フロムムサシノ

エクストリームラーメン専門家。ラーメンブログ史上最強の駄文による記録。

自家製中華そば としおか 『冷やし油そば中盛りラー油 メンマチャーシュー(小)辛味』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

世間のスピード感についていけない

何もかものスピードが早すぎる

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

目まぐるしく変わるニュース。どんだけ流れて行くんだ零細トピック。ワイドショーの時間にテレビなんかつけないから、何が世間的に注目させられているかはわからない。個人的にアレなのは都知事選、そして河井夫妻の逮捕だが、どうして誰も気にしていないのか。誰も気にしていないフリをするのか。


海の向こうでは#blm のタグが掲げられ、デモをしているというだけで「暴動」と思わせられがちな(そして多種多様な)人々が口車に乗せられ、人種差別的価値観はより一層人々の溝を深く掘った。その溝が墓穴となることを思い知らせてやりたいと思うばかりである。

 

 


それ以外は本当にどうでもいいニュースが常に消費されていっている。他人の浮気や離婚に興味ある?つまらん。ただし、多目的トイレがダンスホールと化したアレだけは人間の持つ極限の欲情の成れの果てと、抱かれた側の悲しい性が図鑑化されたという功績はある。男にも女にも等しく馬鹿はいるわけであり、完全に喧嘩両成敗の話である。俺は佐々木希を嫁に迎える準備ができている。

 

 

 


もはやこのネタすら賞味期限気味だ。俺はこの一週間、楽しい時間もあったが基本的に体調不良で精神まで死にかけている。俺どうなっちゃうんだろう。何がそんなに辛いんだろう。家で一人でいるのが本当に辛く、かといってどこかに行ける状態にもなかなかならない。

 

 


イカレタノハオレダケ キミハスコシマトモダ

 

 


今宵の共犯者たちへ捧ぐバラッドもすっかり書けないまま6日も投稿を開けてしまい、先週の𝓜ネタが霞んでしまったことを俺はとても悔やんでいる。

 


そんなわけでもう、いつのものかもわからなくなった画像を俺は掘り出してくることに成功した。

 

 

 

 

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こ、これは!?!?!?

 

 

 

 

 

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夏にゃちと早いが春とも言えない時期

 

 

 

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俺、このために自転車を直していたと言っても過言ではない。

 

 

 

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赤い…食欲の色である。

 

 

 

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ズルッとやれば嗚呼…素の麺を堪能することは叶わなくなるが、花椒っぽいスパイシーさが俺のハートに火をつける。

 

 


底からよくかき混ぜてズルッとやれば嗚呼…反復は強調手法だ。

 

 

 

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バンドマンはそれをわかっていない。

 

 

 

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繰り返される諸行無常、蘇る性的衝動。

 

 

 

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美味すぎだろ…自転車直してよかった…気持ちがだいぶ治った瞬間だった。

 

 

 

 

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辛味ニンニク使いつつ当然スープ割まで堪能した!

 

 

 

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#完飲制倶楽部 ブチカマしフィニッシュムーブ軽く会釈して退店。

 

 

 

 

 

海苔を手にした横の男はわざわざ「俺が巻くのはポリスと麺だけ」とか言っていた。
あれもう2ヶ月近く前の話?やばくね?

 

 

 

 

 

 

 


ところで僕も唐揚げが好きなんですが、田中みな実のハートは掴めるでしょうか。
あと夜眠れる方法を教えてください。Gのトラウマを消す方法も併せて。

 

 

自宅ラーメン 『ラーメン二郎ひばりヶ丘駅前店 テイクアウト』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

トレースする

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

凄く便利な言葉を覚えた。

 

 

 

 

基本的に横文字が嫌いである。横文字ダメ。ついていけない。イノベーションだとかソリューションだとか、思いつかないくらい横文字が嫌いだ。ソリューションに関しては、「粗末なイリュージョン」と覚えていたラーメンズファンは多いことだろう。

 


トレース。追跡、敷き写し。トレース・クシュリナーダ。フェルナンド・トレース。くだらないことを言ってないで早く続きを書け、本題に入れと言いたいところだろうが、なんかやはり32を過ぎた頃から異常なほど駄洒落が増えたのはなぜか。

