フロムムサシノ

エクストリームラーメン専門家。ラーメンブログ史上最強の駄文による記録。

味噌麺処 花道 『クリスマス2018限定『怒りのトナカイ』ライス フライドガーリック』

 

 

二日酔いに効く薬が必要だった。

絶対に必要だった。

 


去年のインスタ投稿を見てみた…去年の天皇誕生日もクソ酔ってたんじゃねえか俺…

 

 

 

前日。以前から計画していた「自作がんこ」をやるべく、21日は半休をとって準備していた。22日は小金井でラーメンを食った後はひたすら仕込みをしていた。メンマとベースになる獣系スープを煮込み、チャーシューもつけていた。味玉は20個仕込んでいた。

そして俺はいつも通り3時過ぎまで起きていて朝、というか昼、がんこに行った。アンコウの香りを堪能した俺は忘れ物と引き換えに、家にがんこ臭を迎え入れることになる。

 

 

この香りがあれば俺のスープももう少し芳醇な魚介の香りに包まれたかもしれない。

 


そんなことを思いながら朝、起きた。

 

 

 

 

起きてみたら某ラヲタ・トンカツ狂のドープな人から乗り換え案内のスクショが届いていた。俺はそのスクショが送られてきた10分後にガバっと起き上がり、トイレに駆け込み便器と友達になってからお風呂に入って家を出た。

 

 

中野駅では「宇」のキャップをかぶった男がいた。

 

俺はメリークリスマス、と声をかけてNewDaysに駆け込み、ソルマックとポカリを買って即刻ソルマックの瓶を親指でへし折り花山薫ばりに口に流し込み、矢鱈と人の集まった中野サンプラザ前からバスに乗った。

 

 

クリスマスに男子二人が集まってみれば、浮かれた毛唐の祭りの愚痴で盛り上がるものだが、「いやぁ今日明日は仕事とか言っててサァー」なんて言われて俺はふつうに一人で寂しい気分と二日酔い由来の胃のもたれを堪能する羽目になった。

 

 

 

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着いてみればそこは激辛党の大集会と化していた。異様な光景、と普通の人なら思うだろうが、俺の目から見たそれは「明らかに二郎・がんこの並びの雰囲気じゃねえ」というものだった。

 

接続してみれば見慣れた桜台の巨匠もやってきて軽く会釈。ワイワイしているうちに15分前に開店。店前の方に移動して初期入店の皆様が店から出るのを待ちながら、俺は目の前にファズギターロックスターが接続するのを見ていた。

 

 


出てくる人間が皆、須らく異様な汗をかいているのを確認しながらも

まぜそばかな」「つけ麺とまぜそばどっちも頼んじゃおうかな」

とかふざけている人を尻目に俺は入店した。

すでにむせ返るカプサイシン臭。嫌な予感がしながら食券も買わずに奥に進もうとした俺は明らかに焦っていた。店主は優しい、優しい顔つきで見守ってくれていた。

 

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こ、

こ、

これは、、、、、、、、、、、、、

 

 

 

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真っ赤、どころか「茶色」じゃねえか、、、、、、、、、、、、、、、、、、、

見た瞬間から戦慄した。一瞬で脳内の水分が抜けた。

こんなん俺…食えるのかよ、、、いつぞや北極5倍を食った時よりも震えた。

 

 

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一口すすれば…いや、もう啜るのも怖かった。一瞬で気管に唐辛子の侵入を感じるほどのブツだが…うめえ。めっちゃうめえ…辛味の奥に確かな旨味を感じるぞ!そしてもう辛みしか感じなくなった。

 

トナカイの怒りが俺の怒りを完全に沈めてくれたのである。

 

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しかしながらこの!立派なウデ肉!!俺これが楽しみだったんだよな…そんじょそこらの二郎よりも美味いかもしれんぞこのブタ!!完璧な肉質、脂身、そして辛さ…こんなにご飯に合うブタが今まであったろうか。いや、ない(反語)。

