お前は耳に違和感を覚えたまま「イヤホンどこだ」と探し回ったことがあるのか?
はい。
僕はあります。昨日の話です。アレは秋葉原駅電気街口の前でした。どのポッケを探しても鍵、ちり紙、謎の50円玉、疲れなどしか出てきませんでした。
私はコントロールセンターを開き、アレ?繋がってる?と思ったタイミングで耳の違和感に気づく。
疲れているのである。疲れがポケットからも出てきたくらいだ。
そもそもの話、前日は酒の量こそそこそこに、寝不足そして目覚めはもう身体の重さもマックス級。10キロくらい太った?と錯覚しそうなほどの体重感。太ってねえ。バカ。
サイケデリックな気分を引きずりながら、さあさああと12時間経てばGWなんてこともなく、嗚呼、喉いてえ。とか言いながら会社に行き私は最後の力を振り絞って2時間半を戦い抜き、昼休憩に出た。
なぜ俺はこんな時、黄色の看板を目指してしまうのだろう。自己診断としては確実にこれ「感冒」であり、そういう時はだいたいにおいて精神のバロメーターは「危篤」の表示に変わる。
病院は混んでいた。前に3人いるなー、と思って接続し、食券先に買ってくださーいと言われて店内に入ってみれば中待ち4。
俺の昼休みは終わりを告げた。
茹で時間にかなりばらつきがあるな、なんて思いながらも、「ニンニクなしでー」と伝えた若者が店主に「そのままですね」と言い返され「ニンニクなしで!」とさらに呟く。半笑いで友達と顔を見合うその姿に私は思わず「お前に主導権はないんじゃオタク。おとなしく店に感謝!」とつぶやいた。心の中で。
こ、こら…
コラコラ!?!?!?
アブラマシマシとか言ってみたものの、初めての時はやはりニンニクのみにしておくのが二郎での暗黙のルールだということをすっかり忘れていた。慢心であった。
マジでこんなに乗ってくるとは…うわ、液アブラすげえ!これは彼らが絶賛するのも頷ける。あと大盛りにすると深めの丼になるのか。。。
アブラでヤサイを食い、底から麺を引っ張り出せば嗚呼…悪くねえ!!奥の別部屋に製麺機が見えたがこれは自家製麺か。二郎らしくない麺だが啜ってみればそれなりに満足いくものだ。火の豚とここ、わりかしいいな。わりかし。
ブタはしっかりいいサイズで大満足。むしろ増してもいいくらいのうまいブツ。うーん、舐めてた。秋葉原で働き始めて2年も経って初めて来たのを後悔するレベル。
しかしながら可なりハイレベルなオイリーっぷりには流石にやられた、、、目黒でアブラの海を引き当てた時よりもやばいな。
熱さでフーフーしながら食う人を見て猫舌さんはかわいそうですね、なんて可哀想に思うことはよくあるが、これはむしろアブラを落として食わねばならぬブツだった…一口食うたびに10秒は上空キープ。
次アブラ少なめだな。でもインスパでこんなにしっかりアブラ盛ってくれる店、あんまりないよね。
サクッと完食フィニッシュムーブ軽く会釈しダッシュで退店!!
完全にGW気分になった私に待っていたのは…くしゃみ地獄であった。
帰ってから減らない腹をさすりながら外出て遊ぶか、でも明日のことあるから熱計っとくかなー、とか思ったら37.5。
俺のラーメンGWの運命はいかに!?!?