元気に過ごしていたな、と思う。
あの頃は。
そうあれ、腐っても今週の話であった。週末だけ元気族の私、入ったスイッチをオフにすることもなくこの月曜日は渋さ知らズのフェスに行った。思えばチケットを取ったのも初回先行であり、俺、どんだけ求めてたんだろうなと。すぐすぐすんすん。
だけども 問題は 今日の二日酔い 傘は持った。
渋さ知らズには人生と人情が詰まっていて。音がなる瞬間よりも、だいたいはあのよくわからないソークール、ソウソークールな踊り子の皆さん、コンテンポラリーダンスの方、玄界灘渡部さんなどが出てきたタイミングで私はまず涙腺が崩壊してしまう。そして大抵の場合私は「ナーダム」という曲で泣き崩れてしまう。ぶっちゃけ会場の1/4は泣いているから大して恥ずかしくもない。
そして毎回お決まり、なんというかもうやらないライブのないほどの名曲「本田工務店のテーマ」が鳴ると、普段ライブ会場でシンガロングもしないし腕を高く持ち上げることもないような大人しそうなおじさんが皆涙を流しながら絶唱するのだ。詞のないメロディを。
私は外から見ると極めて宗教的で君の悪い集団に移るのではないかと思っていたが、その日の出演者であるROVO、中村佳穂、GOMA、ZAZEN BOYS、そしてサンラアーキストラを見ていると、その演奏を見つめているオーディエンスたちがただの渋さ狂信者じゃないとわかって安心するのだ。
いやー、みんなよかったな。ほんと。俺中村佳穂大好き。
そのような狂った1日の栄養補給、がんこに行くのはハナから諦めていたのだ。
祝日だからやるのではと予想していた俺、なんとラーメン屋に酷な思いをさせるのだろう。しかしやるからには金を落とそう。そういうムダに意識の高い心意気があるから。
いや、ただライス用にんにく食いたかっただけ。
開店時間に到着したというのにすでに食い終わろうとしているほど活気に満ち溢れたこの店…俺、そういう店が大好きである。
こ、
こ、これは!?!?!?
いやー、、、見るだけで二日酔いの胃に染みるブツだ。肝腎も元気になるなぁ、なんてブツブツ言いながら撮影してみたが、奥の席は鬼門だな。
まかない飯、これで100円台ってのはまじで破格だね。
見てくださいこの油膜!多めにするとここまで増える。とんでもねえブツだ…
ヌルっとズルっとやれば嗚呼!?しょっぺえ!これだよこれ…これを求めてた。プースーの分厚さ感じるブツマジでたまんねえなオイ!
当然まかない飯にライス用ニンニク乗せまくりのマヨぶっかけブチかませば最強のデブ飯完成。嗚呼しょっぺえ!しょっぱすぎで血管年齢ひとつ老けたな…美味すぎる。
チャーシューは肉肉しさ感じるここらしいブツ。薫香はそこまで強くないがもう肉食ってる感覚になるよね。某店のチャーシューがイカした生ハムならこっちのはサラミって感じ。
FGがある店でFGをぶっかけないのは罪に値するッッ!!!!!!
大満足完食フィニッシュムーブ軽く会釈して退店。
最良の栄養補給を済ませて東神奈川駅まで歩き、渋大祭会場まで向かい、いくつものドラマ。鬼頭さんの油そば食えなかったのはマジ痛恨だった。
横浜で飲みてえ。大黒ふ頭で虹を見てシーガーディアンで酔わされてまだ離れたくないってやるのを夢見てる。
夢を見ている。高円寺で。