 

 

箸休めに絶対に必要と思っていた生玉子は…どう考えても1個じゃ足らんかったな。あっという間に紅に染まっていった生玉子を見つめて俺は「人類に逃げ場なし」を感じていたのである。

 

 

なんとか麺とモツを食いきった…ギリギリ勝った…とか思ってたら向かい側からレンゲが伸びてスープを掬い、彼は口の中に運び込んでいったが…神は矢張り残酷であり、彼はその後腹痛で寝クリスマスを過ごすことになった模様だ。

 

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ギリギリ完食ブタとごはんにFGぶっかけデザートのごとく堪能した!

 

 

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フィニッシュムーブ省略呆然とした顔で店主と見つめ合うもめっちゃ笑われて救われた気分で退店!!

外に出て頭を通り抜ける風に冬を感じつつも、目の前にいたファズスターととうとうご対面できた喜びで飛び跳ねながら

 

 

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丸正で飲むヨーグルト1リットルを買い、私はヨツサンに向かった。丸正姉さんは今日もいなかった。

 

 

 

いやー、昨日暖かかったからなー、

とかいいながら上着を受け取ったら家元に「あったかいわけないだろバカ!」と叱られたクリスマスイブ。

 

 

俺は幸せだったと思う。

たぶん。

 

家がんこ2018冬…

 

 

ずっと憧れていたものがある。

 

 

 

家二郎、というものは数回経験した。

豚の暴力を借りて、単純に重たいスープを作り、仙川の麺の力を借りていた。

 

 

私は暴力的なものが好きである。

 

 

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私はこの暴力を借りて下品になりたかった。

 

下品…夢見ていたのである。

 

 


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また、別の暴力に見える優しさ…神田川沿いで培われたその大量のありがたみを、

それを、夢見ていた。

 


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塩を抜いた。

 

数回沸騰しては捨てて、まずは詩作と称してひとつかみ分のメンマを作ってみたのである。

 


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肉の旨味はここからとった。


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肉を…煮ることによって旨味を得ようとしていた。

 


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この時点で食い切ってしまいたい気持ちに苛まれていた。


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この時点で

 

食い切ってしまえばよかった。

 

 

…2個仕込んだチャーシュー、それは矢張り家で食い切った。

言うまでもなく、自画自賛の嵐であった。自分の子を愛さないものはいないのである。

 

 

前々日

 


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固茹でが好きだった私はそれでも、皆が喜ぶやつを作りたかったのである。

 


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対してこれは完全に自己満足だ。

 

 


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一晩掛けて塩を抜いた。


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熱をかけずにしっかりと作った。


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それ以外の肉エキスはこれでとった。

俺は高円寺の業務スーパーを愛している。

 


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なんかいろいろ煮込んだ。

ここまでは二郎とほぼ一緒である。

 

 

干ししいたけは完全に好みだ。

 


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メンマ遊戯の始まりであった。


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とった出汁も惜しげなく使った。

 


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前に煮込んでおいたタレで煮込むメンマはこの時点でもう失敗の予感がしなかった。

 

砂糖もめっちゃ入れた。

 

 


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世の中の人はこれくらいの茹で加減が好きである。

 


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2リットル入るタッパーがパンッパンになった。

 


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更に肩ロース1.2キロ分も出汁にぶち込んでみれば、夢が広がった。


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俺はそそり立つ棒も用意した。

 


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当日の様子である。


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ラーメンができるまでは居酒屋フロムムサシノの開店である。

 


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肉のエキスをとったスープとは別に、乾物とヤサイでまた別のスープを。

ある意味これは神保町リスペクトである。


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煮込んだ豚足も食ってしまう。ブタは蹄と鳴き声以外は食えるのである。

 


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俺はわざわざこれを買いに上野まで行ったが、もう少し事前に干さねばならなかったな…直火は難しい。

 


