中華そばべんてん 『冷やし油そば並 生玉子 つけ中 チャーシュー&メンマ 生玉子 辛味(別皿)』
ひらがなで「らぁ」と書いちゃう店との親和性がない
あったかくなってくると心が旅したいって言い出す
とあるラヲタの迷言だ。覚えときな。
とうとう頭がおかしくなったか。私は心の中で南無三と唱えてiPhoneのメモ帳に
「あったかくなってくると心が旅したいって言い出すっぴぃ」と書いて保存した。
加えて「熱海前乗り東横イン宿泊朝始発で湯河原行ったらもう店の前に20人いた」などと供述しており。
私はほんとラヲタって怖いなと思ったわけであります。
馬鹿にしてなど決していない、最高のネタを手に入れた私は最高のベンゼマをお見せするレベルでイキるこの人にやっぱ一生ついていくわ、これからもネタ提供よろしくお願いしますと心の中で願った。
とはいえ、納得だ…わかる。かく言う私も本当に「ラー」の店しか相手にしていない。もしくは中華そばだ。
三度の飯より昆布水、一滴手にとっては顔に塗ってしまうくらい好きなはずなのに
「味しねえよな」「矢張り醤油ガン効きに限ります◎!」
などと吐いてしまうところはやはりフットスタンパー、所謂ヲタクである。
そんなラヲタの大先輩と大阪ぶりにご一緒させてもらいました!!(俺はラヲタではない)
太陽はそこ板橋もまた例外とせずに燦々と光を降り注ぐし、なんか2時半くらいまで飲んでた気がするし(ほんといつもさーせんもっとお金落とします)、元はと言えば「木村師範代」という、名前に「宇」の字を持つ男と宇ち入りする予定だったのだ。この土曜は。
熱を出して寝込んだ木村くんを置いて、私が乗ったバスは成増行きになります。
10時ちょい前ですでに我々の前に10人以上…半端ねえ…なんかすっかり夏になってしまったし、短パンでも履いていくかと思ったらまー、暑くてマイッタ。
1時間後に回転即入店…かと思いきやギリギリ1人入れず。我々はホモ連席のために後ろの人へ席を譲った。そして券売機前まで入り込んだ我々は着席前にああだこうだ申しており、私は高度な陽動技術を持つこの小岩の大将の煽りを受けてしまった。
心が旅したいと思ったら
二杯食うしかないじゃないか。
こ、これ、、、
これは!?!?!?!?!?
目の前に現れしは食券機にないブツ…チャレンジ成功AZMS!!とか言ってみたものの通年オーダー可らしい。
色々待てずにスティアーしてみれば底から現れるお汁と黒いつぶつぶと赤いワッカ…みただけでダレヨーがアンストッパブルだわ。
ズルッとやれば嗚呼!!なんとアルデンテな…
完全にペペロンチーノだこれ…としおかで年一食えてるブツとはなんかちょっと違う気がするが俺、これ好きだな。
卵黄は終盤まで割らずに上手に混ぜ混ぜしながら食ったが…いい玉子だったんだろうな。俺は生命に宿る張力に最大限の謝辞を述べたい。卵黄が割れた瞬間の感動はいつだって最高だ。
サクッと食い終わりそうになった。お汁とっといてよかったと思う。
サクッと、そうサクッと完食フィニ…
こ、
こ、これは!?!?!?
ぶっちゃけ冷やし油そばの方はスープ割りまでKKしてから写真撮ればよかったなどと言うのは後の祭りであり、きったない食い掛け写真をまたアップロードしてしまったことをお許しください神様。
当然ながらチャーシュー&メンマはつけ汁にがっつり入浴させることを選んだ。
素の麺をズルッとやれば嗚呼、、、柔らかめの麺が、柔らかいのに香りをしっかり残しているのは美しい。
このタイミングで油そばスープ割りキメた、、、たまんねえぜ、、、
麺ぶっこめば擬似塩ラーメン堪能!
そして浸かったチャーシューとメンマで麺をくった。。。たまんなかったな。
横の人がつけ丼の底からワンタンを発見あざます!などと喜んでいるのを手ぬぐいを噛んで悔しがって見てれば、私の丼の底からも出てきましたAZMS!!肉肉しいミッチリ系で最高だったぜマジで。
最後の最後まで辛味(別皿)を掴むタイミング掴めず食ってたら麺がなくなった、、、辛味…辛味はとしおかのほうがおいしいな。これは。
サクッと否完全腹パン完食スープ割りしてあっためたチャーシューまで堪能したぜ!!
当然 完飲制倶楽部 ブチカマしフィニッシュムーブ深々と会釈して退店!!
外に出れば「やっぱクラシックだよね、ここは」としみじみしていたが
「明日は朝イチとみ田整理券か川越でつけ麺だな」
などと後半の後半は心にもないことを供述しており。
私は帰宅して寝た。寝て起きてジムに行った。
頑張ったと思うけどそのあとまた福龍に連れていかれた。
俺も心が旅したいとか言い出し始めた。苗場とか。