生きて行く中で逃した大きな機会というか失敗というか
そういうものは無数にある。べきである。
いちいちそんなことにくよくよとするべきではない。細かいことを言えば世の中は一切皆苦であり、業と業は縁起し、人はしがらみの中を生きるのだ。いや、その様はすでに死んでいるのかもしれない。
ハムスターになりたい。
籠の中に住むハムスターがどれほど楽そうに見えるか。
と思えば実はそれはやつらの顔がそのように見えるブツだからであり、
やつらはハム視眈々の面持ちなのである。
おももち、ってひらがなで書くと…可愛いよね。
そんなわけだ。
私は豚視眈々と平日昼のラーメンチャンスを狙っていた。
木曜!その週に突如発表された目黒二郎の助手さん引退の報を受けて私はどうなっちゃってんだよ〜などと歌いながら山手通りまで歩いたところでツイッターを開いた。20時閉店…15分ほどの遅れであった。
泣いた私には想いがあったのだ。あんなに嫌いだった池袋に、平気で乗り込めるようになったのである。
食べログ見れば22時閉店ときた。こ、これは!?チャンスだ!!とか言いながら山手線ライドオンして池袋で降りて店前に着けばすでにブラインドが…よく見りゃしばらくの間20時50分ラストオーダー…私の到着は21時5分であった。
泣いた。泣きはらしたのだ。
私は帰路で
「どうせ吉丼行くんだろ…御愁傷様です」
などと好き放題言われて
キー!!
くやしーー!!!!とハンカチ(本当に)を噛みながらも
「かみごたえのあるものが食べたいなぁ」とか考えて仕舞えば行く先はそこしかなかった。食ったけどどんどん唐揚げ小さくなるな。マジで。写真上げる気にもならんわ。
そんな翌日!
俺の目の前に飛び込んできたのは並び2のここ。「秋葉原で唯一まともな家系」と言われてそろそろ3ヶ月ほど経ったがまあ調査するなら今だよなと。
こ、こ、これは!?!?!?
どうも以前より美味そうだ。っていうか前のアレ、全記憶にないんだよな…
しかしオペのスピードが致命的か。俺の昼飯は15分で終わりたいんだ。
スープの色は…あら、しっかり家系だ。いいじゃねえか。
麺ずるっとやれば硬めの麺が…細い気がするけどまあよくわかんねえな。
ご飯お代わりして禁断の昼ニンニクブチ込み堪能した!
サクッと完食フィニッシュムーブ軽く会釈して退店!!
並びが無かったらわりとファーストチョイスラーメンだなたしかに。
イエローは遠いし結局ここか。
とは言え俺
すきパス買っちゃったからね!