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そうして、ただの美味しい、ちょっと生臭いラーメンの完成であった。

 

絶賛の声が上がったが

 

 


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二郎好きの連中にウケたのは言わずもがな、こっちであった。

 


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反省点も多く、よしんばレシピなどというものもない状態でイマイチなレポになってしまったことも反省点である。

 

 

 

一条流がんこラーメン総本家 『あん肝鮟鱇SP100麺だけ大盛りサイパン ツケダマ』

 

 

 

淋しがり屋の週末を彩る方法はただ1つ。

酒である。

 

 

 


地味な人生だ。私の場合、人々の群がりでこそ心が満たされるものである。キーワードはコミュニケーションだ、上手く使いな。人混みに流されて変わっていく私を、とか言いながら会話もしないような人々に用はないわけで。

 

 

しかしながら。貴女の鍵穴に合うようなブツを持っていますよ、とかいうおふざけもそんな初対面みたいな人にできるわけないし、俺ぐらいになると「文章が長いから鍵垢をフォローさせてもらえない」とか早売りコミック雑誌獲得の達人・漫画ゴラク友の会会長にディスられるレベルである。

 

 

こんな!時間に!投稿したところで!時空が歪んで泥酔しながらキャプションの続きを書き始めるとどうしたってテンションに違いが出るのはもうこれ圧倒的なほど明らかなことで、思い返せばなぜ俺はこんなに投稿をためていたのだろうと嘆かずにはいられない!!

 

23日平成最後の天皇誕生日に!!

俺は!!

アンコウだけならまだしもあん肝の文字を見逃すことはできなかったのである!!

 

 

学校もないし家庭もないし暇じゃないしカーテンもない私は10時45分に起きて準備をし、家を出てすぐのタイミングに同行者から「今日無理です」「寝坊カマしてバイト遅刻も確定しました」とか連絡が来て「大学生めぇ〜」とか嘆きながら店前に着いたら40程度の行列。結局その後行列は折り返して1周+αという強烈な混み具合を呈していたのである。

 

 

入店し!上着をかけて気合を入れ!その後に控えた家がんこ会の準備も備え当然下品の風味を覚えるべく大盛り!とか言いながら塩分量に恐ろしくなり麺だけ大盛りブチカマした!女将が俺の顔を見て喜んでくれているように思えるのは嬉しいこと。家元に「肉少ないじゃない」とか言ってくれてるのめっちゃ嬉しい。

 

 

来てよかった。

そう思える一杯があった。

 

 

 

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こ、これは!?!?!?

 

 

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アンコウの芳醇な香りが俺をビンビンにしたズッとやれば完璧なまでの濃厚さだ。勝ったな!

 

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ズルズルやれば最早何も敵うものはない。

 

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とんでもない旨味が俺を襲う…この後に俺自作がんこ仕込むのか?アホすぎないか??

 

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完璧なまでのバランスだった…つけダマぶっ混んでもそれに負けず、カエシつけ麺してもまったく負けないのがすごい。

 

何しろカエシが…カエシが美味かった。俺は完全に陶酔への道を選んでいたように思える。

堪能した。

 

 

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ごつい豚AZMS!!

 

 

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サクッと完食当然KKブチカマしフィニッシュムーブ翌日のスペシャルについて聞き深々と会釈して退店!

 

 

 

完全に遅刻確定しつつも夢から覚めたくない思いでいっぱいだった…ヨツサンから四ツ谷丸ノ内線乗り換えで中央線に乗ったタイミングで上着を忘れたことに気づく。

 

 

 

暖かかったからな。

とか思いながら帰宅して戦いに備えた。

 

ラーメン二郎 新小金井街道店 『小ラーメン 塩 生玉子 生姜』

 

 

ラブストーリーは突然に

「突然にどうなるんだよ」って突っ込みたくなりますよね。

 

 

 

 


