フロムムサシノ

エクストリームラーメン専門家。ラーメンブログ史上最強の駄文による記録。

味噌っ子ふっく 『担々つけ麺中盛 ちゃーしゅー飯』

 

 

 

 

 

 

 

 

"In Between Days"状態

 

 

 

 

 

 

 

 

 


平たく言えば浮気だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


それは前述したあの土曜夜の"ロック・トランスフォームド状態) "と深く関わる問題であり、私が、私の癖について自らの口で語るしかない。

 

 

そう、今日は割と俺、落ち着いてるから。

 

 

 

 

 

 

 

大村知事頑張れ。

津田大介さんあなたは今日どこでラーメンを食べているんですか!!

 

 

 

 

 

 

 

 

私は基本的にハマり症であり、一度味をしめたものを決して離しはしないタチである。

その証拠ががんこラーメンであり、味噌っ子ふっくである。

 

 

あと宇ち多゛。

 

 

 

 

俺のことを「インスタ映え野郎」などと揶揄する人間がいる。何人もいる。うるさいよほんと。

 

 

 

 

そんなこんなで俺っち、中毒性のあるものにしか間違っても惹かれないタチであり、THCとともに探す定位置 使い切った欲未だ1/3はダテじゃないのだ。

 

 

 

 

 

 

 

だから俺は俺はマジで味噌っ子になりたいと願いながら荻窪で電車を降りるわけである。

 

 

 

 

without you,女将。そう叫びながら。

 

 

 

f:id:standaloneramenjiro:20190808231852j:image







こ、こ、

こ、こりは!?!?!?!?!?

 

 

 

 

 

f:id:standaloneramenjiro:20190808231839j:image

 

 

なんて美しいんだ…太めの麺は筋が揃うととてつもない美しさになる。

 

 

 

 

f:id:standaloneramenjiro:20190808231900j:image

 

 

そしてつけ汁だ。これ、どう見たってエバラごまだれ超えの濃度だ。

 

俺は口をつけるのが怖くなった。もう戻れない気がしたのだ。

 

 

 

 

素の麺をズルッとやれば嗚呼…とまではいかず。

 

 

 

 

f:id:standaloneramenjiro:20190808231842j:image

 

 

えいやと意気込んでつけ汁にドボンしてズルッとやればあああああああああああああああひぇああああああああああああああああああ

 

 

 

 

最早「熱いぬるい」の問題は彼方へ飛んだ。概念すら消えて無くなった。

 

 

美味すぎだろ。ど濃厚じゃん…

 

 

 

 

f:id:standaloneramenjiro:20190808231844j:image

 

箸休めと称するには贅沢すぎるブツだ。

 

 

 

 

若干酸味感じながらもそのど濃厚さに圧倒。俺は麺丼の方に酢をぶっかけ、ホシテツ方式で食った瞬間電気が走った。

バカうめえ。

 

 

 

 

 

f:id:standaloneramenjiro:20190808231855j:image

 

 

担々麺の正しい食い方…酢をぶち込むことだったのか…

 

 

 

 

 

美味すぎて後半ずっとニヤついてしまった。

 

 

 

 

 

 

 

f:id:standaloneramenjiro:20190808231848j:image

 

サクッと完食当然#完飲制倶楽部 ブチカマしフィニッシ

 

 

 

 


店主: 「…スープ割りありますけど…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


うおおおおおおおおおおおおああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

深々と会釈して退店。

 

 

 

 

 

 


美味すぎたおかげで週末ブーストに磨きがかかった。

 

 

 

 

麻婆つけ麺…絶対に食わねえとな。

 

というわけで俺の浮気相手募集。このままだと俺味噌っ子になっちまう。

 

ラーメンかいざん 新小岩店 『ネギラーメン ネギ丼セット』

 

 

 

 

 

 

 

 

官邸で結婚会見。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


総理大臣でもない七光り野郎がだよ?

 

 

 

 

 

 

 


お前何様だ。

 

 

 

 

 

 

 

と、何様による何様同士の論戦が起こることは間違いない。

 

なんの権力が働いてるんだ?

