居酒屋インスタグラマーあるある
後から同行人に写真をもらう。
ある…あるよね…この切り口久しぶりだね…
そう、いるよね。勝手に写真使う人。まあ人の顔写真を使ってるわけじゃないからもう名指しでいじるんだけど、紫色のギタリスト。
写真あげたら即刻使うし、「俺はこんな奴に付き纏われているのにダイエットに成功した」と言って俺のインスタスクショキメて使うし、なんかいいように都合の良いデブにされている気がするけど友達だから当然ゆるそう!
その分いじるけど。
第一だ。
私は絶対に趣味を増やしたくない男だ。趣味が多い。時間が足りない。ラーメンが好きだ、酒場がまあ…人以上には好きだ。プロレスが好きだ。最近忘れかけてたがサッカーも好きだ。
あとはなんだ、、、音楽だ。音楽とシーシャ。馬鹿みたいに趣味が多い。プロレスとサッカーには金をかけないが、それ以外にはバカに無駄遣いをしてしまう。
そんな状態で私は二つ、心から拒否していたコンテンツがあった。
それは、サバゲーとサウナ。
サバゲー。いまだにそれを聞くだけで震えてしまう。私の界隈の人間は皆、サバゲーに連れられてはハマり、バカみたいに高いエアガンガスガン電動ガンを買っては散財し、日曜をフィールドで過ごしている。まあそれなりに飽きてる連中もいるんだけど、ハマっちゃったやつは完全に沼にハマっている感覚がある。毎週毎週サバゲーに行こうという誘いを断り続けながら私は生きてきた。
サウナについては…これは今後のためにとっておこう。
もはやハマるハマらないとかいう話ではないレベルに私は立石の重力に惹かれた。ヨツサンの呪縛から解放されたと思いきや、私は依存対象を移しただけだったのだ。
呼び出した二代目ラーメン官僚とともに宇ち多゛を堪能後、到着した目白で我々は完全に立ち尽くしてしまう。
もはや諦めかけた私に対し、ヤツ提示した示談の条件とは…
タクシーに乗ることであった。
こ、
こ、これは!?!?!?
この期に及んでまだビールか…などと言いながらもメ・チ増し切れたらそうするしかあるまいて。
素の麺をズルッとやれば嗚呼…どうやったらこんなに美味しい麺を作れるんだ…製麺してわかるこのありがたみ。俺はいい経験をしたと思う。
つけ汁しみさせた海苔で麺食えば完全にブチ上がった。
遊びは終わりだ!!と心の中でひと叫びすれば、俺のお手手は辛味を全部つけ汁にドボンしていた。
AZMS!!した味玉ぶち割ったりメンマチャーシューで麺を食ったらいつのまにか麺が消えていた。
タイミング見計らってスープ割キメれば嗚呼…喉を通る汁が俺の汗腺を刺激する。
汗をかいている 生きていることを実感するぜ。
当然KK#完飲制倶楽部 ブチカマしフィニッシュムーブ深々と会釈して退店。
頭痛なし!とかいう連絡が来たりしたけど俺はバンドの練習に遅刻した。
ようやくキャプション書けた…マジで書けねえ…