フロムムサシノ

エクストリームラーメン専門家。ラーメンブログ史上最強の駄文による記録。

貫徹家 『ラーメン チャーシュー切り落とし カイワレ 玉ねぎ ライス』

 

 

 

 

 

 

 

 

1週間ってこんなに長いんだ

 

 

 

 

 

 

 

って事実9日間だったという

 

 

 

 

 

 

 

なんか2日違うだけでかなりの違いがあるというか。7泊8日ってならまだしも8泊9日は結構なボリューム感だった。

 

 


その上、不安なことが多すぎた。はじめての倉庫泊、未知の業務と人々から受け入れられることの不安、そして…Covid19問題。明らかにこのフェーズに差し掛かって何の問題にも着手しない印象を持たせるような無能感。ちょっと前に責任全部押し付けて逃げた前首相。明らかに藁にもスガる気持ちには全くなれず、多分このままただただこの無能の人をおろしたところで、また汚い心臓に取り替えられることは容易に想像できる。
野党第一党にも全く期待できんのが悲しすぎる。

 

 

 

 

上記の理由から、かなり大きなプレッシャーに押しつぶされて過ごしていた。帰る頃には疲れ切っていた。先に暖かくなった地域ならば花粉も先に収まっているのでは、とアレしていた俺は最終日に薬を切らし、両方の鼻に詰め物をしてマスクをし、1分間に約3回のハイパーくしゃみブラストをブチキメた最終日は本当に、ただただくしゃみで辛かった。あんなに辛いくしゃみ時間、今シーズンは3回くらいしか経験しなかったから尚更辛かった。

 

 

 

世話になった人たちに挨拶をし、俺は最後にさわやかくらい食ってやろうかと思っていた。もうすでに日は暮れて、俺の気持ちもたそがれていく。

 

 

 


初志貫徹

 

 


ラ・ムーの声の如く降り注ぐ幻聴に悶えながら俺はライディーンにフェードインすることにしたのであった。

 

 

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こ、
こ、これは!?!?!?

 

 

 

 

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最終日くらいブチカマしてやらんとな。とか言いながら頼んだのはいつものセットに玉ねぎとカイワレ。

 

 

 

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カタメオオメとか言って混乱させちゃって全く初志貫徹してない。
見ろ、美しい黄金色だ。

 

 

 

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日本の夜明けは近い。

 

 

 

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ズルッとやれば嗚呼…これもまた最高のチューニングだ。

 

 

 

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チャーシューも至高の仕上がり。厚切りAZMSなブツに舌ブラストビートを打つ。

 

 

 

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ねっとりAJTM最高のブツも堪能した!!
思い残すことは何もねえ。

 

 

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サクッと完食フィニッシュムーブ深々と会釈しスケートリンクを滑降して退店。

 

 

 

スーツケース回収して新幹線の切符買って帰宅。


東京駅まで完全爆睡。

 

 

 

三鷹まで乗り過ごす危険察知して肝を冷やした。
そんな人生だ。

 

 

 

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カツカレーのジャイアン 『Mサイズ』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

余裕のある朝を過ごす

 

 

 

 

 

コーヒーを飲んで身支度を整え、ネクタイを締める。

 

 

 

 

ドアを開けて外へ出る。目の前に広がる住宅街、ビルの隙間から覗く朝日、小鳥の囀り、カラスの鳴き声、真下の公園での老人たちのラジオ体操、朝イチの波乗り、催す便意

丁寧に入れた一杯のコーヒーが染み渡ったのを確認し

新聞を畳んだ一連の幸福な作業をしっかりと思い出せるのにも関わらず

家を出るときにちゃんと鍵をかけたか思い出せなくて泣く。

 

 

ケトルの中の水をほぼ使い切ったにも関わらず、ちゃんと電源を落としたかわからなくなる。

 

 


おまけにトイレの水を流したかどうかも定かではなくなる。

 

 

 

 

 

 


そして大体想像は当たっていた。駅の改札の前で鍵にくくりつけたSuicaが見当たらず、汗だくでダッシュして家に帰ってみれば玄関に鍵が刺さっている。念のために家の中に入ってると、ケトルは当然自動でスイッチが跳ね上がっているし、トイレも流してある。気を取り直して駅に向かう途中、気の狂ったジジイに絡まれて朝の気分は最低で終わる。

 

 

 

 

 

 

余裕のある朝を過ごす。

 

朝飯はいいや、母さん。あんたちょっとそういうことは早く言いなさい。うっせーな俺だって予定あるんだよ。あんたがちゃんと言わないからお母さん無駄骨じゃないのよ。昼に食えばいいだろ。あんたは別れた父さんと一緒よ!

