「ザキオカみたいじゃねえか」
愛猫しすぎて婚期を逃しつつある妖精の友人が俺に言った。
何が悪いんだい。
年相応の髪型で何が悪いのさ。
俺もその昔はマーパーかけてサングラスして前野健太ぶってみたものの、その様子は完全に井上陽水だった。
「ハゲが怖い」という理由で髪を染めたことはないが、意を決して新卒就活直前にパーマかけたりしていたころもあった。
大人になれば大人らしい髪型がある。それは型にハマるわけではなく、身体の老いに合わせたリスクマネジメントであり、伸ばし放題で、特にマッシュルームカットなんかにしていた日には抜け毛も増える。そう、リスクマネジメントだ。選ばれし家系の、低気圧型頭頂の可能性を秘めた選ばれし男だからこそ!!
散切り頭を叩いてみれば
ポン中音頭の祭囃子
そういうわけで水タバコ屋団体を引き連れ!怖いもの食いたさのアホどもをゾロゾロと四ツ谷から引率して開店と同時に到着したらお知り合いが!
軽く会釈して接続し「限定乞◯のグラサン髭来ませんね」とか言って話に花を咲かせた。
1時間の待ち時間をグッと堪えていると、先に退店した某部部長から「今日はまさにブログ通り!」と家元完コピの笑顔で感想を伝えていただいた。
限定乞◯のグラサン髭と入院中の御大のご尊顔が浮かんだ(男塾の如く)。意を決して入店し、冷凍冷や飯の温め時間について女将と議論(3秒)をし、久々のヒロポンバリカタコール。遅れて着席した115キロの巨漢は松屋のライスに初の悪魔大盛りをブチかましていた。
俺は、今日の自信満々な家元の表情のお陰で肛門が緩み切る気持ちになったのであった。
こ、これは、、、!!
はは、なんかもう…これ食うために生きているようなもんだよな。
久々のライスに家元調合の特製ふりかけをブッかければ準備万端!!一口レンゲでズズッとやればアアッ、悪魔の囁き初期衝動が鳥肌ものの感動を引き起こした。
ヒロポン…なんて美味いんだ…
バリカタ麺をズズッとすすればもう!!このカエシの濃さ!醤油の分厚さこそが全てのBALLANCEをぶち壊す!!VAN HALEN"CAN'T STOP LOVIN' YOU"からの"RUNNIN' WITH THE DEVIL"が脳内を駆け巡る。
今日のブツ…まさにブログ通りです!
久々の持ち込みブツに悪魔肉をライドンすればマジで悪魔とスーサイドする感覚。フランキーティアドロップ…死にそうだ…後半になればなるほど底のカエシが俺に悪戯をする。
完飲やめとこうかな、とか思っていた俺の目論見は無残なまでに打ち砕かれ、当然ながらKKブチカマしフィニッシュムーブ沖縄土産をお約束して退店!!
初がんこの2人も「こんなの初めて」とアヘ顔ブチカマして出てきて俺もご満悦。
ササッと帰宅して昼寝ブチカマして1日無駄にしようと思っていたらエマージェンシーコール。
悪魔のドライブが始まった。