究極の選択
人生を送る上で、人は身体を一つしか持たない。
時間という概念はただ「流れていく」ものである。
そのほかにもおおよそ真理として認識されがちな概念は存在しているが、私は時間の有限性と闘っている、というよりは戦わずにして蝕まれている感覚すらある。
ようはその瞬間の都合の良さ、みたいなものを取っている。人はこれを逃げ腰と言う。はっきり言うと、おっさんになってさらに立ち向かう度胸が減ったのだな、とも思う。
こういった年の功を、まさしく功と言ってしまうように成長と取る人もいるだろう。確かに老いて得られる含蓄と判断力もあると思うが、私はあまり自分のそういったところを信じておらず。寄る年波にはなんとやら、と言ったところを、体力よりも気力と能力に感じている。
もう死んでしまおう。吐こう、捨て台詞。
どいつもこいつも話の中身がどうなれこうなれ気持ちも知らずに。
残り1日の休みだっつうのに二郎はほとんどやってないし、がんこはどうせクソみたいな行列だし。
とか言いつつ行ったんだ。がんこに。行ったさ、そりゃ。味噌食いたい気持ち、ないわけじゃないもん。
そんな気分次第で馴れ合いみたいになれたらいいな、って思ってた。でもやっぱ行ってみりゃ大行列。二階階段はるか奥。ひさしぶりならかまないで あたりかまわず。
ただひとつだけのメモリー追いかけてみた夢。
その行列を見た、地元から帰ってきて合流したラヲタの回答も早かった。あっという間に第2希望第3希望まで出てきたところを見ると、薄情なもんだなと思っていたが俺も3時間とか待ってられねえ。
クセがありそうでなさそなアナタ気分次第で久しぶりなら
2日連続もありだと思ったんである。
究極の選択の行方はいかに
こ、
こ、これは!?!?!?
矢張り札幌わりと漆黒艶あり技ありの見た目。
ほら見てみろよって、ええ、かまぼこだ。近頃ちくわぶを蒲鉾だって載せる所すらあるんだから嬉しいね。
チャーシューもたっぷりだ、これは食べ応えがあるぞ。
スープすくってみれば非常にうまそうだがなぜかあるエリアだけやたら冷たかった。レンゲの熱だろうか。
当然掘り起こした麺を持ち上げズルっとやれば嗚呼アッッッッッ!!アッツゥゥゥイ!!
アチアチ()すぎだろ…やべえよ…と思ったがスープは弱め。矢張りまだ完全体ではないのか。これなららいでんの醤油のほうがうまいな。
前日から気になっていたのだが、ネギの青いところを使う店、少ねえよな。万能ネギじゃなくて、ネギの頭っぽさ。俺これ実は好きなんだよね。
チャーシューはたっぷり熱を加えつつライスのお供。。。うん、まあチャーシュー増しまではいらねえか…
好みの問題だな。
サクッと完食軽く会釈して退店。
味噌に比べて弱すぎた。俺は究極の選択に敗れた。
なんて話をしながら某ケンと分かれて俺は東京ドームまで歩いた。
まあ俺が何を言いたいのかというと
次の投稿までトランキーロ