とんかつ
「キリヲさん、よく誕生日を迎えますよね」 金言であった。 厚かましい自覚はあるのだ。ある。なんてったって私は厚かましさそのものが足生やして歩いているような人間であり、なんてったってアイドルである。 お嬢様じゃない私ただのミーハー!などと言いた…
衝撃を受ける一文 ワンセンテンスで己の世界は変わる。 とか言われてすぐに思いつくものではない。 私のように言葉に重きをおく、などと言っておきながら軽めにポンポンとぶっ放す人間はどうも消費型、言語というよりは文字列依存型体質だと言わざるを得ない…
閉じた歴史のことを想う 歴史というのは本質的に、繰り返される。 これはどういうことかというと、歴史的事象はそれ自体が繰り返されるわけではないが、本質的に、人の営み、社会というのは反復であり、始まりもあれば終わりも起こりうる。 そこに悲しみも生…
カレーほど多様性のある食い物はないかもしれない。 ラーメンも一緒だ。 ただしかし。ラーメンというのはどうも「イチから家庭でつくる」ということに関してハードルが高すぎる。自宅で簡単にラーメンが作れる、というのはそれ、最早しっかりと人数のいる家…
「ワイルドサイドを歩け」が信条である。 とはいえ、ぱっと見平凡な人生を送っているのが私だ。 私はあくまで平凡な人生を送っている。 その自覚はある。 しかしながらどうしてこうも人生というのはワイルドサイドなのか。 ケイキリヲは静かに暮らしたい。 …
単純だから一喜一憂しがちである。 その分悩みも多い。そんな自分に嫌気がさす。 一喜一憂なので瞬間的だ。それだけの話である。 一喜一憂というのは一瞬の喜びと、一瞬の喜びがぬか喜びだったことに対する憂いなのだ。裏切られた。期待はずれ。そんな想いを…