「脳がでかいから二日酔いをする」
誰かが言っていたと思ったが、多分俺だ。
参ったもんである。頭パンパンだ。だいたい理由もわかってる。
要は飲み過ぎだ。その上に土曜は大抵寝不足で迎える。生まれてこのかた(19歳頃に自我が芽生えてから)、一般的に「まとも」と言われる生活習慣を維持継続できたことがない。大学時代は3時就寝当然1限などほぼ選択せずに9時半起床で10時過ぎに学校着。
そもそも深夜ラジオを聴くべく高校の頃から1時半〜2時に寝るなんてことはざらにあった。
新卒1年目などはまだまともに過ごしていたが、基本的に私は睡眠時間をそう多く取らない。だいたい6時間で目がさめる。たまに二度寝をして非常に気持ちが良い、と思うことがあるが、大抵二度寝をするということはそれだけ疲れているということの裏返しだ。
そんな状態でも遊んでしまうのが、本当に悪い癖。
そしてそんな私に連絡してくる悪い友人ども。お前らいい加減にせえ。
なぜわたしがこうも「今日はやめとくか…」と思った前日に限って連絡をしてくるのか。「行けない」ではなく「行かない」というのは非常にフレキシブルな状態にあり、だいたいにおいてこういう場合の俺は常に諦めと妥協、すなわち「誘惑に負ける」というセンテンス一つで語るに落ちるのである。
そういうわけだ。沖縄からの土産とはまた別にサイタマラリアを運んでくるガイジからも連絡があり、同席を強要してアレしていたが、遠くブラジルからはなんの風も吹いてこなかったのはまあブレの範疇であった。
5.5の誘惑を回避しても頭痛(カルマ)特別委員会は追ってくる。
劇薬を堪能した後は当然さっぱり甘めなブツが食いたかったのだ。
こ、
こ、これは!?!?!?
まことしやかに囁かれていたルモアーは本当であった。
そんなことよりも「麺の上生玉子」が割と珍しく、ギルティな行為であるということも私は厨房内からビンビン感じ取ることができた。一つ大人になった瞬間だと思う。
しかしながらこの膨大な麺量、パンパンに詰まった小鉢。麺を乗っけてズルっとやれば力強さを感じざるを得ないスープ。醤油ガン効きで最高だろ!
とかなんだとか言いながら念願の麺上生玉子をブチ破って麺の上…って、なんかアレだな…
「生玉子はチャーシューをまとめるもの」
という名言がラヲタから発されたのは食後のことだった。
なんか違った。それだけだ。
だがスープは相変わらず最高だし麺量もちょうどよく堪能した!
サクッと完食
当然スープ割り#完飲制倶楽部 ブチカマしフィニッシュムーブ軽くお会計して退店。
完全にキマった連中と目白通り闊歩し田中屋でビールを買って吉祥寺へバック。
阿佐ヶ谷で対面したガイジのイヌッコロはマジで可愛かった。そのせいで夜も飲みすぎたのはいうまでもない。
頂いた沖縄県産完熟マンゴーを自宅リビングで捌いて食ったら頭痛回復。
二日酔いにはフルーツ。鉄板です◎!!