先だって「異常なラヲタ力」と評される平行世界のラーメン官僚が

「デビルクラフトでたらふく飲んでちえちゃんラーメンで〆る。これぞデブるクラフト!」

 

などというびっくり仰天ギャグをLINE上で披露し、私は即刻既読をつけたことにより、奴は送信取り消しも出来ずに立ったまま西武線内で絶命したという。

 

 

 


ぶっちゃけて仕舞えば私のインスタのキャプションは結局先人たちのトレースでしかない。某「ラーメン二郎を年間408杯食べた」人「他人のコメ欄に長文をぶち込む喜びを覚えた」(誇張表現)と言っていた。私はまだ、その域には達していない。

しかし文字数3,000に近づくキャプションを日頃から書いているインスタグラマーなどまずいない。私がオリジナルであるとともに「誰もお前のことなんか尊敬していない」と言われることすらも快感に思えるのはアレなことだと思うのである。

3000文字なんか書いたことないけど。


とにかくだ。私は長文を書く先輩たちを見習いながら、より長い文章を書くことによって無駄なオリジナリティを獲得してしまったのだ。

とか何だとか言ったらラーメン屋の真似も上手になってきた。

 

 

 

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あくまで真似でしかないが、この日は運動のために某所まで自転車を漕いでみた。

 

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夕刻、身体と心の重さ、縛りつけは、国宝の笑顔と気さくなビヘイビアによって吹っ飛んだような気分になったのである。

 

 




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こ、これは!?!?!?

 

 

 

 

 

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惚れ惚れするよこの野菜の盛り。上手になったものだ。

 

私は麺を伸ばすことなくスピーディーに盛り付け、そして野菜を喰らっていった。

 

 

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ニンニクについては後述。

 

 

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野菜の下からブタさんがコンニチワーする仕様もそのまま踏襲。もう少し熱が加わればよかったな

 

 

 

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と思いきや

 

 

 

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奥にある俺の作ったひばりインスパブタもまた、完璧な仕上がりだ。

 

 

 

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麺引っ張り出してズルっとやれば嗚呼…美味すぎ非乳化ひばりヶ丘やんけ…酸っぱいとか言われてたけどそこまで感じず。むしろ美味いじゃん…

 

 

 

 

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ニンニクも国産もしくはスペイン産のをチョッパーで細かめにすればそれっぽくなるものよ。

 

でもぶっちゃけ家で食うなら中国産くらいが優しくていいかもしれない。国産、刺激が強すぎ。

 

 

 

 

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ひばりブタに胡椒ぶっかけて堪能した。

 

 

 

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サクッと完食フィニッシュムーブ軽くお片付けして終了。

 

 

その後、家に最強の客を招き入れるというビックイベントが起こる。

 

 


ところで…熱海の温泉の夜の19番ホールってどこですか?


自宅ラーメン『家富士丸』×2

 

 

 

誰がネギを焦がしたのか

歴史を巡る至上命題である。

 

 

 

 

 

 

 

過去の答えを引っ張り出すのには非常に苦労する。中国4000年の歴史、なんて言われてたのがもう20年も前の話だから、当然4020年の歴史だろ。4020年までずっと友達でいような。

 


誰がネギを焦がしたのか。それは概ね問題ではなく、料理という発明がいつから存在したのか、誰が骨を煮出し始めたのか、うつ病は遺伝子レベルではなくウイルスの影響である、なんて言われても「なぜ今更」としか言いようがない。

 

ウイルスの影響、というのなら確かにそれは一子相伝の秘儀だ。お父さんが口で離乳食をほぐして子どもに与えることにより、将来の虫歯の方向性も定まるという「説」もあるしな。

 


何はともあれだ。私がネギを焦がしたブツを初めて食ったのはおそらくがんこだ。一度だけ一巡目のがんこでカウンター上に大量の焦がしネギが置かれていたことがあった。それはそれはテンションが上がり、ほぼ一巡目のお客さんで使い切ったことを覚えている。

 

 

 


そして先日のとしおかだ。念願の焦がしネギを目の前にし、私は帰宅後すぐに家の目と鼻の先の八百屋でネギを買って刻んだ。

 

 


しかし焦がしネギにあうラーメンを作れるだろうか…答えは簡単だ。
自己満足と腹を括ればなんでも美味い。

 

 

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こ、
こ、これは!?!?!?