 

 

 

だけども問題は今日の雨、というよりは俺と同じ誕生日の貴女だ。期待しているぞ。旦那、お前はまずは郵政を公営に戻せ。バカ。

 

 

 

 

 

 

 

 


なんだか世の中が生きづらくなっているけども、それは大抵昔からそうであったわけだし、今更ずるい生き方をしている奴を見つけてもなんだか感覚が麻痺しちゃっているから皆無視してるけど、なんでキレねえんだろうな。

 

 

 

デモしようぜ。まずは早稲田の某ラーメン屋の雇われ店主を吊るしあげよう。ってのが俺の提案だが、行ったこともねえ店のことを言うのは俺の流儀じゃねえ。

 

 

 

 

これは本当に、皆が言いたいことを言わなさすぎるせいだ。言いたいことを言っている奴が目立ちすぎるし、大抵そういう時に物を言うのは馬鹿か大物か、まあこれも紙一重と相場が決まっている。

 

 

 

 

 

 

 

例えば批評というものについて言えばだ。基本的に学問の世界では当たり前に行われるわけで、それがなくなり忖度が始まった瞬間から学問は死ぬ。だから日本の学問は大抵死んでいる。

 

音楽の世界でも批評による論争巻き起こるが、アレは評論家なる生業を営む専門家がいるからであり、音楽家同士での評論が起こらないから問題なのである。

 

トムヨークならローリングストーンズを批評どころか批判する権利もあるだろう。

 

 

 

 

 

 

まあでもな。金もらってない俺らが批評するならいいんじゃないか、というのが正直なところだ。

 

 

 

 

 


というわけで本題だ。泥酔して高円寺で煙吸いながらツイッターなんぞを見ていれば小岩でライブの日だったことに気づいた某日。俺はボケた頭を爆音でさらにボケさせるために電車に乗ったはいいものの。

 

 

 

なぜ俺はニューリトルロックで降りたのか。

 

 

 

 

 

某ラヲタが一回は食っとけと言ったこの店に俺は足を踏み入れた。某ラーメン屋ランキング2位という輝かしいアレを店内狭しと貼っていたが、こういうのこそ出来レースなんじゃないかと。

 

 

 

捨て垢

「毎年あいちトリエンナーレに行っていた」

 

 

 

 

などとツイートしては消えていく蜃気楼が見える現代日本においては、信用してはならないものだと思うんですよね。

 

 

f:id:standaloneramenjiro:20190808231600j:image








こ、これは!?!?!?

 

 

 

 

 

 

 

 

f:id:standaloneramenjiro:20190808231616j:image

 

見た目の派手なラーメンに一気に食欲が湧き、昼間に食ったもつ焼きと唐揚げが一気に消化された。が、

 

 

 

 

 

f:id:standaloneramenjiro:20190808231733j:image

 

ネギ…丼…少ねえ…なんじゃこりゃ…

そしてチャーシュー厚すぎだ。

 

 

 

 

f:id:standaloneramenjiro:20190808231604j:image

 

 

ズルッとやれば嗚呼!なんか聞いてたほど薄くはねえしまあ全然ありだな。フツーのラーショだ。

 

 

 

こないだの湯沢駅前ラーショは苗場バイアスがかかっていたのでまあ比べるのは酷かもしらん。

しかしまあ薄いな。確かに。

 

 

 

 

 

 

 

f:id:standaloneramenjiro:20190808231621j:image

 

 

 

空腹になっていたかと思えばそんなことなく。最後の最後は分厚くも嬉しいチャーシューに人生を狂わされた感じすらあるな。

 

 

 

 

 

f:id:standaloneramenjiro:20190808231608j:image

 

 

 

ニンニクぶちこみつつ厚みのある海苔。これは嬉しかったね。

 

 

 

 

 

 

f:id:standaloneramenjiro:20190808231613j:image

 

 

サクッと完食フィニッシュムーブ軽く会釈して退店。 

 

 

 

 

 

 

f:id:standaloneramenjiro:20190808231556j:image

 

 

 

DMBQのみならずチーターズマニアも最高のライブだった。おしっこ漏れそうだし俺もシークレットバンドマンだし戦争反対だ!共鳴くんどうか立派なパンクスになって親父と戦ってくれ。

 

