フロムムサシノ

エクストリームラーメン専門家。ラーメンブログ史上最強の駄文による記録。

はつね 『タンメン チャーシュー』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

極める、という言葉の意味

これについて考えていきたい

 

 

 

 

 

 

 

 

というよりも、明らかにしておきたいことがあってiPhoneの画面を叩き始めたのが本音である。

 

 


あなたは極めたことがあるだろうか。何かの道を。

 


例えばの話だ。
子供の頃からの習い事を極めている人がいる。親の思いつきか、子に託した夢か、それとも「家柄」がきっかけなのかは定かではないが、敷かれたレールが基本となり、手を引く人がいるタイプ。

 

ただし、突如現れた壁や崖、洪水に悩まされることもあるだろう(渋川剛気現象と名付ける)。ある意味で羨ましいと思うが、俺にはそれに従うほど根性はなかったな、と思う。

 

 


二例目。学校に通ってから専門的な仕事に就く場合。IT技術についても一昔前は非常に専門的で人を選ぶような仕事だったように思うが、今となっては誰でもプログラミングを習得しているイメージがある。敷居は以前と比べれば低くなった。哲学なんかやんねーであのまま流体力学から気象学やりつつ、っていう思いは俺の中に無い、わけではない。

 

 

 


三例目。成り行きでの専門職就業。食っていくためだ、と言ってみたものの、非常に高い適性を持っている、もしくは柔軟な好奇心がある場合に限り、側から見ても「うまくいっている」雰囲気は見受けられることだろう。

 

 

 

 

最後。「好きでしょうがないことを見つけてしまった人」がいるじゃないですか。アレですよ。アレ。

 


最近ようやくそういう経験をした。好きなことやってても疲れるんだな、というのはその人からも感じつつ。手探りでやりながら10年経って実現に向けて動かそうとするビジョンがあること、東京の「業界」に対してあくまで姿勢の違いを提示すること、悔し紛れに自意識過剰とかいう奴にはメモくれぬふりをしながら、自分のやりたいこと・目標を金稼ぎにしないこと。

「コミュニケーション」以外の価値提供を行うこと。話を聞くだけでゾクゾクする時間だった。

 

 

 

 

ということを感じながら俺


好きなことをやりながら生きている人が吉祥寺まで車で来た時のことを思い出した。大変なことにそれ実は、髭だけではなくモヒカンも来ていたかもしれない。

 

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こ、
こ、これは!?!?!?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


しかしこれほどまでに極まった食い物もあるのかと。メニューはアレど皆タンメンを頼む。

 

 

 

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ヤサイなんかいらないと言い張っていた俺、どこに行ったのかと思うほどときめいた。
シャキッとしたヤサイが口を満たす。噛むごとに出る新鮮な水分が、見えもしないのに美しさを醸し出す。

 

 

 

 

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ズルッとやれば嗚呼…旨味って一体なんなんだろう。丁寧な仕草とか、接客の良し悪しとか…そんなことよりも、長年の勘と、好きである気持ちなんじゃないかと思う。


ああなんか、いいもん食ったな、美味いってこういうことだなって。

 

 

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サクッと完食#完飲制倶楽部 ブチカマしフィニッシュムーブお会計&軽く会釈して退店。

 

 

 

こういうクラシックなものを食うことによる閃きがあるかといえば、別にそんなにないわけだけど。


好きだな、とか、なんか余計なマクラを書きたいな、とか思ってしまうのである。