麺屋のスた 『守 醤油 ライス』
新たな出会いにそんなミステリアスなことはなく
もうすでに出会っていたのに、多角的、多面的に知らないだけのこともたくさんある。
腐るほどあるだろう。
その名前は知っていても体験が欠けていたり、
その名前は知っていても目の前になかったり、
知らないはずなのになぜかその歌は聴いたことがあったり、いざ会って見たら相手のことを美化しすぎていたり。
体験と認知の結びつきがないと体験そのものも生きたモノにならないし、認知そのものがバグっていると何も結びつかないし、体験がないと認知そのものも全くポジティブにならないのだ。
恐ろしいことに。
体験と認知の間にあるもののうち、挙げておきたいものは「伝聞」である。「無意識」と言うのもある気はしていたが、これは体験と認知の蓄積が起こる原因であり、体験と認知の間にあるものではない。
伝聞というのは人の体験と認知を、一旦「聞く」だけのことで、これが疑似体験になるかといえば全くそんなことはなく、よほど話が上手くてもそれは体験としては不十分で。ではどうすればいいかというと「強引に連れて行く友人の存在」なんかが出てくるのだが、俺の場合はそもそもの我が強すぎて、友人知人は誘うのを躊躇うらしい。
まあそれもそうだよな。俺だしな。
「憧れ」の話はまた今度だ。
習い事とかマルチ商法とかボルダリングとか一切受け付けませんので、そこんとこよろしくお願いします。
しかしな。家が遠いっつうだけで行かないのはなぜかと言うと。
大井町なんか降りたことがなかったし、品川より内陸でなんか微妙なところにあると思うと途端に蕨なんかよりも遠く感じたり。
あと「細麺ってなんやねん」ってずっと思ってたけど。流石に職場が近くなると行かなきゃいけないな、って軽くそう思ってたのである。
こ、、、
こ、、、これは!?!?!?
あまりにも麗しい姿。割り箸写すのマジWACK派閥としてあるまじき守破離のプリント。
焼き豚ハーフできるなんて知らんかったと後悔するのは後の祭り。
麺引っ張り上げてズルっとやれば嗚呼…
美味え。
今まで食った生姜醤油ラーメンで1番だ。なんて美味いんだ…
豚にかぶりついてみればこれも最高に美味い。ネタバレになるが支店とは比較にならんほどのクオリティよ。美味すぎる。焼いてるチャーシューでこんなにライスに合うものは食ったことがなかったかもしれん。
そして甘辛いメンマよ、、、すごいな。
感動した。
胡椒が合うラーメンってこういうものだなと。
うむ。堪能した!!
大満足完食軽く会釈して退店。
矢張り体験と認知が結びつかない限りは感動がないな。
本当に美味かった。
塩食いてえ、と思ってたが我慢できずに支店に行った。