 

 

 

 

 

ライブハウスで元カノ見かけて動揺したこと以外はまあ最高な1日。

表現の自由ってやつだ。

 

丸山吉平 『ベリーリブ250 ライス×2 わさび』

 

 

 

 

 

 

 

衝撃を受ける一文

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


ワンセンテンスで己の世界は変わる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


とか言われてすぐに思いつくものではない。

 

 

 

 

私のように言葉に重きをおく、などと言っておきながら軽めにポンポンとぶっ放す人間はどうも消費型、言語というよりは文字列依存型体質だと言わざるを得ないだろう。

 

 

 

 

 

私の心に残る名言といえば思いつくものはアレだ。たくさんある。ほとんど歌詞だし、それ以外は

「実存は本質に先立つ」とか

「色即是空」、

 

 

 

「生きるために食べよ、食べるために生きるな」、

 

 

 

 

そして「欲望する機械」というやつである。

 

 

 

 

 

ほとんどがアレだし偏ってるしこれ考えるにも5分くらいかかったもので、こんなものは本当に心の中にある名言とは言わないのだ。。私の国にこんなことわざがあります。「未来とはフューチャーだ英語で」などと言った日にはただのラーメンズファンであることがバレるわけだが。

 

 

 

 

名言ならパッと出てくる。当然だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

そんなわけで私の心の名言はふたつだ。一つはバンドマンとして、ファズをぶっ放すギタリストとして当たり前のように心に留めておけ。

 

 

 

 

 

 

 

 

f:id:standaloneramenjiro:20190807001356j:plain

 

 

 

エレキギターの音を聴く者は、ノイズを聴く者である」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして我々は心しなければならないのだ。

 

 

 

 

 

 

f:id:standaloneramenjiro:20190806235937j:image

 

 

「トンカツを食べるということは、

 脂を食べるということである。」

 

 



f:id:standaloneramenjiro:20190806235954j:image







 


こ、こ、

こ、これは!?!?!?!?!?

 

 

 

 

f:id:standaloneramenjiro:20190806235948j:image

 

 

 

 

2年待った…2年も待ったというか、もう食えないと思っていたこの、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

脂身のお刺身の如きベリーリブ…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

店主が丸くなったと聞いたが私はそうは感じなかった。首尾一貫している。

 

 

 

 

 

 

f:id:standaloneramenjiro:20190806235958j:image

 

 

 

どう考えても偏屈なおじさん(褒め言葉)である。

 

 

 

 

 

f:id:standaloneramenjiro:20190807000002j:image

 

 

私は脇目も振らずトンカツにわさび醤油をぶっかけて食えばああああああああああああ!

 

 

 

ひあああああああああ!!

あんめええええええええ!!

 

 

 

 

 

なんて甘いんだ…こんなに美味いものがあってよいものなのだろうか。

私はこの世の定説と理りを一切捨て、トンカツにソースをかけないことにした。

 

 

 

 

 

 

f:id:standaloneramenjiro:20190806235933j:image

 

 

お塩もまた合う。最高に美味い。ただただ塩っぱさを感じるだけでない、旨味もある塩…なんだと思う。うめえよ本当にうめえ。

 

 

 

 

 

 

f:id:standaloneramenjiro:20190807000008j:image

 

 

とかいってキャベツにソースかけてたら俺、カツにもソースをかけてカラシを載せて食ってたよ。美味いね。

 

 

 

 

 

 

f:id:standaloneramenjiro:20190806235942j:image

 

でもやっぱわさび醤油だな。

 

 

 

途中でどう考えてもご飯が足りないことに気づき、断りを入れてからライスおかわり敢行!

