ラーメン二郎 立川店『小ラーメン豚増し』
2年半も沖縄に行かなかったのに、そっからは確実に半年刻みで沖縄に行くことになるとは思わなかった。
3回目である。ちなみに9月も行くことが決まっている。
もうお前ら結婚は勘弁してくれ。な?な?
俺をさし置いて結婚しないでくれ?
あ、先輩はいいですけど後輩とか1社目の同期(全員年下)はダメだ。お前らは舌を噛み切って自害せよ!
なん年ぶり、とかいうと非常に感慨深いものがあるのに、こうも半年に1回のペースで行って仕舞えばなんの感動もない、とか思いつつも夜眠れなかったのは何なんだろうか。緊張してるのか。「織田裕二」と「お大事に」で韻踏めることに気づくくらい冴えてしまった私がなぜここまで覚醒したか。それは「久しぶり」ではなく「とうとう」な事案を抱えていたからかもしれない。
大田舎沖縄を出てラーメン二郎にどっぷりになってから3年。私がその存在を知った時にはすでに休店していた立川店。大都会・立川。大都会・立川。私にとってはIKEAとシネマシティ立川しか用がない街、立川。いや、むしろ用がある方か。
そんなことをワーワー思いつつ「月金は休みます!」と言った御大の顔が忘れられなかったが、無事に都心と逆側の電車に乗ることに成功すると三鷹あたりで盗撮被害にあった。
ジョジョっ!貴様見ているなっ!?とは言わず軽く会釈。
大都会・立川に到着。
思ったより寒くないな、と思いつつもフードをかぶってやっぱ寒いと悶えたりしていた。
店内に入ってみれば小金井の店長さん?(店主ではない)が助手に入ってたし、中待ちスペースまで備えたその広い店内にへー良いねぇとか言いながら待っていたら、色々面白いものまで見つけてなんだかニンマリしてしまったなどもありつつも丼の到着が待てない、はやる気持ちを抑えつつもあとあとカラメしてしまったことを後悔するのであるが、それはまた別の話。
こ、これは!?
おお、クタッとしたヤサイがちょうど良い感じだ。ヒゲさんの盛り付けだったろうか。
なんだかもう定かではないが、とりあえず見た目からしてすこし赤羽店.っぽいなぁなんて思っていた。とりあえず記念撮影して、とか考えていたらもうしっかり食い進めてしまっていた。
クタッたヤサイを汁につけて食えばウン、こういう感じか。
どれ麺を…ビロビロだ!…ビロビロ麺だ!!あっいっやー、なんだか嬉し恥ずかし大好き。ズルッとやれば嗚呼!!クンニリングスのごとき食感に乳化層が絡みついて美味い。非常に醤油が立った厚みのある味だなぁ。
豚は総じて出涸らしを超えてボソ感が演出されたこれまたアリな感じだ。しっかり煮られてるなぁ。
しかしスープに感じる野菜の旨味、とくにニンニク感というものが素晴らしい。かなり煮込まれているのだろうな。
次からニンニクアブラで固定することを誓ってサクッと完食フィニッシュムーブ厨房内に深々と会釈(エールを送)って退店!
外に出るとこれまた私の師匠の一人が外待ちに。軽く会釈してアレして中央特快に飛び乗った。
顔面から滲み出る立川スメルを、使い捨ておしぼりで拭った7時間ちょい後。
もう立川食いたくなってるのに沖縄着陸。
あばれる君