 

 

 

 

 

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俺は自らを騙くらかすことを決めた。

 

 

 

 

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某所のブタを冷凍庫から取り出せば、俺の選択肢は富士丸のストックと相場は決まる。

 

 

 

 

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ズルっとやれば嗚呼…このマルちゃんの麺にも飽きた頃だがスープと焦がしネギが美味けりゃ無問題だ。

俺はまたはるか昔viewsicナンバガ特集、2000年のライジングサンの会場でDMBQ最高〜!と叫んでいたお姉さんのことを思い出していた。何回目だ、これ書いたの。

 

 

 

 

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生玉子潜らせればこの腕肉…マジでうまかったな。

 

 

 

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そしてこ、これは!?!?!?

 

 

 

 

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翌日はメンマも煮て富士丸のぶっとい麺堪能すれば嗚呼…

 

 

 

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やっぱこれだよこれ…

 

 

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めっちゃぶっといのを見つけることができるのも富士丸麺の良いところですね。
サクッと完食フィニッシュムーブ軽く会釈して終了。

 

 

 

 

本格的に暑くなりそうなこの頃だったが、まだ色々と友人に助けられている始末。

 

 


病院ついでに某店とか行ったが…まあそれはまた別の話。

 


助けてクレペリン検査

自宅ラーメン 『中華そばみたか持ち帰り』

 

 

 

 

 

 

食う飯にも困る

なんてのは「家庭」という集団からよく聞こえてくるぼやきだ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

聞こえ方次第で二通りの意味になる。「その日の飯代に困る」という場合と、「何を食ったらいいか」である。

 


私のようなまあそれなりに稼ぎがあり、全国平均所得とやらと比べればまあ少しは、というレベルの独身であれば、ぶっちゃけた話何不自由なく生活できる。高い飲み屋に行く必要もない、その日の汗を1パイントのギネスで流す程度である。電車を乗り継いで立石まで行き、そのあと梯酒をせずにラーメンを食って帰る。3,000円もありゃ「特別な日」を過ごせるのだ。

 


これはとてもありがたいことである。恵まれているわけで、単にこれは運が良いからこそこうなっているだけなのだな、と思わされる。

 

 

こういうご時世になってとても感じるのは、格差が見えないカラクリはどのようにして蔓延っているのか、ということだ。

 

 


日頃から私はInstagramTwitterを道具として情報を収集し、見聞を広げんとしている。一方で代償として、差別主義者でかつ女性の敵を自ら買って出るような「自称」漫画家・イラストレーターの風刺画まで目に入れなければならないのは非常に辛いところではある。誹謗中傷ではなくあくまで批判・批評として述べるのであれば、モラルを欠いた愚行に対する訴えを退けるような意図を持つものはアートとして成立しない、と私は考える。あいトリが〜とか言うのは無しな。550万、耳を揃えてきっちり払うようにと願うばかりである。

 


そうした本当に不愉快なニュースに紛れてたまに出てくるのが、自殺や乳児捨て事件だ。
今、この「死に追いやられる恐怖」をなかなか感じ得ない、むしろかりそめのものであっても平和と感じる日本社会に身を置くものとしては、自分の身の回りで上記のような事件が起きる、という予兆はまずない。あり得ないとすら感じている自分がいる。
しかしニュースの先では実際にそのようなことが起こっているし、この実感から言い表せる自己の状態としては「ギャップを感じている」に他ならない。

 


そもそもの話だ。10万円もらえる話にしたって、自営業者への給付にしたってどうも、一番困っている人の声が小さい気がしてならないのだ。

 


「貧困」がキーワードにならないのは、貧困に喘ぐ人の声が小さく抑えられているのではないか。最近一番心に残っている言葉は「同調圧力社会」である。
どうもInstagramを見ても、皆さんの幸福度は非常に高そうで安心してしまうと同時に、それだけではない世界があることを想像しなければならない、と思うのです。

 

 

何を食ったらいいのか、と悩む幸せってありがたいことだと感じる。というのと、私はいつもその裏側に何があるのか、というところを考えてしまう。

 

 

 

 


そんなときにお金のないペケ研究職の男がうちに大量のラーメンを持ってきてしまう。

 

 

 

 

 

 

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力が出ない私に彼が差し出したのは、なんとおつまみチャーシューであった。。。

 

そりゃ私が調理くらいしますわ、と。

 

 

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こ、これは!?!?!?