家父長制に甘んじて生み出されただらしない長男坊!!あんたなんか産まなきゃよかった!!!

 

 

 

 

ハッ!夢か…今日はジャイアンとの大事なレース。早く両替町に向かわなきゃ。

 

 

 

そう意気揚々と歩いた俺は東海道を渡ったところで不幸にも黒塗りのサラブレッドに追突してしまう。

 

 

 


使い道のない下半身をかばい腹部上層と肝臓に重傷を負ったキリヲに対し、
種馬の主、ジャイアンが提示した示談の条件とは…

 

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こ、
こ、こ、、、れは…??

 

 

 

 

 

 

 

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島と呼ぶにはあまりにも巨大。核弾頭というよりもバスターマシン3号レベルの縮退炉搭載。

 

 

 

 

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これがカツカレーの特異点か。

 

 

 

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カツカレーか!?どういうこと!?

 

 

 

 

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とか言いながらニンマリしながらアチャールっぽいものを摘んでいく。アチャー…ル?違う。この前菜的なものはあまりにも強大だ。

 

 

 

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カレーをパクッとやれば嗚呼…甘え…どうやらこのスタイルを守ったままほぼ毎日メニューが変わる仕組みらしい。なんかがんこラーメンみたいだな、と思いながらもこのオレンジピール入りのカレーの甘さはヤバすぎた。

 

 

 

 


完全に脳汁出た。

 

 

 

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カツもスパイシーで美味い。

 

 


載っているモノが多すぎてよくわからなくなったがブレの範疇。
堪能した。


サクッと完食軽く会釈してレジに1000円投げ込み退店。

 

 

 

 

 

だいぶ頭ぶっ飛んでしまった。
取材終えて帰還。

 

 

 


あまりにもやばかったジャイアン
これっきりにはしたくない。

 

 

 



ラーメンショップ静岡1号店 『ネギラーメン餃子セットしょうゆ』

 

 

 

 

 

 

朝ラー

 

 

 

 

 

 

 

 

朝、ラーメン。

 

 

 

 

なんていい響きだろうか。朝からラーメンを食っても許される。というか、食うことを許される。

 


意味が全く違う。まったく、違う。ラーメンを食っても許されることと、食うことそのものを許されるのでは意味が違う。

 

 


そもそもの話、朝にラーメンを食うことを許されるということは、朝からやっているラーメン屋があるということである。当たり前のように朝にラーメン屋がやっている状況があるならば、そこから食ってもいいか悪いかの話になってくる。

 

 


何が言いたいかというと、朝からラーメン屋がこんなにやってる隣町がある事自体が若干おかしいと思っていた俺は、静岡市にいた。ぶっちゃけ隣の町じゃなくて本当によかったと思えた。

 

 

ところで、やはりここは車文化。というか、車を持つものが圧倒的に有利に動けるのだということはなんとなくわかった。地方都市は何処に行っても一緒ではあるが、車を持つ持たないの差がとてつもない。

 


しかし、静岡市内だけならなんてことないんだろう。交通量もそこまで多くないし、そうなればバスが遅れすぎることもない。みんなしっかり電車をつかっており、夕方には乗車率100%と見てもいいんじゃないかと思う。とても過疎地域なんかではなく、下手すりゃ札幌レベルの町の盛り上がりがある気すらしてきた。

 

 

 

 

なんだかんだ凄いことだな、と思いながらも、じゃあ俺の足は?
ファミマに溜まる朝の職人たち。俺の方を見てクスクス笑う連中。何がおかしいのか…?

 

 

 


俺は愛車となったキックボードを駆って朝6時半に用宗街道を爆走したのであった。

 

 

 

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こ、
こ、これは!?!?!?

 

 

 

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ラーショそのものってなんかもう3年くらいぶりなんじゃないか。メニューについても大して調べずまあネギラーメン食っとけと思ってたらまぁセットものの多いこと。


手作りっぽかったので期待して餃子ネギライスセット。

 

 

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うむ…ネギの藪だ。

 

 

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麺引っ張り出してズルっとやれば嗚呼…朝ラーメンって沁みますね。朝っぱらからネギの香りを纏うなんて最高ですね。

 

 

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餃子…餃子はまぁブレの範疇。

 

 

 

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胡椒ぶっかけてアブラ多めのスープを堪能した。

 


サクッと完食「ドエス」と書かれたTシャツを着たお姉さんに軽く会釈して退店。

 

