家二郎2018 〜The Birthday〜
なんの面白みもない投稿です。
というかもともと全然面白くない上に
いつも駄文ばかりをブチまけている当ブログですが
初めてマジの家二郎をやりました。
詳細の作り方に関しましてはもう
特に詳細を記載することもございませんし
本当に家二郎をやりたければ小太り釣行記さんを御覧ください。
あれはバイブルであり、精神的にかなり影響をうけたものです。
結局製麺機を買ってしまえばもう完全に人生が詰むコースを進んでしまうので
麺に関してはもう、この日誕生日だった主役に任せました。
蓮彌並みの極太も用意されてサイコーにブチ上がったわけですが、
単にパスタマシーンがぶっ壊れて包丁で切っただけでした。
スープを取るという行為のみに集中したのが私であります。
ラーメン二郎を真似する…どうやったって業務用の材料を真似することは出来ませんし
そもそも長年かけて確立した手法を猿真似したところで大したものなどできるわけがなかった。
ので、精神的にいろいろと整えていったのが、今回の試みです。
次の写真はグロ注意なのでささっと飛ばしてください。
まず。骨を素茹でしました。
ハナマサで購入した骨2キロ。こんなもん一人暮らし用の冷凍庫に眠らせておくわけもいかないので、全部ぶっこもうと茹でたわけですが、
当然寸胴1個で足りるわけがなく、寸胴小と背の高めなテフロン加工鍋2つを用意。
血の色が消えるまで茹でて、骨を一個一個取り出して丁寧に洗う行為…ここまでで疲れました。1個1個重いんだもの。
1個目のテフロン加工鍋にて水で戻した大量の昆布と骨、ニンニクと生姜をグツグツとやるところからスタート。
ニンニクはもう、ぶち込めばぶち込むほど美味いのではないかと思い、中国産ニンニクの表面の皮を剥き、ケツを切ったものをボンボンとぶち込めばテンションもなんだかおかしくなっていき、もう、トータルでうんざりするくらいぶち込む始末。
ちなみに残ったニンニクは家主の部屋のドアに、袋ごと引っ掛けてきました。
魔除けです。
もう一個の寸胴はさらに昆布を増やし、弱火でコトコトやりました。
ええ
寸胴2個っていうのはもう、某店の厨房を覗き込んだところからインスピレーションを得た次第です。
そしてこっからが失敗でした。
入らねえ。
…入らねえ。
そりゃー、そうだよな。肩ロース2キロ。入るわけねえよ。
骨も入ってんだし。
もう一個用意していた寸胴からテフロン鍋にスープを継ぎ足し、どうにか豚が浸かるようにして1時間半ちょい。
いい感じに煮えました。ちなみにこのあともう一個ぶち込みました。ええ、計4キロ。
10人分には多すぎましたな。
国産ブタメンでも作るつもりだったのだろうか。
カエシなんかも濃口醤油、みりん風調味料、化学調味料を混ぜたものにさらにニンニクをぶち込んでひと煮立ち。
大きめのタッパーに流し込んで豚を漬け込みましたが、もう写真がないのが本当に残念。
靴とか見えてるのはご愛嬌。
で
やっぱ背脂ぶち込むとテンションガン上がりしますよね。
合計2キロ、ゆっくりじっくりぶち込んでいきました。
じっくり煮込むとやっぱいい感じの見た目になります。
このタイミングでネギ・玉ネギ・人参・キャベツのぶっといところなどをぶち込み、
先に煮えたアブラと、カエシの一部に水戻しした干し椎茸を煮込んで富士丸風のカスアブラも作りましたが、これも写真がないのが本当にアレ。
干し椎茸はみんな食べたそうにしなかったので、家に持ち帰って少しずつ食べた次第です。
富士丸のアブラはもも肉のアブラと聞いたことがあるので、そこんところの再現度は本当に低いです。まぁ、素人というところに甘えてみましょう。
本当に写真がないのがアレです。
そういうわけで
完成したブツの写真がこちら。
一人暮らしの男の家で食ったので床写真ですが、まぁご愛嬌。
計10人のラーメンを作りましたが
私は結局1杯まるごと食べることもなく
ご飯を食べて大満足した次第であります。
本当はこの日のために買った500ccのレードルとか
オーションで打った麺の力強さに負けたパスタマシーンとか
業務用の化学調味料を見たときの連中の顔とか
ネギ載っけて仕立てたスペシャルなブツとか
いろいろありました。
教訓
・小野式製麺機を買え
・豚は部位を別にして2種類くらいあるといい
・10人でこの食材量は多すぎた
・カメラマンを用意する
・店で食べたほうが安くて美味しい。
お店への感謝の気持ちがさらに湧き立った次第です。