 

 

 

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お誂え向きな丼が使えなかったのは残念だが、メンマとナルト、そしてネギさえのせて仕舞えばみたかっぽくなるから驚きだ。

 

 

 

 

 

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そりゃ言われなくても生玉子くらい落とすだろカブロン。

 

 

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麺掘り出してズルっとやれば嗚呼…どっからどう食ってもみたかの蕎麦っぽいボソ麺だ。スープもみたかだ。そりゃそうだみたかさんで買ってきてもらったんだからサ…

やっぱ家でしかも麺多めで食うとウメーな。

 

 

 

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大変ギルティーなことに、刻んであったニンニクなども入れて仕舞えばステイホームの楽しみも増えたというもの。
堪能した。


サクッと完食フィニッシュムーブ軽くお片付けし、持ち帰り代を精算してチルタイム。

 

 

 

 

ブツを持ち込んだ研究職は「妹の部屋に親父が来てるから迂闊に外に出られない」などと意味不明の供述をしており。

 


元アフロはサクッと食って帰っていった。

 

 

 


みたかの持ち帰りとても良かったなぁ。

 

 

 

 

 


油そばも食べてみたかった(どサンピンオヤジギャグ)

自宅ラーメン 『油そば×2 家富士丸』

 

 

 

 

 

 

お土産

貰えればなんでも嬉しいものである。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

もらえる場合の話をしようか。
もらえるならなんでももらいたい主義の私だ、親もなんでももらっていた。母方の祖父母も「あんたの母さんはなんでももらえれば喜ぶからよかった」と言っていたくらいだ。

 


たらの芽はとりに行くものだったし貰い物でもあったし、山わさびアイヌネギなんつーものはもう、どれだけもらっても足りないと思うものであった。

 


もらって一番大変だったのは、当時の鹿肉だ。今となってはジビエとして重宝されているブツではある。あの頃のマタギは血抜きも下手だったのか知らんが、やたらに臭かった上に硬かった。食えたもんじゃなかった。ワインに漬け込んだもも肉を、パン粉をつけてフライで、みたいな工程がやたらと面倒に映った気がする。

 

 

 


例えばだ。まあ遠くの土地に行ってきた友人がいる。お土産を買ってきてくれなかった場合にどう思うかと言えば、別になんとも思わず。自分自身が友人として優先度が低いか、それとも誰にでも土産を買わない人なのか、もしくは出張に行きすぎてなんとも思わないタイプの人なのか。こう推測する。

 

 


買ってくる当事者となった場合の俺なんかはもう、あらかじめアレしてしまう。言っちゃう。どこどこいって来ました、と。でもすいません、お財布に余裕がありませんでしたと。これ自分自身は言われると「うわあ気を使わせてしまったなぁ」なんて思って逆に自己嫌悪に陥ることがある。単調な受け答えで、何も考えずに済む回答をし、ああ今日も切り抜けたと思いきやしっかりと恨みを買っている場合というのはなんと多いことか。

 

 


要は余計なことをしなければいいのだ、と思った。マルセイバターサンドは貢物だ、なんて言ったけどアレはマジでだ。だって道民はあんなもの、家にあったら食ってしまうからである。白い恋人は別にありがたいとは思わない。沖縄県民はちんすこうを食べるか?という問いもあるが、答えはこうだ。あんまり自分では買わない。サーターアンダギーは買ったり家庭で作ったりしているイメージあるけど。

 

 

 


と、いうわけで、私は先日のとしおかで一人の賢者と出会った。私はヤツ宛に某店のメンマを預かっていたが、やつはなんと某店のブタに加え、王道のチャーシューまで持っていたのである。

 


完全に負けた気分だ。やつは私より兄さんだが、もういかにもB型の先輩みたいな現代のヒッピーだ。


俺は彼の先輩としての威厳に張り合うのはやめた。既に降伏しているのである。

 

 

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こ、
こ、これは!?!?!?

