年末あるある
混む。
混む…よね…そう、混む。
年末だけじゃなく混んでる店もある。中毒者の集う店。だいたいいつも混んでる。俺、そのうちの一人と化す。最近はわりと避けているつもりである。
てか何故年末にこうも皆、出歩くのか。寒いだろ。年が終わることに風情を感じてやれ年の瀬だの暮れの元気なご挨拶だの言って動き回るの、はっきり言って単純だし馬鹿みたいだ。思い返してみて欲しい、毎年毎年ただの季節の1ページだ。それを見越して過剰消費を、経済的特需を期待する首相とか馬鹿そのものだしそのままの通りになる我々の生活は病そのものであると言っておきたい。
要するに。私には忘年会の予定がそんなにないのである。
寂しくはない。断じてだ。私個人としては「ジムに行く時間がなくならなくて済む」などと思っているわけだが、結局のところ最寄駅で降りれば魂が家、もしくは常宿に引っ張られるわけで、その前にまずふだんの電車に乗る前に別の電車に引っ張られるわけで、無数の引力を感じつつも最後の抵抗虚しく私はアレしてしまう。
それに加えて土曜は昼まで寝るか高尾山に行きたい、などと思っても「宇ち多゛行きてえ」と連絡があるわけだ。
それは忘年云々に全く関係ない。
日頃の鬱屈を吹き飛ばす忘日の喜びである。
しかしながらそれも師走のなせる技として大行列の予報を受けるわけだ。「8時半で1巡目無理かも」なんて言われれば8時に行くしかない。会社に行くよりも早起きしてんだよこっちは…近場だからって7時過ぎまで寝やがった連中と合流すれば、久々に飲食店で2時間も並んじゃったりしてまあなんて幸せな人生なんだろう。
何とかUMWR3で抑えた我々が向かった先は…別の店に行きたかったサトケンと激しく殴り合いの末、私がこの選択肢を勝ち取ったわけだ。
こ、
こ、これは!?!?!?
遥か四年前に初めて体験した味噌二郎が目の前にある…札幌の帰りに寄った時以来だ。
天地返さずズルッとやれば嗚呼…うますぎだろ…味噌ラーメン…いろんな味噌ラーメンがあると思うがこれはまあ本物のニンニク味噌ラーメンだな。
美味すぎる。
豚マシにすりゃあよかったものの宇ち多゛でアブラ4本も食っちまえばそりゃもういいよなと思える。とはいえこのバラ豚…とろけちまうぜ。
ニンニクを解き放てば完全なるニンニク味噌ラーメンの完成だ。
サクッと完食フィニッシュムーブ軽く会釈して退店。
バンドのリハがあるから帰る、などと言ってたのに結局新小岩まで連行されて夕方までガッツリとガリ酎の餌食。
なんかすみませんでした。色々。
年の瀬だな。