君との過去は精算しよう
もういいんだ。終わったことだ。
毎日毎日そんなことを考えては、答えのない問いの難しさに悶え続けてきた。
よく「物事を難しく考えますね」などと言われては「そうですかねえ。」などと涼しい顔をして応えるわけだが、内心ではそうはいかない。何が難しいのかよくわからない。
難しくしているのは貴様だ、ふざけんなコラ、どついてこます、と嘆き倒している。おかげで私の枕は布切れを通過して涙のシミが出来、クソッ!クソッ!!と叩いているうちに煎餅になる。嘘だ。叩いてはいないがShame on f uなどと吐き捨ててアレしている。先程は涙のシミが、などと書いたが、実はただのよだれかもしれない。
最近は太ったせいで顔が、と人によく指摘されている。が、実は歯軋りをしているかもしれないと思うのは、朝起きた時の顔の疲れからだ。明らかに顔の筋肉が発達してきている。顔も疲れているし、下膨れとか言われて「パタリロみたいで可愛いじゃん」なんていう切り替えしすらも出来なくなってきた。何が下膨れじゃどあほうがコラァ、たこ、罰として俺の部屋に飾る花を買う際に「病気の彼女を勇気付けたくて」と店員さんに言って良い人ぶる刑に処す、と宣いたいところである。
歯軋りって歯科・口腔外科でしょうか。
それより僕が歯軋りしているか、誰か確かめるために僕の横で寝てみませんか。
すっきりする夢を見てみたいんです。何もかも忘れてしまいたいのです。冷笑主義のあなたのことも忘れてしまいたいのです。その代わりにあなたは私の醜さを忘れることがありませんように、とか言ってみたい人生でした。
そんな私は矢張り過去を清算できない、業の深い人生を送っているとしか思えないのは、どうしたってあの「山」が忘れられないのです。
「ヤサイ要らないよね」とか言いつつも、インスタ映えするようなブツを食いたいと思わざるを得ないのです。
でももやし余しちゃったらどうしよう。そもそもキャベツなんかまたお前、お好み焼きするわけでもないからアレだよな。
そう思って我が家の別部屋に住む人間2人をアテンドした。奴らは二つ返事でノコノコやってきて「コロナ野郎、まず消毒剤かけろ」とか言ってきたのである。
久々に言っとくけど、マジで今回も自画自賛の嵐である。
こ、
こ、これは!?!?!?
もとアフロ野郎にいつものテーブルを占領されてせいで最初からデスクスタートだが…
見てくれこの美しいウデ肉を。そしてスープの油脂分を。
最早慣れたものだ。家庭サイズ家二郎選手権があったら参加したいレベルのスープまで仕上がったぜ。
ズルッとやれば嗚呼…この麺には飽きたが、このスープを俺は待ち望んでいた。前日に食った時よりもこなれた感が出てきた。
そして見てくれこの油脂が抜けまくったアブラ!!俺これが食いたかったんだな…
ニンニクも刻んだが、矢張りこの桃屋のニンニクはヤサイと豚を食うのに最適だ。しょっぱいからな。
サクッと完食フィッシュムーブお片付けして終了。
欠食青年二人も大満足でその後も部屋に居座った。
片方は「家に帰ってきてラーメンがある幸せって素敵」とか言っていた。
我思う 故に専業主夫になりたい。