2017年2月18日(土)
「あなたの食べてるラーメン、私も食べてみたい」
「えっ?」
「ダメ?」
「いや、ダメじゃないけど」
「わたし邪魔?」
「そういうわけじゃねえけど…きみ、少食だから大丈夫かどうか心配で」
「そう」
「え、な、なに」
「いや、いいよもう」
「わかった。連れて行く」
「てへへ」
かえす言葉がなかった。今日という日が来るのだと、わかっていたはず。なのに。なのに俺は…どうすればいいか、いまだに答えが出せずにいる。
「食券を出すときに「麺半分で」って言うんだよ」
「麺半分って言えばいいのね。半分って少なくない?あなたいつも大ラーメンを食べてるんでしょ?」
「うん」
「今日は?」
カウンターには小豚の食券が置かれている
「あ、麺少なめで」
「ちょちょちょ!!えー!?」
「なに、ダメなの?」
「麺少なめだと多いよ」
「半分よりは少ないでしょう?」
「いや、なんでみんな間違えるのか…少なめ>半分なんだよ」
「あなたが食べればそれで済むわ」
「あっ、いただいていいんですね」
懸念しているのだ。俺がいつもどれだけ多くの麺を食っているかを、本当のところは知られたくなかったからだ。
ビクビクしながらラーメンが来るのを待っていた…高台の内側の様子なんか見えたもんじゃない。
心底くたびれた
そんな俺を、神は見放さなかった
「えっ?こんなものなの?わたし全然食べられるよこれ」
「えっ、ああ、そうだな。それなら食えるな」
胸を撫で下ろしてホッとした俺の目の前に現れた丼は
いつものものとはかけ離れた少なめの麺量だった
店主はニヤリと笑って言った
「最近少食だからね…」
「これはさすがに…ある意味地獄だ…」
俺はそう呟き、彼女とともにゆったりとした時間を過ごしたのであった。
という妄想。
豚はボソっぷり炸裂
っていうか改めて見て、すげえ少なかったんだなって実感。
いつもの半分くらい
でもアブラは相変わらず美しい
スープも麺もやたら美味しかったんだけど、さすがにノーコールでこれは…てか、これが通常なのか…そうか…
これなら大…いや、よっぽど余裕のある日以外は大はムリだ…
豚のボリュームだけで十分に食えてしまう一杯になるのが恐ろしい。やっぱりogkbは何かしら多くて嬉しいのだ
まぁなんかやたら少なかったのはブレの範疇。
次回訪問はこんな感じにはならねえだろうなと。確信している。
肉はまた硬ブレだが汁の美味さで完全にカバーできてるのはさすが。
久々に大少なめコールいこうか