 

 

 

帰りはセブンイレブンでクスクスやられ、小中学生にもニヤニヤされた。
いい朝だったな。

 

 


朝ラーメンはしごしてえ

 

 

 

 

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貫徹家 『ラーメン中 チャーシュー切り落とし 九条ネギ ライス』

 

 

 

 

 

 

 

 

ハマり症を解消するには新世界開拓しかない

そう思っていた時期が俺にもありました。

 

 

 

 

 

 

 

 

本当にこれは対処療法しかない。ハマらないようにする、ということが難しい。俺の理性というものはどうしたって欲望に対し連敗を喫し続けているわけで、じゃあただ単に我慢する、ということになれば、手と首筋のアトピーは爆発的に広がり、ただでさえ曇り模様のお腹はピーピーになってしまう。

 

 


自分との距離のとり方も難しい。年々おかしな事になってきているのが辛いところである。

 

ライフスタイルを見直すきっかけとなっている気がするのが今回の静岡出張であった。その生活を経て、生きていく場所、生きていく方法、生きていく姿勢、自分自身にとって大事なものを色々再確認している。どうも夜が深くなるにつれて物事を考えるクセは取れず、考えるほどに頭を垂れ、無駄な思いとチンチンをいじる時間を削って綺麗サッパリ寝たいと思うものの、「疲れてない」「疲れたことない」「寝たくない」とかダダを捏ねて「わがままですよそれ」なんて言われてしまう俺の人生。

辛い。どうしたって辛い。こんなんだからどんどんぶっ壊れて良くない方向に進んでいき、話の種としては面白いみたいなことを考えてしまう。

 

 

 

それでもなんというか、俺にはやらねばならないことがある。社会的使命ではなく明らかな自己満足のブログなんだが、これを彩るバカなブツが食いたいと思っていた。

 

 

 


正直、静岡のことをなめていた。東京みたいな早仕舞いとか、そんなに起こり得ないと思っていたらそれを軽々とやってのける店よ。

 

 

 


それでも半分覚悟していた俺は素早く気を取り直し、代替案と言うにはあまりにも価値のある一杯を食いに行ったのであった。

 

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こ、
こ、これは!?!?!?

 

 

 

 

 

 

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今回の旅での2回目。もはや静岡における俺の食堂。昼営業の終わり頃に優しい笑顔で出迎えてくださったお店に最大限のリスペクトを。

 

 

 

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俺を救ってくれたのは九条ネギさん…おかげでチャーシューが見えません。

 

 

 

 

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あなた達にも感謝を。

 

 

 

 

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ズルっとやれば嗚呼…最高に美味え。濃いめアブラ多めが絡みつく、というよりは纏い付くヤワメのアチアチ()麺本当に美味ぴょい伝説だぜ…

 

 

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沼に浸した海苔で巻くライスはどんな軍艦巻きよりも満足度が高い。

 

 

 

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dktyゆずりのねり唐辛子ぶっこめばもはやにんにくいらず。

 

 

 

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AJTMAZMSしたブツぶち割れば…本当にごめんなさい…
堪能した・

 

 

 

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サクッと完食フィニッシュムーブ深々と会釈しスケートリンクでずっこけそうになりながら退店!

 

 

 

と、いうわけで。
色々合って色々とずれ込んだわけだが。

 

 


無事にジャイアンを食うことができたのか?
続きはもちろんトランキ

 

 

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貫徹家 『ラーメン中 チャーシュー切り落とし ライス』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

静岡に行ってきた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一応、仕事で。

 

 

 

 

 

 

 

 

一応、って、いや、一応ってこれ、あの、照れ隠しとして一応って言ってしまって、嗚呼いやその、とか言いながらもわりかしガッツリ働く気でいた。

 


なんだかんだバカみたいに酔っ払うまでは黒子でいることに徹していた(酔ったら本当に楽しくなっちゃってダメだなー)し。

 


ただたんに友達に「遊びに来て」って言って本当に2人来てくれたこと(結果的に彼らも仕事のような気持ちが大きかったかもしれないが)には本当に感謝してもしきれない。

 


直前に完全に個人的な事件を起こしていたことはさておき。その代償がこの後響いてくるのもさておき、だ。

 


飯も美味かった。結局しきじは一回しか行かなかったが、用宗みなと温泉の使い勝手は大変良く、かなりの回数お世話になった。シャワーもないところに8泊したからまぁそれも仕方ない話。かなり過酷な条件下で、仕事についてはそつなくこなした感じであった。

 

 

結構過酷な1週間であった。倉庫の中でテントを貼って過ごす生活で心も休まらないように見えたが、俺にとって学びとなる瞬間は非常に多く訪れていた。そもそも生活を始めた頃にはなんの心配もなく、ただただ雨と事前の事件のせいで心身的不調が来ていただけであった。あんまりいろんな覚悟がつかないまま、フラフラと静岡まで行っていたかもしれない。

 

 

 

 

なんというか、まずは栄養補給。頭の栄養を整えばならないと思っていた俺は…呉服町通りをバクシンバクシンキメたのであった。

 

 

 

 

 

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こ、
こ、これは!?!?!?

