「DOPEって何ですか」
聞かれた
俺もよくわからん。
説明ができない言葉というのはおそらく無数に存在している。言葉というのはあくまで「記号」として扱われ、受け取る人間にインプレッションと理解を与える。
というか、受け取る側が理解するという方が正しいか。人と人との違いを実感する。理解があまりにも違いすぎると、おそらく人と人同士の理解も生まれないだろう。悲しいかな世の中にはそういった事例が多く、すれ違いが蔓延している。家族同士だって、違う人間なのだ。
絵文字を使いまくるおじさんのことも、美味しそうですねとだけコメントしてくる見知らぬ人のことも許容しなければならない。
質問なら全然いいんだけど。
まあ俺もそういう時代があった気がするしな、と。今だって問題をいっぱい抱えている。生き様について考えることも多ければ、走ってくる電車に身体を投げ出す(そして乗る)映像が見えたりするのも本当に苦しいものがある。
DOPEな人生を送っているつもりだったが、もしかしたらめちゃくちゃペラい人生かもしれん。
私はDOPEを勉強するため、そしてブチ上がるためにskillkillsを聴く。元はと言えば俺のDOPEの原点はTBHRであるが、最新型のドープを喰らうにはやはりskillkillsしかない。
私は六本木で震えた。爆音のドープシットに震えたのである。
止まらぬ震えを抑えるには矢張りDOPEが必要なのだ。私は六本木一丁目から南北線に乗って…!などと考えてはいたものの、、、俺の脳裏にはめんばりおじさんの勇姿が!!
止めるものはskillkills好きの後輩しかいなかったが、ヤツもラーメンが食いたかったのだ。どうしようもない連中である、我々は。
そんなわけで初訪問…発光(幻覚)する西山製麺の文字…素人がいきなりめんばりするなんてサイテーだ、と思ってたが酔ってた俺はやってしまったことをここに懺悔しておく。
こ、こ、
なんじゃコリは!?!?!?
チャーシューに覆われた丼…「バナナ」かよ!!とか一人で突っ込みながらもたんぱく質たっぷりだなぁうわぁいタンパク質大好き〜などと気が触れてしまって候。
硬めの麺をズルッとやれば嗚呼!!しょっぺえ!!けどまあこれならいけるな。
吉村家の濃いめ、ヨツサンの悪魔ラーメンと比べりゃなんてことない。
だが初訪問がバレて塩分控えめだったかもしらん!などと思いながらもそのドープなチャーシューをおかずに麺を、じゃない逆だ。麺をおかずにチャーシューを食った。
なんて染みるスープなんだ…決して悪口ではないが「味の時計台の醤油ラーメンを500倍美味くしたブツ」かもしれん、これは。
大盛りにしてもサクッと食えてしまったな。
当然 完飲制倶楽部 ブチカマしお会計して退店!!
俺はドープネスさを取り戻し金曜の夜を堪能した。
六本木ファーストチョイスラーメンで確定