私の二つ名である。
というのもこれ、意味としては完全に
「のぼせ上がった阿呆」を指しており、
どうにも松本隆先生言うところの甘酸っぱい都会の少年たちのことではなく、
一生ピーターパン、のぼせ上がったガキのまま身体を太らせ酷使し醜態を晒し続ける私
のことを的確に表した言葉である。
目覚めてすぐに熱を測るも36.8。しかしながら完全に栓をされたような洟。黄色い。青っ洟なんてのは見たことがないが、ちょっと黒みがかかっているところを見ると、儂の喉は膿を抱えて血が滲んでいるのだろうな、、、
なんでここまで言って「平成最後の宇ち多゛、欠席します」と連絡をしたのである。
そこからは寝た。ひたすら寝た。途中起き上がってプロレスを見たりしていたが、どうにもこうにも暇の極みというかなんというか。体調崩すと家で寝ていなきゃいけないっていうの本当に辛い。何もない時に惰眠をむさぼるという幸せとは全く別の拷問である。
上級国民には程遠い。むしろそんなものには反吐が出る。
そう思いながら私は、朝からがんこラーメンの写真を送りつけてくるLINEグループの主たちと戯れた。そのうちの一人は楽器を売りに行くというので私は高田馬場まで行くことにしたのである。
アストロノーツギターズ、いい空間だった。
私の心は直前まで某あさりバターラーメンと迷っていたがまあ道民連れて行くならこっちだなと。西側まで移動してサクッと入店スムーズにニンニクを注文するに至った。
右手は添えるだけ
100円はすぐに出せるようポッケに入れるだけ
こ、こ、
これは!?!?!?
超ド級油膜は健在だ。俺はこれがなければこの店を認めない。
うーむ、最高の風邪薬にして体内浸透圧についてもバツグンの汁だ。
業務用だろうがなんだろうがニンニクはニンニクである。
麺ズルッとやればもうサイコー。安心感あるなぁ。
とか言いながらやっぱ大量に載せられたチャーシューさんは処理しきれませんわ。ライスの算段は完全にご破算。チャーシュー載っけて食えば減るわ減るわ。
すかさず100円渡してライスもらって2杯目のご飯を濃厚お味噌汁で流し込む。やっぱ味噌ラーメンはこれくらい濃くねえとな。
サクッと完食フィニッシュムーブ軽く会釈して退店!!
お腹が痛くもならず熱がガン上がりすることもないことがわかれば矢張りこの一杯は効いたと見よう。