大体の場合は別れですね。突拍子もなく、男がこの別れの予感に気づかないことなんかがよくあります。大体は男の場合が唐突な展開を迎えるわけですが、Rei Harakamiが歌う「終わりの季節」が流れてはエンディングを迎えるわけです。わけだ。

 

 

三鷹・吉祥寺エリアのボスのならスマートに終わらせるところ、私は駄文を続けてしまうのが悪い癖だ。

 

恋愛において唐突に起こることといえばそれ以外には妊娠・結婚や、浮気、金の持ち逃げをして失踪などがある。石仮面を被ってくるくる回り始めたり、地球に落ちる隕石を破壊しに行ったりアヌビスの軍隊を得るための戦いに行くとか全くないのです。ましてや結婚する前に女遊びがしたいとか言ってニューヨークに行ってしまうこともなかなかないのです。

 

 


唐突に発表された小金井閉店。まあ過去の閉店騒ぎであれだけ並んだのを考えれば、このやり方も仕方ないというか。終わりの季節を感じさせないこのやり方、まあ…あっさり閉店するってことはきっと良いニュースも控えているんでしょう。

 

 

 


そういうわけで土曜日。雨の降りそうなギリギリの空模様、入店してみれば中待ち空席多数。なんの巡り合わせか最後の最後に麺釜前に着席になった。私は震えながら「小」の食券を提示し、念入りにストレッチなどをしていたら

 

 

 

「なに気合入れちゃってるんですか」

 

 

 

 

うおおおおおおおおお…

 

 

なんという空耳だ…和らげた筋肉が一気に硬直した。クマに睨まれ怯えた仔犬の気分で俺は餌になることを覚悟していた。が、小だからな。

 

 

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こ、

これは!?!?!?

 

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ま、マジで塩ラーメンの色だ…

 

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この瞬間に対峙するまで信じられなかったが、明らかに塩ラーメンだ。

 

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フライドオニオンもまた嬉しいブツである。相変わらず生姜の量が凄まじく嬉しいブツ。

 

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哲学に反した二郎でのレンゲ使用も辞さない勢いでスープを…うめえ。節系の効いた味になると思っていたが当然それは的中。

 

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麺をズルッとやれば嗚呼!!なんだこれ!!bの塩に匹敵するブツだろ…美味すぎる!!

 

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アブラに胡椒がかかったような感じもまた良い。汁の液アブラ感…マジでこれが小金井から消えてしまうのを悔やんだ。

 

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ほぐし豚×も確かにこのスープにはマッチしなさそうだ。だがブタも明らかに一枚二枚ではなく一個二個で数えられるブツだろ…なんだかもう…最後の最後まで感謝の気持ちを忘れられなかった。

 

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小でも十分多いなと思いつつ、

 

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スープをすする口は一切止まることを知らずに当然KKブチカマしフィニッシュムー…

 

「気合い入ってましたねぇ」

 

 

 

 

 

…何度殺されかけたかわからないんでね。

 

俺はそう答えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…なんのことだかさっぱりわかりませんね」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

怖!!!!!!!!!!!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

深々と会釈し心の中でアディオスと呟き退店!

 

 

その後は家がんこ会の準備に明け暮れた。

俺はその日、友人知人に誰も会わなかった。

 

 

 

 

青木店主との心温まる会話を抱きしめて俺は、寝た。

fin.



 

ラーメン二郎 神田神保町店 『大ラーメン 生玉子』

 

 

 

真冬にコートを着込んで友達と二人でいろんな話をしながら二郎に並んで

 

 

いるのは 好きだな 冷たい 風が吹く

 


明るい光の中で 吐く息は真っ白さ

時々流れてくる偉大なスープの香りを

両手はポケットに 襟を立てて背筋も立てる

 


まだ昼の14時過ぎさ クリスマスの4日ぐらい前

その友達は「大」と言う勇気を持ってる

鼻を 赤くしながら 楽しそうに 話している

 

 


俺は時々嬉しすぎて  道路標識を蹴っ飛ばすのさ

 

 


神保町二郎ってどんな花 時々食べるけど どんな花なのか 知らない

 

 

 

わけもなく「ナーニヲボンヤリシテンダヨォッ!!」といつも通り後入れ麺にビクビクしながらいつも通りの恐怖にやられたのは言うまでもない。若き戦士はイヤー、、、とか言いながら緊張を隠せないままにいた。

 


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こ、

こ、

これは!?!?!?

