ラーメン二郎 荻窪店『大豚』
2016年6月22日(水)
恐ろしいほどのモヤモヤと
仕事とは関係のないところで神経をすり減らす日々が続きました。
この日から十分日が経った。
もう悩んでいない。
その開放の鍵となってくれるのは、もちろんogkb。
紅に染まったこの俺を 慰める奴はもういない。
ヒトは居なくても、ラーメンがある。
矢野顕子の「ラーメンたべたい」が頭をよぎる。
歌っているのは奥田民生だ。
「女もつらいけど 男もつらいのよ」
失恋をラーメンで流そうとする女の歌を
男に置き換えたこの奥田民生のアレンジが
小生の心をあたためたのであります。
ニンニクも入れてね
山盛り入れてね
全部、入れてね。
って、◯んじまえ!!!!!!
!!!!!!!!!!!!!!
!!!!!!!!!!!!!!
くらい思ってますわ。
はー、ほんと、すっきりしねえやつに時間使っちまった。
小生を慰めるのは二郎、富士丸のみ。
ほんと、がっかりだ。
完全にやけ食い。
隣りに座った会社の後輩も笑いながら食っていた。
はー、すっきりした。
コールは全部。
最高じゃないですか。
やはりこんなに神々しい二郎は他にありません。
三田本店、オヤジ様の一杯の神々しさとはまた別。
サダさんの一杯は、
エヴェレストを中心に据えた、連なるヒマラヤ山脈を写真として切り取った芸術性が見いだせる。
オヤジ様の一杯はアウトサイダー・アートだ。
小生は、どっちも好き。
いつもありがとうございます。
ブタ、いつものように広げてみる。
今日もうまそうな仕上がりだ。美味そうっていうか、美味かったんだよ本当に。
今日の助手さんはメガネのお兄さん。アブラのぶちこみ方はそうでもないが
安定した盛りと、ヤサイのシャキっと感を演出してくれる。
あああもう死ぬほど美味いよねええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ
適度なモッチリ感と、いつものツルッと感。
こないだの感じよりも好きだった。アタリを引いた感覚。
コショウ好きの小生はバンバンかけちