洞くつ家 『ラーメン ライス』
ヤク切れのwriter
指先で毎晩
擦り上げて書き上げたキャプションは刃
とか言いながら私の首筋に当てられているのが命の刃である。
どうにも私は土曜、大変に楽しい晩を過ごした。
だが一方でヤク切れが起こり、ふっくにいるタイミングくらいから鼻水が止まらず。薬にてアレルギー性の発作は抑えられたものの、すでに始まった鼻炎は避けられない。
粘膜が完全にバカになってしまった。
完全に爛れて水のごとく流れ出して仕舞った。ノブのぶっ壊れた水道のごとく。大元の元栓を閉めても、出口までのルートに溜まった水は垂れ流されていく。私は気晴らしに酒だ酒だ!と気合を入れたが、どうも先に訪問した2件はラインナップが悪かった。
矢張り阿佐ヶ谷STONE a.k.a.西村の巣はハードコアビールが揃っており、私は完全に気を良くしたのち鼻腔に煙を当てることを避けられなくなってしまったのである。
楽しかった時間というのは魔法をかけるし、腹が減ったという感覚は忘れられない。賦活する。
こういう時にプロテインでももっとけば俺助かるんじゃないかと(「プロテインは太る」とか言ってきた人がいたがラーメンに比べりゃマシだろ)思うのに、吉祥寺に着いてジムに向かって歩いていれば…ってその時点で完全に脳みそパーンとなって種が割れトランザムバーストをキメるしかなかった。
なんと。年明け一度も行っていなかったなんて。この時ようやく気付いたのだ。
こ、これは!?!?!?
厨房にいるゴツい男に軽く会釈して座ればなんだか久々の感覚が…って、店内酔っ払いだらけでもはやそんな感慨深さもなく。
目の前に置かれた丼を見て「もはや家系ではないな」と感じた。それは俺の感覚ではあくまでいい意味である。
一口スープをすすれば香りの良さが俺の鼻腔の水っ鼻も燻していく。
麺をずるっとやれば嗚呼!これは…中華そばだな。美味しい中華そばだわ。硬めに仕上がった酒井の麺にこんな活かし方があるとは…俺は猛烈に感動した。
当然ご飯はニンニクと醬、そしてチャーシュー食うのが正解だ。ノリは全部麺と食ってしまったのである。
サクッと完食フィニッシュムーブ深々と会釈して退店!!
自宅()に帰ると、自分の強さを棚に上げて弱者を虐げるような人間に出会って俺は。とか思ってたがまあブレの範疇。
寝たら鼻腔から喉に川が流れるシステム
俺の苦しみは続く