 

 

 

 

これだからトンカツは罪深いんだ。

 

 

 

 

f:id:standaloneramenjiro:20190806235927j:image

 

 

大満足で完食フィニッシュムーブ笑顔の店主に軽く会釈して退店。

 

 

 

 

f:id:standaloneramenjiro:20190807000013j:image

 


美味すぎて顔面崩壊しながら食ってたに違いない。

それくらい、丸山吉平の復活は待ち遠しかったのだ。

 

 

 

再開おめでとうございます

破産するまで通う

 

 

 

 

 

www.amazon.co.jp

 

www.amazon.co.jp

www.amazon.co.jp

www.amazon.co.jp

www.amazon.co.jp

 

 

 

ラーメンショップ湯沢駅前店 『ネギチャーシュー ライス バター』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俺のフジロックが終わった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


奇跡の1日参加であった。

 


そう、終わってからもう1週間以上も経とうとしているのにもかかわらず俺は、性懲りも無く思い出話をしようとしている。

 

それくらい、引きずられた感情を抱いているのだ。彼の地で積み重ねられた奇跡に俺は感謝するしかないのだ。

 

 

 

 

まず、前日の豪雨。2日目は降る、というジンクスがここ3年で確立されようとしている。会場にいらっしゃった皆様はかなり絶望していたと思うが、こっちもこっちで絶望していた。地下のライブハウスで狂気を観ながらもどこかその心配を忘れずにはいられなかった。

 

 

着いてみればなんとカラッと晴れたことか。

 

 

 

 

 

過去の失敗から越後湯沢駅到着時刻を8時に設定したことにより、なんと9時前には会場入りしてグリーンでビールを飲んでいた。

 

 

 

完全に貴族の風格である。

 

 

 

その後は渋さ知らズオーケストラを堪能したのち、居酒屋オレンジで馬鹿みたいに飲酒をし、ろくにアーティストを見ずに過ごすことに成功した。まぁー、飲んだ。飲んだ。

 

 

飲んで飲んで飲みまくってから苗プリ突入軽く昼寝ブチカマしThe Cureという名の青春を俺、謳歌してやったのである。隣にいた韓国人の女の子集団とブチ上がりハグされまくったのはマジで夏のせいだった。

 

俺のサマージャム、完了。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


翌日はわりとゆっくりと。

 

 

 

f:id:standaloneramenjiro:20190804220220j:image

 

 

苗プリで勝者の朝食(別にそんなにうまくはない)を堪能し、ゆっくりと会場を後にした。

 

 


f:id:standaloneramenjiro:20190804220216j:image

 

 

究極のデブ飯をキメてやった。

 

 

 

越後湯沢駅の券売機でまあひたすら長い指定席列をならんでいる間に、ラヲタが、あのラヲタが騒ぎ出した。

 

 

 

f:id:standaloneramenjiro:20190804213816j:image

 

 

「ラーショやってるじゃねえか!!」

 

 

 

 

 

 

嘘つきやがって、夜しかやってねえはずじゃん…なんて言ってアレしつつも俺、期待せずにいられず様子見に行ってみれば客が多めに入っている印象だ。

 

 

俺、2017にその存在を意識し始めてからどうしても行けないことを悔やんでいたその店の門を俺、とうとう潜ることに成功した。

 

 

 

 

 

 

「ネギダブルにネギ丼…ねえのかよ…」などと肩を落とすラヲタに

 

「ラーメンにバター入れねえんじゃねえのかよ」などと言われたが、

 

 

 

 

「ご飯にのせるに決まってんだろ!」と返答したらドン引きされたのも今や良い思い出だ。

 

 

 

 

 

ギョウザまで頼むラヲタに「そりゃ悪手だろ  蟻んコ」とは言えなかった俺はある意味、優しいのかもしれない。

 

 

f:id:standaloneramenjiro:20190804213820j:image









こ、

こ、これは!?!?!?

 

 

 

 

 

 

f:id:standaloneramenjiro:20190804213901j:image

 

 

まごうことなきラーショの風格だ。どっからどう見てもラーショなブツ

 

 

 

 

f:id:standaloneramenjiro:20190804213825j:image

 

 

 

我、ブチ上がらずにはいられなかった。

 

 

 

f:id:standaloneramenjiro:20190804213800j:image

 

 

当然ながらバターは即回収からのオンザライスブチカマしてスープとお醤油ぶっかけて温める。

 

 

 

 

 

f:id:standaloneramenjiro:20190804213851j:image

 

 

 

麺ずるっとやれば嗚呼…ラーショだ。ラーショの極みだわ。

 

 

 

 

