限りないもの
感謝知らずの女
ゼンマイ仕掛けのカブト虫
よりも怖いものは「御免」の一言である。
これは己の不甲斐なさを謝る言葉であればいいが、あなたの想いには応えられないです御免であるともはや逆に「ゆるさん」となるのがこの世の中で。
はっきり言って裏切りとは尊厳の欠如であり、オカダは外道を捨てたことによりその尊厳の欠如を引き起こした。
シナリオとしては完璧であり、俺は邪道外道のヒールバックを大いに喜んでいる。
そう、尊厳と自由の欠如は物語を生み出すのだ。
そうしてアナキンはダークサイドに落ちていき、ユダは唇に血を塗り、マンキーコングは賽の代わりに樽を投げるに至る。
私は裏切られる側にも理由があり、いじめられる側にも理由があると思っていた。
だがしかし、非があると断言されるのはいつでもパワーバランスが崩壊した相手の側である。俺はバターズのような存在にときめくのである。そしてまた、俺は時折、正義の味方というのがなんなのかわからなくなる。なんでかってそれは俺やっぱ完全にジオン公国民だからであるわけで、下ろしたての靴の先が削れているのを見て俺は今にも泣きたくなっているのである。
はっきり言おう。いじめる側が悪い。大抵は連邦軍が悪いに決まってる。
それでもこの人は期待を裏切らなかった…そしてそこには物語があった。
それは「来る」と宣言したこと、そして「間に合わない」ということをふたつやってのける荒技をブチカマす「生き様」そのものである。
俺は宣言通り再度並び直した。その時間、ほぼ14時ちょうど。
ニヤニヤしながら待っていれば出てくる家元!椅子をひっくり返す家元!!「今タクシーで向かってる人が…」返す家元「特例はありません!本当です◎!」「特別扱いはできないぞ!」私も返したごもっともですと!!
15分後に現れる先輩。UMWRオート5キメて出来上がった彼は呂律も回らぬまま「◯いちでチャーシューワンタンでキメてきますよ!」と吐き捨てて私を行列の最後に残して去っていった。続きはまだある。
そうして!外に出てきた家元と色々喋りつつ最後の客になるつもりが一つ前のお客さんたちがカップルだったので追い越し入店。悪魔ブチカマして死んでやろうと思っていたのにもかかわらずチキンハートが100サイパンと語ったのにはワケがあったが、今になってはそれ、無駄なことだったよね、ほんと。
こ、これは!?!?!?
二週目使用でチョロっと悪魔肉が欲しかったが、肉切れでは仕方ない。うーむ、スープドロッといい感じ。ズズッとやれば嗚呼、俺今日悪魔大盛りでよかった、、、こんなに美味えなら、と、すでに30分ほど前の記憶をあっさり改ざんしている俺がいた。
ズルっとやればブルっと震えるこの尿道が震える感覚…おしっこを漏らしたわけではありません!ツケダマにカエシ垂らして生玉うおォンすればもう死んでもいい。。。いやー、最高すぎたな。こんなもん一日4杯も食ったら本当に死んじゃうよ。
サクッと完食当然完飲我慢できず再びKKブチカマしフィニッシュムーブ深々と会釈して退店!!
店を出ればヤツがいる。「痛恨のチャーシュー切れでした、、、」と。
立ち話をしていたら家元出てきて色々喋ってその場を去り、イリーガルなブツ(早売り)を手に入れて帰宅。
その夜は心の薬をブチ込んだから頑張れたんだと思う。
有森裕子もびっくりなほど自分で自分を褒めてあげたかった。