 

 

 

 

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というわけで家系ラーメンを作ってみた…とはならなかった。家系ラーメン…どうやって作るんだろう…これ今後の課題だな。
私が作ったのは簡単手軽な油そばだ。こないだいただいた富士丸のスープの油脂分…アレをとっておいたのだ。

 

 

 

 

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そしてそして。先日のTで食べた焦がしネギもしっかり作った。焦がしネギ油も上からぶっかければ仙川二郎の麺がテカテカになった。

 

 

 

 

 

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天地返してズルッとやれば嗚呼…うめえ。お醤油ガン効き、ついでにブラックペッパーも入れれば完璧な仕上がりであった。
なんという罪深い出来だったろうか。精神の浄化と自己承認欲求が満たされた気分になった。

 

 

 

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当然王道のチャーシューは薫香ガンギマっていた。しっとりした肉肌はきめ細かく、10歳若返ったような気分を味わったことは言うまでもない。

 

 

 

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堪能した。
サクッと完食軽くお片付けして散歩に出掛けた。

 

 

 

 

 

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ちなみにこの翌日は塩油そばを作り

 

 

 

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その数日後は某店の豚を乗せた富士丸を作って堪能。

 

 

 


なんか今までよりいい生活をしてたな、と思うようになったわけである。

自家製中華そば としおか 『焦がし正油ラーメン中 メンマチャーシュー(小)』

 

 

 

 

暇が何よりも嫌いな私には、家でじっとしているなんてできっこないのだ

 

 

 

限りある24時間を充実させたい。このコロナ禍のいまでもそう思っている。

 

 

 

 

 

 

 

 

その想いと、本当は心底だらけたい、という強い願いが葛藤している。

 

 

要はこうやってiPhoneを片手に過ごしては「無駄な1日だったなぁ」なんて罪悪感に駆られることもしばしばある。特に体調を崩してからは顕著だ。まあマジで体調悪いんだけどさ。早くGの話したいんだけど、可なりの数の未投稿が残ってしまっている。

 

 

 

 


こういう状況になって、初めてわかったというか、実感したというか。

人間とはなぜ生きねばならないのか。なぜ死に対する恐怖を持っているのか。生への依存は何故に起こるのか。生命はなぜ進化と繁栄を目的として生きているように見えるのか。より哲学的な想いを抱きつつも、より「自己」に向き合う時間が増えた。「社会」と「自己」が対になっている感覚が、より明確になった。エッジが紫色に光って見えるようになった。街の縁が自分と違う色として映っている。

 

 

 

 

 

 


どうやら俺はまだ、まだというか、街の底から這い上がることができないのかもしれない。

 

 

 

 

 


でもこれは自己肯定感の否定ではない。もう、そうして生きるしかないのだ。エネルギーを貯めるにもそれなりの覚悟が必要になる。

 

 

 

 

浮浪雲「怠け尽くしたらやる気になる。そういうもんでやんす」って言ってた気がするから。
生きてりゃいいことあるな、って色々思わされた時間だった。

 

 

 

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こ、
こ、
こ、これは!?!?!?

 

 

 

 

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とうとう焦がし正油ラーメンにありつけた。感謝の正拳突き1万回を済ませ、後ろに並んでいる神様に情報を提供したら「マジカヨ!頼むなよ!!」なんて言うんだから意地が悪い。

 

 

 

 

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そして俺も意地が悪いからこそ焦がしブツの写真を撮って拝んでしまう。拝むべきレベルのブツなのだ。

 

 

 

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久々の御対麺に心躍る。いつもよりズルっとやる勢いがつく。

ズルっとやれば嗚呼…美味え…ファーストバイトがうまいラーメンってたくさん印象にあるけど、こんなブツがあっていいものだろうか。

 

 

 

 

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ネギ摘んでズルっとやればうはは、うはは!これだよこれ!!香ばしさと麺の力強さの狂いそうなほどのマッチング。Tinderでもタップルでもこんなに良い相手には出会えないぞ!!