ミディアムな茹で加減に濃いめコールしたスープとアブラが最高にマッチして疲れた身体に…いや、貴族の朝食のおかげでわりと減っていない腹にガツンとくるブツであった。

 

 

 

 

f:id:standaloneramenjiro:20190804213805j:image

 

バターの上からさらにチャーシューで蓋をしてライスかきこめばもはや実家のダイニングにいるような感覚だった。嗚呼、たまんねえ。最高だ。

 

 

 

 

f:id:standaloneramenjiro:20190804213831j:image

 

 

そして向かい側から差し入れていただいた餃子は思いっきりアレだった。

いや、好きなんだけどさ。

 

 

 

 

 

f:id:standaloneramenjiro:20190804213855j:image

 

 

ネギにニンニクぶっ込んで堪能した。

 

 

 

 

 

f:id:standaloneramenjiro:20190804213843j:image

 

 

 

サクッと完食向かい側は#完飲制倶楽部 ブチカマしお会計軽く会釈して退店。

 

 

 

 

f:id:standaloneramenjiro:20190804213837j:image


越後湯沢駅でソフトクリーム食ったりなんだりしてから新幹線に乗り込んだらほどなく全員爆睡。

 

 

 

 

 

 

 

起きて電車乗り換えてそこから地獄の髭タイムであった。

2019年度のフジロック、完。

 

ホープ軒本舗 吉祥寺店 『ラーメン ニンニクダブル』

 

 

 

 

 

 

現代 冷凍都市に住む 妄想人類諸君に告ぐ

 

 

 

 

 

 

 


Kいう名の豚野郎は 新宿三丁目にたどり着く前にくたばった。

 

 

 

 

 

 

 


確かに場所は新宿だった。吉原でもなく三号線を狂う目から可愛しいへ向かう道中でもなかった。

 

 

街角からすでにその匂いは漂っていたが、その地下闘技場はもう軋轢まくっていた。圧迫される夢と夢。俺の目の前には柵。監獄のように思えるその景色の先には「自由」と「地獄の自我」があった。

 

 

 

俺は柵の上から手を伸ばして掴もうとした。当然ながらそれは自由ではなく、ノスタルジーに引き出された若き日の俺のアーバンなギターだった。

俺は「さよなら」と呟き、ジャズマスター17フレットの咆哮に、世紀末にのっかった女の子を見た。

 

 

 

 

 

熱病におかされた

それでも俺は笑い合う それでも俺らは信じ合う

 

 

 

 

 

 

うなされるような時間は刻々と刻まれて進んでいった。モズライトのベースに張られた弦、おそらく電気ベースの歴史で最も揺れた弦であろう。俺はその振動に脳まで揺さぶられて記憶喪失になった。

 

 

 

帰路をどう刻んでいったのか、想像もつかん。

 

 

 

 

EIGHT BEATER 吉祥寺STYLE

 

 

 

 

 

 

 

 

ダイヤ街を練り歩き「ナンバガどうだった?」と聞かれる17歳の俺がいたが、どうやらたいそうニヤついていたらしい。

 

 

 

 

 

 

 

 

f:id:standaloneramenjiro:20190804212949j:image

 

 

 

 

 


照らされるニンニクは

酸化した緑色だったかな?

 

 

f:id:standaloneramenjiro:20190804213017j:image






こ、これは!?!?!?

 

 

 

f:id:standaloneramenjiro:20190804213003j:image

 

 

記憶探しの旅ばかり しかしいつしかそれも妄想に変わる。

 

 

 

 

 

 

 

 

俺はこの締めラーメンも妄想として捉えようとした。とりあえず持ち上げた麺に語りかけ、啜り、嗚呼と言いながら嘘っぽく笑った。

 

 

 

f:id:standaloneramenjiro:20190804213021j:image

 

 

あのラーメンを今食べている

 

 

忘れていた 君の味と輪郭を

 

 

ちょっと思い出したりしてみた。

 

 

 

 

 

f:id:standaloneramenjiro:20190804213009j:image

 

 

 

 

俺の紅色革命は桃色作戦でキラキラ光ってた。

俺は「暑い」と笑いながら夏だった。

 

 

 

 

 

 

f:id:standaloneramenjiro:20190804213013j:image

 

 