 

 

 

 

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待ち望んでいた…これを食える日をよ。明らかに家系でも亜流の洞くつ家を完成させたのはここんちの店長と松くんだったんじゃないかと思うのだ。

 

 

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切り落としチャーシューめちゃくちゃ多くて嬉しい。なんかいろいろAZMS!!

 

 

 

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ズルッとやれば嗚呼…何も言わなくてもヤワメで出してくれるこの愛情。。。

 

 

 

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生きてて良かったと思う美味さよ。

 

 

 

 

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海苔でライス巻いたりAJTMぶち割ったりして…

 

 

 

 

 

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本日のAJTM割り30点です。
堪能した。

 

 

 

 

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サクッと完食フィニッシュムーブ深々と会釈しステッカー貰って退店。

 

 

 

 

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仕事を済ませたのち、宿に帰ってルームシェア相手と深夜まで語り合った。
いい夜のスタートとともに気持ち浮ついていった気がする。良いことだったんだが、俺の問題。

 

 

 

 

 

 

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ラーメン健太 『ラーメン 替え玉×2』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まさかここまで急激に流行るとは思っていなかったというか

 

 

 

 

 

 

 

今のご時世はインスタとTwitterで回ってるなと思わされる。

 

 

 

 

 

 

それも別に悪いことではない。当然の評価を得られたと感じるものに関しては、何も文句はない。

 

 


流行には2つの傾向がある。例えばタピオカや唐揚げなどの「概念」そのものが流行する場合。これは別にどこで食っても、どこで手に入れたとしても流行に乗ることができる手軽さがある。なので提供店も乱立し、あっという間に本物しか残らなくなっていく。

 

 

 


店そのものが流行る場合はどうだろう。ラーメンというコンテンツは確かに需要が大きいが、趣向性のバリエーションが豊富すぎる。その上、調理の味・クオリティの差が出やすい。店の雰囲気や明るさ、綺麗さというのもある。話題性というところも大きい。
だからこそ、一度流行って仕舞えば忘れられることもない。よほど何かが変わらない限りは見放されない。ただし、何かが変わってしまったら一瞬で見放される危険性がある。

 

そしてその後を持ち返す、というのはなかなか難しい。タピオカも唐揚げも持ち直すのは難しい。一度高いところを見るとそれを持ち直すのが本当に難しい。栄枯盛衰。この古語が表すこの世の真理は、確かにそこに漂っている。

 

 

 

 

 

では、この高円寺に昔から存在していたこのお店はどうだろうか。


確かにビジュアル、並びに居酒屋としての人気を考えると非常にそそられるものがあったが、夜のみの営業、飲み屋としての側面が大きく、なかなか食指が動…足が向かなかったというのは正直なところだ。今年に入ってからの緊急事態宣言での休業・福岡修行(というか巣帰り?)を経てこの3月に完全なるラーメン屋として昼のみの営業になり、2ヶ月で高円寺の新たな新名所になったと言っても過言ではないだろう。

 


Twitterを開けば週5でここのラーメンを食う人続出。明らかに過剰なラーメン好き以外の人も巻き込む魅力があるからこその大ブーム。
そもそも人気居酒屋をやるほどのスキルがある店主。ここまで流行るのは当然のことだとも思う。

 

 

 


最高のリスペクトを胸に秘めて俺はまだ豚くささに塗れることにしたのである。

 

 

 

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こ、
こ、これは!?!?!?