 

 

 

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このくらいの時間はこのくらいの白みのかかったスープが矢張り映えるな…

 

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アブラカタマリコールで丁寧に取り出していただいたアブラ…

 

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これエンガワじゃね!?脂身たっぷりのエンガワ!!

 

 

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詰まった肉質のブタは見栄え完璧!

 

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ブタエスケープから標高確認!!うーむ本日も海抜4000メートル級で最高だ。

 

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天地返して染まった麺をズルッとな…

 

 

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美味すぎる

 

硬めの麺がのどごし最高。そんなことより香りだ…助手さんも今日の麺は絶好調ですと!その言葉に嘘はなかったのである。

 

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最近頻度上がりすぎて飽きるかと思ったが全くそんなことない。矢張りここは俺のホーム。

 

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最後の一口まで大堪能した。

 

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サクッと完食完飲ギリギリ回避うーむマジで止まんねえな…フィニッシュムーブ深々と会釈し来週のお約束をして退店!

 

 

 

その後は上野まで散歩して無事にトンビ確保。

 

 

午後の時間を有効に活用することに成功した!やったぜ!!

この三連休もラーメン食べて頑張りましょう!

 

らーめん太陽 『Cセット(ラーメン+ジャンボ餃子×3+半味玉)』





 

「あんたは俺の人生をぶち壊した」

 


人生において何度言われただろうか。

こんなに幸せなことはないな、といつも思う。

 

 

ただこれが「あんたはアタシの人生をめちゃくちゃにした」になると、一度も言われたことがない。私、優男んですかね。それともみんなノーダメージなんすかね。それとも「そんなにモテたことはない」んですかね。

よくわかんないけど後ろ指さされても後ろから刺されたことがないのは救いなわけか。

 

 

俺上手いこと言ったな?身体張って、上手いこと言ったな?

 

そういうわけだが、あんたは俺の人生をぶち壊したと捨て台詞を吐くのは某美容室の店主なわけだ。思えばこの人は自分のやったことが全て帰ってきた。足繁く私のインスタにコメントをしてきたこの人の店に髪を切りに行った。

 

 

ただのラーメン二郎好きの食の細い美容師は、ただのがんこ中毒者に成りさ…進化したのである。

 

しばらくすれば家でチャーシューを仕込み始め、料理にハマり、美容室で行う忘年会やDJイベントでチャーシューを振る舞うようになった。ハマり症なんだろうなこの人…とか思ってたがその認識は間違いなかった。

 

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泥酔しては毎回「あんたは俺の人生を」とか言うもんだが、なんか知らんが昨日は店でラジオ番組の収録があるとかいうので見に行けば、人望厚い店主にたくさんのお客が集まり、皆チャーシューと味玉を堪能していた。

 

 

変な店だ。高円寺じゃないとこんなこと成り立たないよな。なぜかdowntowntokyoの同僚なんかも同じ空間にいて、俺は改めて「東京って狭い」と思わされたのである。

 

 

ひとしきりガヤを入れてタダ酒堪能してさあ帰ろうと思ったが、高円寺の呪縛は俺に選択肢を与えた。

 

 

南に下るか東へ歩くか北にちょっと進むか。俺は北から昇る太陽を見に行ったのである。

 

 

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こ、これは!?!?!?