サクッと完食フィニッシュムーブ軽く会釈して退店。

 

 

 


その後は自宅リビングで煙を噛み締めた。

眠らずに朝が来て ふらつきながら女衒が暗躍する苗場の中へきえていった。

 

 

 

もうそんな季節 終わりの季節

俺は眼鏡をSkillkillsサングラスにかけ直した。

 

 

 

 

俺酩酊の限りを尽くす

 

珍々亭 『油そば特盛 ネギ 生玉子 スープ』

 

 

 

 

 

 

俺の腹には油そば

 


俺の頭の中にはトム・ヴァーレイン

 


喉の奥には風邪菌

 


明日の俺はフェス貴族

 

 

 

 

 

 

 


そんな幾重にもなる複雑怪奇な人生に恵まれたお陰で、悲しいかな暇ではなくなった。暇ではないというのはどういうことかというと、どうやら世の中では「暇」か「暇ではない」は「人といるかどうか」というところに焦点を当て判断しているらしい。

 

 

 

 

わたしの手帳(バーチャル脳内手帳もしくは鼻紙)には予定がびっしりだ。それは一人でいても予定になる。あくまでこれ、暇ではないのだ。

 

 

 

 

 

というわけでわたしには自宅で雨具を撥水処理するというタスクがあった。あったのにもかかわらずどうしてか「センセー」から誘われ、挙げ句の果てには髭すら吉祥寺に来るなどと申した日には「仕方ねえなぁ」と一言ポツリ。俺はニヤッとしちまうのである。

 

 

 

「もはや電車になんか乗れねえわ」などとほざく27歳運動不足予備軍の駆る車にて武蔵境ついてみればマイペースに現れるセンセー。まあブレだな、と納得しながら接続。家族連れが多いのに奇跡的な回転速度で回るよな、ここ。まあ25席近くあれば当然か。

 

 

 

 

 

 

ありがたいお話を聞きながら俺は

 

 

「俺ほんとに特盛って言った?」

 

と何回も聞き返す髭ダルマを無視し続けた。

 

 

f:id:standaloneramenjiro:20190801233052j:image








こ、

こ、これは!?!?!?

 

 

 

 

 

f:id:standaloneramenjiro:20190801233105j:image

 

 

このスパンで来るとは思わなかったが…これぞ俺の中毒者気質のなせる技だ。

 

 

 

 

 

f:id:standaloneramenjiro:20190801233132j:image

 

 

やはり少しずつ楽しみたい派の俺はしっかり混ぜつつも、どうしても色の薄いところから食ってしまう。うめえ…十分うめえ。

 

 

 

 

 

 

がっつりと赤色革命した部分をずるっとやれば嗚呼あ!!うめえよ美味すぎる!!なんだろうこのなんの変哲もない油そばがどうしてここまでうまいのか。

 

 

 

f:id:standaloneramenjiro:20190801233127j:image

 

 

そして減らねえ!

これがもう本当に最高の喜びよ。

 

 

f:id:standaloneramenjiro:20190801233117j:image

 

 

 

段階的にラー油とお酢プレイブチカマせばもはや完璧。

 

 

f:id:standaloneramenjiro:20190801233108j:image

 

 

ネギ部もしっかり混ぜつつラー油お酢遊戯で完璧なまでに堪能したぜ!

 

 

 

f:id:standaloneramenjiro:20190801233059j:image

 

スープはやはり鴨南蛮そばの味わいだ。

最後に残したチャーシューとお酢で丼をお掃除するところにフィニッシュムーブはあるのだ。

 

 

 

f:id:standaloneramenjiro:20190801233044j:image

 

サクッと完食お会計して退店。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


大満足な髭に吉祥寺まで送ってもらい、緊張で吐きそうになりながらも17時の開場に間にあった。

 

 

 

 

俺の居場所は最前列

 

 

漢の中尾サイドを確保した。

 

ラーメン玄 『大豚 生玉子』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

何かエポックメイキングなことはないだろうか。

 


ラヲタならいつでもそれを探しているはずだ。

 

 

 

 

 

 

 

 


が、俺にはあまり関係のないところがほとんどで。

 

 

 

 

私はエクストリームラーメン愛好家で且つ何度も同じ店に通い詰めては欲を満たすタイプのタチの悪い人であり、先日北千住でラヲタどもに詰められたことがよっぽどショックだったのか、今日の今日までこんなことを書いてiLLのである。

 

 

 

ILLでいる秘訣知ってILLのか?あん?