 

 

 


とか言いながら毎回同じビジュアル見て飽きま…せん。

 

 

 

 

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周縁を取り囲む白濁。油膜を通して映る濁り。
箸を差し込むことを躊躇うほどに美しい。

とか言ってねえでカタメと言ったならさっさと食え、俺。

 

 

 

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ズルっとやれば嗚呼…やっぱ好きなブツ。最高に好き。白濁こそが豚骨ラーメンだと思っていた俺の世界の狭さと、新たな世界を見に行きたい気持ちがめちゃくちゃ高まっている。

 

 

 

 

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替え玉ぶち込んでニンニクと胡麻ぶち込んで食う。

 

 

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もう一回替え玉して高菜とキクラゲをぶち込む…これが世界か。
堪能した。

 

 

 

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サクッと完食当然 #完飲制倶楽部 ブチカマしフィニッシュムーブお会計軽く会釈して退店。

 

 

 

最高のブツを食らって旅立ちの準備完了。
そのまま新幹線で博多まで行きたい気持ちをグッと堪えた。

 

 


本場体験してえ。

 

 

 

 

 

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ラーメン二郎 荻窪店 『小豚 生玉子』

 

 

 

 

 

 

 

 

遺言

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最後の晩餐

 

 

 

 

 

 

 

 

 

身辺整理

 

 

 


全てが別れのための準備であり、どことなく悲しみが漂う儀式的なものだと感じる。
別れの当事者は誰なのか。ふと疑問に思ったことがある。

身辺整理というのは、自分の財産や思い出を、自分より先に、自分自身で供養する行為のことを指す印象がある。莫大な財産、使い道のない土地、家、衣類や本、その他家財など。自分自身の手で供養しなければならない。おそらくその時に、その対象について擬人性を感じ、喪失感を覚える場合もあるのだろう。あっさりものを捨てられないタイプの人は、多分「もの」に支えられて生きている。「もの」すらも伴侶対象として感じている。俺はどっちかというとそういうひとでありたいし、そういう人こそ抱きしめたくなるような気がしている。

 

 

 

 

 

遺言、か。
そういえば最近、『俺の家の話』というドラマを一気見した。クドカン脚本、長瀬&西田敏行。この3人が揃ってしまうとどうしてもチラ見せずにはいられなかったのだが、どうも最近はTVをつけるという行為そのものに対する抵抗がすごく、予約してまで見る気にはならなかったし、何よりも私生活と仕事でなかなか忙しかった。

 


内容は割愛するが、家族という単位の社会において、その構成員同士の関係・距離感の変化、役割の再確認などをさせられつつ、喪失と悲哀、それを隠すクドカン流の笑いにまみれた10時間ほどを感じさせてもらった。

 

 

 

 

最後の晩餐。
どうも俺はこれを一人でやりたいと思うようである。みんなで食べるから美味しいもの、という感覚も希薄だ。俺はガキの頃からずっと一人で作った飯も楽しんできたから。

 

 


誰かに作ってもらうのが当たり前な生活とはかけ離れたところに生きてきたからこその冷たさと、作ってくれる人に対する思いやりが生まれたのかもしれない。

 

 

 

 

 


贅沢は言わない。人がいなくてもいい。品数が多くなくても構わない。晩餐と言いながら俺は大きめの丼に打ち込まれたラーメンを食べることが、俺の最後の一時であってほしいとじんわり思っている。

 

 

 


というわけで出張前になにか食っておく必要がある。当然のことだ。

 

 

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こ、これは!?!?!?

 

 

 

 

 

 

 

縦長サムネ表示されてる?

 

 

 

 

 

 

 

 

されてたらいいね。

 

 

 

 

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こ、
こ、これは!?!?!?

 

 

 

 

 

 

 

 


Oh,,,相変わらずのド乳化…か?なんか家系みたいなスープの見た目。

 

 

 

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豚は相変わらず天沼陸橋超えのウォールズオブなんとか。

 

 

 

 

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山麓には雲海が広がっております。

 

 

 

 

 

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ヤサイは久々のゆずぽんずで楽しんでしまいましょう。

 

 

 

 

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さあ意を決してズルっと…の前にブタの絨毯。とんでもない量だ。下手すりゃ仙川より多いかもしれん。

 

 

 

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ズルッとやれば嗚呼…麺の旨さについては言うまでもなくハイクオリティ。少し硬めに茹で上げられたブツは、表面だけ異様に乳化したスープを掴んで離さない。なんだこれ…いつもの荻窪と同じ感覚なんだけどなんか違うこれ!!!

 

 

 

 


とかなんだとか言ってたらサクッと食い終わってしまった。
生玉子にラー油垂らすの完全に忘れてたし。

 

 

 

 

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サクッと完食フィニッシュムーブ軽く会釈して退店。

 

 

 

 

なぜか大事な物を無くしたことに気付いたりして少しずつじわじわライフを削られていた。
まあそんなこともあろうな(2回目)

 

 

 

 

 

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