ラーメン富士丸 西新井大師店 『富士丸ラーメン大盛り生玉子 アブラ』
ふざけ散らした奴がいるもんである。
自己紹介ではない。
断じてだ。
しかしながら私の出自と言えば皆さんご存知の通り、北海道から沖縄を経由して、経由して、などと言ってみたものの、おおよそ経由とは言えない9年8ヶ月を過ごしたわけである。
お世辞にも優秀とは思えない大学ゆえ、天然、ピュア、そして勉強以外のことに無知な連中が私を含めて大量に生産されてきた。
否定しようのない事実である。
そんな中でも特別な奴は私の中で3人いて。
「老師」と呼ばれて過去に私の投稿に何度も出てきた男、
「おセン」と呼ばれ100万円プレゼントみたいな偽垢企画を堂々とRTしては詐欺の片棒を担ぐ存在そのものがバカの塊、
そして「遠藤」という男が今回の主役だ。
東京生まれ東京育ちのこの男は、東京の若者らしく「自分のテリトリーのこと以外全く無知」な人間で、中央線界隈の駅から沖縄に出てきて、建築関係の仕事についてから転勤を繰り返し東京にまた舞い戻ってきた。
こいつの引っ越し先が…イーストサイドだったのだ。
普段の帰省時にはたまにしか連絡をよこさず、たまーに雲雀ヶ丘にいる写真などを送りつけてくる程度だったこの男。
西新井の富士丸に週3で通ってしまうようになってしまったのだ…
私は彼の病気の様子をさっさと確かめねばと思い、21時頃に西新井駅に着きますなどと連絡をしてみれば、すでに酔っ払った赤ら顔の馬鹿が目の前に現れた。
「ラーメンが原因で太ることってマジであるんだな」と実感させられるほど顔がパンパンになっており、私は笑いを堪えられなかったが「自分はどうなのよ」とイッツライクア自問自答をブチカマし紳士フェイスを取り戻した。
並びが多かったのは火曜夜のせいか。
完全に俺の予報通りに並びは進む。俺の手には…な、なぜ大盛りの食券が。
こ、
こ、これは!?!?!?
…大盛り?…これ大盛りか?
…神谷、1.5倍くらい盛られるけど!?などとイキり散らしてみたが、一見客の大盛りなんてこんなもんだろうなと。
大ラーメンはチャレンジメニューじゃない、と思い始めたらもう一人前だって俺の脳内の小人が言ってた。
その考えも後に覆されることになる。
それでもズルっとやれば当然それは富士丸だ。甘い!甘いなー、なんで思ったが、やっぱり神谷と比べたら醤油弱め。
これだと飽きるなぁ、なんてカエシドバドバしてたらまあ満足のいく出来だ。うむ!
ノーマルメニューとは思えないブタのデカさはマサ譲りだ。
生玉子はアブラをある程度使ってから打ち込むのが正義だと信じている。
アブラの多さもまたしかり。うーん、富士丸食った気分になったなぁ。
生玉子ディップして楽しんでたら最後。
ちなみにゴリッゴリの太麺が出てきて引いた。今年はそういうカルマにあるのか。。。
サクッと完食フィニッシュムーブ軽く会釈して退店。
少なめコールなのに俺より遅かった遠藤はたぶん気持ちが離れると思う。
あいつそういうやつだからな。。。
かわいそうに。
神谷食いてえし悪魔の番号11番も味わいてえ。