬまま、私は東京の土地を踏んでしまった。
私を迎え撃ったのは…とんかつハスラーであった。
彼は数日前からずっと「ふっく行きてえ」と言い続けており、
「なんならキリヲさん帰ってくるの待ちますよ。ふっくでどれくらいイキり散らしてるのか見て某匿名板に書き込みしてやりますよ」と宣い、
挙げ句の果てには
「すでに味噌っ子ふっく@荻窪 担々麺+チャーシュー+メンマ+チャーシューご飯 キリヲさんAZMS!!」
とキャプションまでもう書いているなどと言うのでわたしは心底不安になった。
荻窪駅に降り立ってみれば当然の雨。さめざめと降る中、私はフードをかぶって酸性雨から身を守り、歩いた。青梅街道を。
山岡家おじさんの話題をふりながら歩いた。
店前でなんとか雨をしのいで私は迷いに迷いつつ、ちゃーしゅー飯を頼まなかったことを後悔したのである。
こ、
こ、これは!?!?!?
東京に帰ってきていきなりこんなもん食ったら心臓発作で死んじまうな…最高のブツじゃないか!さすがにここまでフォトジェニックなラーメンは札幌にはないだろう。
天地返してズルッとやれば嗚呼…シビれた…シビれつつも包まれるこの感覚…美味すギルティだ!懲役されてぇほどにギルティである。
しかし横で食ってるちゃーしゅー飯…俺本当になぜ…とか言いながらも自分でチャーシュー乗っけて食ったりなんだりまあ大満足だよね。あー、でもしょっぱいお醤油を堪能できる唯一の手段!いつか醤油ラーメンやってくれねえかなぁ。
サクッと完食当然 #完飲制倶楽部 ブチカマしフィニッシュムーブ深々と会釈のち立ち話して退店。
戻ってきて早々バンド練習したりなんだりで割と忙しく動いている。
目下の最たる問題は、忙しすぎてジムに行けず体重を計っていないということだけだ。
ちなみに最近ガンを患って死ぬ夢を見た。