その昔、「行ってみたい外国」をリストアップしていたことがある。
今や昔のことだ。
俺には夢破れたという想いが一つあって。俺はかれこれもう20年近く、異国の地を踏みしめていない。そんなことに気づいたのはつい最近のことで、15歳くらいの時には外国に連れ回されるのなんかマジ勘弁、と思っていた。
ガキの頃には20カ国近い国に訪問した。これは羨ましがられるものだが、苦手なものを押し付けられることほど辛いものはない。むしろ今の視点で、今のメンタリティであの当時訪問した外国に行きたいと思うばかりで。
何かこう、予感されるものがあったのかもしれない。元々、オリンピックの期間なんか日本に居たくねえ、という思いから、年明けにパスポート申請をし、夏に仕事を辞めて雨季真っ只中のインドに行こうと思っていた。
いろんなことが狂ってしまった。
行きたい国は他にもいろいろある。チェコ、ジャマイカ、そしてアメリカ各州。ビールも楽しみたいと考えれば、オレゴンかカリフォルニアということになるだろう。
なんの話をしているかは想像にお任せする。
俺は今回、オランダに足を踏み入れた。
法律で解禁されればそれだけ「質」に気を使うし、なによりも「違法とされ法外な値段がつく」という現象も起こらない。法は人を縛るものであり、憲法は国のあり方を示したものだりおおよそ日本人というのは悪魔なような精神を持った気◯イ民族なので、GHQに縛られたような感じもする。昨今の世相をみるに、なんだか納得をしてしまう俺がいる。
そもそもの話、その法律(≠憲法)もアメリカがバカだから真っ先に作ったもので、それの影響を受けて我が国でもそうなってしまっているわけで。そんでもってアメリカじゃあ「オラが国は自由の国」とか言いながらポンポン法律も緩くなったり厳しくなったりしているんだから、いい加減うちの国もその影響を受けてくれませんかね?だってアメリカ合衆国日本州ですよね?とか思っているのは俺だけですか??
また俺はインスタでグラビアアイドルのリールを見てしまった。
グラビアアイドルのリールを見ることは合法であるが、違法であればそれは法外な値段で取引されることになる。グラビア自体が禁止されれば、女性はより肉体を「売られる」立場に近づく可能性を秘めており、俺はグラビアアイドルのリールを見て楽しむだけの人生を歩みたい。肌の触れ合い、粘膜の擦れ合いなどは恐れ多くて求めていない。
俺のインスタグラムのおすすめ欄は相変わらずの地獄だ。いや、天国かもしれない。イッヌの割合がやたら増えてきた。これはQOLの向上と比例する。幸せを閾値化して機械的に生きたい。
岩槻も外国みたいなもんだ。吉祥寺でさえ「山梨」とか言われるくらいだからな。
ただ俺、ここは地獄を味わった後に天国を見た。どうもそれは、こんな遠いとこに俺好みの店がある、という意味で後から地獄を味わっていることにもなるわけだがな。
こ
こ、これは!?!?!?
初めて見た時から恋焦がれていた。俺は秋葉原で野暮用を終えたのち、髭アフロのハイパーミニチャンで1時間かけてこんなとこまで来てしまった。
それは間違いではなかったのだ。
見ろよこれ…肉の絨毯だぜ。
まずはズルッとやれば鳴呼…完全に期待通りのブツ。むしろ俺が大好きなやつ。
そしてウメェ!マジで!!こりゃ並ぶわ…生姜効いたお醤油ってサイコーね。
当然ご飯も頼むよ。当然だ。ハッピーラッキーQOL爆上げ丼の完成!俺っちマジで世界一しあわせじゃね?
食っても減らないお肉で麺巻いて食えば鳴呼…サイコー。サイコーすぎる。こんなん反則すぎるだろ。
大堪能した。そりゃうますぎ天然パーマにもなるわ。
サクッと完食フィニッシュムーブ軽く会釈して退店。
南越でミニちゃんから降りてそのまま立石直行。
売れっ子建築デザイナー、梅割飲みすぎて無事死亡!
俺は上野で痛飲して死亡。ハードだったわ。