 

 

 

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AZMSしたAJTMブチ破ればもう、家でこんなブツ作る気が起きないよな。俺の中ではここと味噌っ子のAJTMがやはり二大巨頭だわ。

 

 

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サクッと完食無理やりKKブチカマしフィニッシュムーブ深々と会釈して退店。

 

 

 

外に出てみればお茶AZMSしたりメジャーでソーシャルディスタンスを測られたりしたがまあブレの範疇。

 

 

 


忘れることのない大切なひと時、俺の頭の中にはeastern youthが流れていた。
奴は慣れ親しんだイトーヨーカドーに軽く敬礼をし、口元に寂しさを漂わせていた。

自宅ラーメン 『家二郎 仙川麺仕様』

 

 

 

 

お土産

貰えればなんでも嬉しいものである。

 

 

 

 

 

 

 

私は北海道で生まれ育ち、沖縄で学生生活を送った。当然ながらとてつもなく長い時間をかけて帰らねばならない。飛行機代も馬鹿にならなかった。まあ当然あの頃は親のスネをかじっどったわけだが。

 


飛行機というのはどうもあの「搭乗1時間前には空港に」という暗黙の了解があるところに難がある。新幹線なんか5分前に改札をくぐれば良い。電車はその点、移動時間がダイレクトに考えられるので、非常に助かる。飛行機の場合はどうしたって「お土産を買う時間」が潤沢に用意されているわけだ。

 

 


そんなわけで、私はお土産に関してはもう飽き飽きしている。北海道の人間はどうしたって白い恋人じゃがポックルとロイズのチョコ味ポテチを手に取る。楽だからだ。必ずANAのマイルの貯まるショップで買う。マイルが貯まるからだ。それ以外のお土産を買うことは…マルセイバターサンドを貰った人は確実に「貢物」であると思った方がいい。

 

 


もう少しレベルが上がれば、かま栄の蒲鉾であったり水曜どうでしょう&onちゃんグッズになるだろう。

 

 

 

 

 

 

どうも私は「お土産は何々でよろしく」とか「お土産くれ」という人間がいけ好かない。なぜ貴様にお土産をねだられなければならないのだ。こちとら誠意で買っとんのだぞ!などと言っているから、「インスタじゃ僕のとこにコメントきませんよ」などと呟いてみても「キリヲは感じ悪いからだろ」と一蹴されるわけだ。

 

 

 

そんなわけだが、私は私のスタンスが出来上がってるために「お土産もラーメンがいいんだろ、この食のボキャ貧が」などと吐き捨てて家に仙川二郎の麺がポストに投げ入れられるのだ。恐ろしいことにこの後、私は3件のお土産ラーメンを手に入れることになる。

 

 


私は当然、冷凍庫の中に凍った富士丸のスープを取り出し、親戚丼を作り上げることになるのである。

 

 

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こ、
こ、これは!?!?!?

 

 

 

 

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麺を掴んで匂いをひと嗅ぎ…うーむこれは仙川の麺そのものだ。なんかちょっと細い気がするが…これは家用にチューニングされたものかも知れんと思うと、たとえそうでなくても納得してしまう。

 


製麺をしていなかった頃にはわからなかったが、この新緑の香りに近いものこそオーションっぽさなのだと。

 

 

 

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ブタもこのサイズで切れば間違い無く得られる仙川感!!

 

 


ヤサイを別皿にすればこの麺を掘り下げる必要がない。ただ、少し寂しさがないかといえば嘘になる。

 

 

 

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ズルッとやれば嗚呼…富士丸のスープに負けない力強い麺が最高だ!やっぱ本物の二郎の麺は美味い。アブラもたっぷり残しといて良かったー。

 

 

 

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お野菜もスープで浸してアレして食う。そんでもって新しく作った焦がしネギ。

 

 

 

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切り立てのフレッシュネギも載せてみればうーん、これぞ家の醍醐味だなぁ。
サクッと完食お片付けして終了。

 

 

 

この頃はまだ体調が良く、夜もまだ眠れていた頃であった。とはいえ就寝できたのは丑三つ時ではあるが。

 

 

 


家ラーメンをやるときに一番気をつけること…それはGの侵入である。
この話はまた後日。