流行りの病気
と言えば風邪やウィルス性の何たら炎
もしくは性病などか。
思いつくものは様々ある。人間は脆く儚い。強くはない。人が人を生み出し文化を育ててみたものの、人体や森羅万象魑魅魍魎の神秘の底深さははかりしれないものがあるのです。
皆さん。それをご存知なのでしょうか。私はまた、自分の頭というものがまともではないということ、そしてこの店に並んでいる人たちもまた、なんというか、奇をてらって自らを変人と称するような浅ましさとは全く別の次元にある変人であると言わざるを得ないと思うのです。
私は立ちっぱなしで乗る電車旅40分に痺れを切らしました。非常に腹が立ったのです。
ところで雨戸って何?って日本人なのに聞いちゃうのである。あんなもん北海道にはなかった。
そういうわけでありますから。私は。前日夜はまあ酒も飲まずに早寝をキメ、朝も早くから起きてオンザコーナーにてバスルームで髪を切る100の方法を鼻歌交じりで口ずさみ、ピストルならいつでもポケットの中にあるからと宣言してアレに飛び乗った。丸ノ内線。
目の前に拡がる行列…に接続すればまあ見た顔ばっかりだ。あんたら先週もいたじゃん…などと言いながら友人を盗撮するなどして過ごした。
私は待ってる間にどんどん上品が食いたくなっていった。これが私の病気の正体である。
流行りの病気、がんこ中毒。私の病気、上品渇望症。上品食いてえ、上品食いてえなと思って家元に聞いたら「並び直したら出してやる」だもんな。
などと言いながらも目の前に現れるアルゼンチン赤海老のブツには目がなかったのである。
こ、これは!?!?!?
先週よりは圧倒的に少ない待ち時間で目の前に現れたブツ…
スープの色味でもはやなんとなく味の風態を理解した気になる。
だいたいわかってたさ。
ズルっとやれば嗚呼!!もうこれは完全なるがんこラーメン!アルゼンチン赤海老特有のあの甘ったるいスープ!!わかるぞ、わかる!チヂリウムのシャワーのごとく俺の人生に必要なブツ!!
しかし先週のあの久々なバラ肉ではないし途中で若干の飽きが来た。甘いし重い。ぶっちゃけ便利スープmeets赤海老なんじゃないかと勘違いするほどだ。
女将さん端肉AZMS!!
カエシ入れて魔改造してもどうしようもなかったな。
生玉子ディップお醤油強めで食えば嗚呼…これこそ正しい食い方だった気が。
サクッと完食フィニッシュムーブ深々と会釈して退店。
まぁ、忙しいし病み上がりだし仕方ないな、と思いながら口の中のびりびりを茶で潤したり。
さいたまスーパーアリーナで大泥酔して記憶なくしたり。帰宅してひと暴れしたり。
翌朝二日酔いなのに「家系食うぞおおおお」などと連絡してみたり。
なんだか大変な連休中日であった。体調は無理やり直した。
まあ今絶賛疲労困憊中なんだけどね。