らあめん満来 『チャーシューざるそば』
反芻
反復
時にミニマルなビート、時にはダビーなサウンドで同じイメージの洪水が何度も押し寄せてくれば、ここにあるだけの夢を川で遊ばせ、流れにまかせて 流れに逆らい 夜には静かな炎が燃え始めるのでそれを君に伝えたいだけになる。
記憶というものは非常に残酷で、4、5年も経って仕舞えば出来事は忘却してしまう。あまり人のことに興味がなくてそんなこと覚えてられないよ、という人がいるけど、そのことを意識している時点でそこから俺は記憶力の向上が意識されているものと思う。
私は本当にどうでもいいことを覚えており、どうでもよくないことを忘れていたり。でも大概はどうでもいいのかも。あなたとの思い出は大体忘れられないものです。
しかしながら北千住の悪魔は何かあるたびに、私の耳元でつぶやいた。
満来か、ほりうちのチャーざる
満来か、ほりうちのチャーざる
何度言われたことかわからない。私が別のラーメン屋に行きたいと言ってるのにもかかわらず新宿くんだりで、いつもの通り道でラーメンを食わなきゃいけないのか。
だいたいスルーしてきたことは後から襲ってくる。3時間の会議で満身創痍。早く帰ってジム行かなきゃ、なんて思っている日に限ってどうしてこうなるんだろう。
ゆすらないでくれ
さわらないでくれ
四日もキャプションを書かないとよくわからないことになる。だいぶ頭が可笑しくなる。LINEで「おまえペ◯クリ好きなのかよ」とかよくわかんないことを言われても、世の中にはいろんな人がいるなぁとか思いながら「このホ◯野郎!」とか言われても何にも気にしないで済んだ。
なぜなら私の目の前に現れたのは、4年前に食った記憶が完全に塗り替えられるブツだったからである。そして俺、ノンケだし。
こ、
こ、これは!?!?!?
麺…多すぎだろ…
つけ汁…なんつーブタの枚数だ…
国産ブタメン超えとか言われてたの完全に納得した。
肉噛み締めてみればウーンなんという肉々しさ。しょっぱい感じがたまらない。
つけ汁につけず食っていたがこの麺はそういう麺じゃねえな。
つけ汁ドボンで即揚げズルっとやればアー、安心できるやつだ。
ちゃんと脂っぽさもあって胃も落ち着く。疲れも飛ぶな…この麺量を食いきらなければ、と思えば若干アレだったが。
ここも肉をおかずに麺を食う店だ。これはこれでありだよね。
最後は胡椒ぶっかけスープ割りキメた。見た目に反してブタを感じられるブツだ。
KKブチカマしフィニッシュムーブ軽く会釈して退店!!
家に帰って矢張り疲れてるな、と思ってマッサージチェアの沼に沈み込んだ。
酔っ払って泥酔したバカから電話がかかってきて電話越しにイギーポップファンクラブブチかまして寝た。
最高の週末のスタート