 

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相変わらずのさっぱりラーメンのビジュアルが俺のハートを掴んで離さない。記憶に新しい新台北のアレとかぶるものがあったが、、、

 

 

 

ここは矢張り煮干しジュースの店なのだ。

 

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ズズっとやれば懐かしさにやられて死にかけた…なんて記憶の奥底にある味を思い起こさせる風味なのだろうか。

 

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デカい餃子も食べ応えグンバツ。俺は餃子と麺、交互に食っているつもりだったが…

 

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このデカイ餃子はなかなか減らんのである。

 

 

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餃子アレしながらいつのまにかKKブチカマしお会計して退店!!

 

 

 

あの美容師がたまに食っているこれと天王…あの人も十分に罪深い人間である。

 

 

 

俺の短い高円寺生活を思い起こさせるブツ…堪能した!

 

ラーメン二郎 荻窪店 『大豚 生玉子』

 

 

ラーメン二郎はアテンド文化の側面も強い。

 

 


初めて一人で入店して一人で食って退店する。

私はその勇気に敬意を表する。

 

 

というのも、アレだけ緊張感のある店内に入店する。その勇気だけで、初めての人の度胸には感服する。

 

三田に初めて行った時のことを思い出す。寒い冬、正月明けのことだったと思う。今でもあの緊張感と、冷めたヤサイから感じられた熱のことを思い出す。あの頃は本当の意味で孤高のなんとか二郎道とか言ってたことを、昨日のことのように思い出すのである。

 

 

この店に来た時のこと…あの頃はよりいろんな人と関わっていたな。もう2度と交わることもないだろうと思う。思い出は交差点で生まれ、別の道を歩むこともしばしばある。

 

私は記憶を抱きしめて生きている。

 

 

 

 


野郎二人で入店して女の子外に置いとくとかサイテーだ。

とか言いながら俺も何にも声をかけることはできなかった。

 

なんでかって?

 

だって俺

人見知りだからね!!

 

 

入店して久々のオレンジ食券パチーン!!とはいえ昔ほど恐怖も感じない。あのクソデカかった丼も最早ない。

あの頃、感じていた恐怖も今やなんともない。それに関しては寂しさも感じる。

大量に7食分なんかを作っているところを見れば、馬鹿みたいな量に当たることもないなというのもわかる。

 

 

でもいいんだ。

身体の為でもある。

 

 

歩き慣れた道も今となってはカロリー消費量を抑えて歩けている感じすらある。

それでも俺はオレンジの食券を…選ばざるを得ないのである。

 

 

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こ、これは!?!?!?

 

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見慣れたビジュアルだからこそ魔法もかかる…店内照明二郎一は伊達じゃない。

 

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このブタは誰が並べたところでogkbのビジュアルになるのである。

 

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事前エスケープしたヤサイはしっかりと昆布ポン酢に浸かっていい塩梅で楽しめた。

 

 

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ブタエスケープからの天地返してズルッとやれば!!

 

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嗚呼!!最近は皆が絶賛するogkbだが俺は何も変わっているとは思えない。

 

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あの頃から確かに美味かった。細かなブレはありつつもこの味は俺にとってははのあじそのものだ!オムニマッ!

 

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ブタも矢張り全てご立派なもの。巻いたビジュアルは確かにそそるものがあるがしかし、あのとんでもなくごつかったブタも今となっては懐かしいものだ。横のクチャラーおじさんのことなど気にせずに食うことができたぞ!!←めっちゃ気にした

 

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ニンニク散りばめ堪能して後半は生玉子遊戯からのラー油つけ麺堪能した!!

 

 

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サクッと完食フィニッシュムーブ深々と会釈して退店!!

 

 

歩き慣れた道を

込み上げ慣れた余韻を楽しみながら帰宅していた。

 

 

 

首筋に寒気を感じ、何奴につけ狙われていたのだと西荻あたりで思ったところでネックウォーマーを店内に置き去りにしたことを思い出した。

 

 

 

ジーザス…

年内もう一回訪問ありだな。

 

 

 

うまいogkbうまい