 

 

 

 

とはいえ同じ店ばかり行ってもそれは飽きるし、見ている方も何なら飽きているに違いない。毎日ラーメン二郎しか食わない人も昔いらっしゃったが、今はどこで何を…ウッ、、、(涙)

 

 

 

 

 

 

 

 

とはいえだ。ワンオブザフェイバリットな店が見つかれば当然そこに愛を注ぐわけだ。それに特別な感情があるかといえば、私は純粋である。

 

 

「フォロワーといいね稼ぎだろ」

 

 

 

と思われているらしいがまあそんなことはないと断言する。

そんなことよりもっとタチの悪い感情があるのかもしれん。

 

 

地獄の自我とはよく言ったものである。

 

 

 

 

気になる方はナンバーガールの某インタビューを読むように。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そういうわけだ。私は真昼間から鳴り続ける携帯電話を叩きつけてはラヲタに連絡を取った。話が早かった。

 

 

集合時間になるまで私は体調を案じながら待っていたが、ようやく体調とともにこの雨も…と思ったが、相変わらずよく降っていた。

 

 

 

 

 

f:id:standaloneramenjiro:20190801232822j:image

 

 

 

もうそんな前のことだ。

 

 

 

f:id:standaloneramenjiro:20190801232839j:image

 

 


店前には行列なし。店頭にはおくりバント社長とマナブさんの花輪。

 

すげーな、なんて感心しながら何の疑問もなく大豚の食券ポチッとやれば、「800円じゃねえのかよ」と落胆するフリだけ見せてみたのである。

 

 

f:id:standaloneramenjiro:20190801232819j:image

 

 

 

黒烏龍茶100円ほどの疑問を抱くブツはなかったが、答えはすぐにでた。コップ提供だったのである。

 

 




f:id:standaloneramenjiro:20190801232842j:image




ここ、

こ、これは!?!?!?

 

 

 

 

f:id:standaloneramenjiro:20190801232852j:image

 

 

夕刻に別のラーメンギタリストから

「アブラコールなしカラメラー油別皿推奨」と連絡があり、

 

 

 

 

ニンニクカラメラー油別皿コールしてみたらこのアブラ感!

薄いぜ…

 

 

f:id:standaloneramenjiro:20190801232828j:image

 

 

ブレの凄まじさを感じ取ったところがまた目黒っぽさか。

 

 

f:id:standaloneramenjiro:20190801232900j:image

 

ブタさんは目黒感じるものではなく。

 

 

丁寧に仕上げられたものと見たが、ボリューム感はまだまだイマイチ。

 

 

 

 

 

f:id:standaloneramenjiro:20190801232849j:image

 

 

 

ずるっとやってみればボディーの弱い汁をまとったこの一昔前の目黒そのものな麺が口に入る。香りを撒き散らし俺は嗚呼とつぶやいた。

 

 

嗚呼…アブラ薄い…

 

 

 

f:id:standaloneramenjiro:20190801232856j:image

 

 

 

 

失礼を承知でアブラ後乗せお願いして一口食えばあああ!?

 

 

 

 

アブラが目黒だああああああああ!!

 

 

 

 

 

 

f:id:standaloneramenjiro:20190801232834j:image

 

という印象であった。まだまだこれからということか。もうちょい醤油()効いてる必要ありやなグランデ。

 

 

 

 

f:id:standaloneramenjiro:20190801232904j:image

 

 

ラー油と生玉子は嬉しかったが。

やるからには頑張って欲しいぜ。

 

 

 

f:id:standaloneramenjiro:20190801232825j:image

 

 

サクッと完食フィニッシュムーブ軽く会釈して退店。

 

 

 

 

 

 


吉祥寺に戻って衣類の撥水加工をするなど。

 

 

 

 

俺、私、体調に不安を残しながらも迫り来るナンバーガールとキュアーへの愛に勝てずにいたのであった。