流石に平成が終わる感じがしてきた。
マジでどうだっていいことである。年号変わったところで何が変わるんだ。
何かイベントを武器に人生盛り上げないとそんなに面白くないのか。おん?オラ、騒げ、また渋谷は炎上するか?渋谷は炎上するか?
などと思っていた私も流石に時代の終了を感じずにはいられない。令和の始まりは一切感じないが、何かが終わり、ターニングポイントとなり、「お元気ですかぁ?」が規制されない維新が起こるのだということを理解したのである。
平成最後に私の部屋で起きた事件についてはさておき。まずはそこに至るまでの経緯を語ろう。
だいたいにおいて週末を迎えた最近の私は控えめに言って「ブチ上がり過ぎ」であり、翌朝に至るまでラーメンのことと酒のことばかり考えている。
断言するがこれは「病み」であり、私はそろそろ心療内科で酒で副作用の出る精神安定剤でも出してもらわない限りは、この週末急性アル中ライフを断ち切れない気がしているのだ。
そしてそれを加速させるのがこの「ポケ・モン太」である。これで1週置いて3週目の週末であった。また就活しに来ていた殺助こと前川教授も一緒だ。
朝10時過ぎに到着してみれば前方にはすでに25近くの人数…多過ぎだろ…なんでみんなこんなに並ぶようになった?誰かさんがブログで
「1時間前に来てササッと食ってご満悦で
帰宅し、悶えて休日を丸一日潰す」
(『フロムムサシノ』民明書房刊)って書いたの、今だに信じられているのね?
えっ自意識過剰?結構結構!
そんなことを宣っておったら助手さんに見つかり麺量聞かれず
「大三つね」とか言われて焦るモン太。
モン太の本気「半分」コールは
助手さんに「は!?」と半笑いで言わせるほどの威力があった。
入店すればお久しぶりのご挨拶とともに半分いじりはここでも炸裂…半分にすることは何も悪いことではないのに、俺と来てしまったせいで彼は麺量ハラスメントを経験してしまったのである。
そして私もまたボンヤリしていた。前日に食った唐揚げがまだ胃の中にいる気がした。
こ、こ、
これは!?!?!?
平成最後だからといってチョベリバとか言い出すのはいかにも俗っぽくていかがなものか
とか言いながらも使っちまうのが私であり
この運命のなすところはやはり幸運なのかバッドラックなのかが全く判断がつかない事件だ。
久しぶりだから「優しくしてください」とか伝えたのは全く通じず、麺の上にはたっぷり白い粉がかけられていた。これが優しさの正体だ…
豚を退かして標高確認…ほんと、冗談きついぜ。
ヤサイをアブラで…いやなんかスペシャルなアブラAZMS!!アブラでヤサイを食い天地返そうとすれば当然丼が動く。
ズルッとやれば嗚呼…最近檍で漏れた時以来の声が出てしまった。
美味すぎる。
なんて美味いラーメンなんだ。
jbcでのファーストバイトは「ラーメン二郎」というアイデンティティよりも「醤油ラーメン」を感じる。
これぞストロングスタイル。美味すぎるんである。
豚も最高のブツが揃…
厚すぎだろこれ…そして気づいた麺減らねえ…
箸休めのガリ…
これは本当にありがたいブツだ。
横に座ってた半分野郎はサクッと完食フィニッシュムーブぶちかましたところで店主から
「次は真面目に(普通の量を(むしろ愛情を込めた麺半分を))作ります」
と死刑宣告を喰らっていた。
俺は丼の中の多すぎる麺と己の腐った根性を呪った。
覗き込む助手さん。
「おかわり?」とか言いはじめる店主。
久々の長期戦15分間…生玉子を使って流し込んだ時、俺の丼の上で長州力が肩を回したのを見た。
大満足完食フィニッシュムーブGWの営業予定をお伺いして退店!
腹パンでマジ死にそうになりながらも帰宅し一眠りしてクラフトロックサーキット。
堪能した!!
この物語には続きがあった。 平成最後の二郎も多分jbc。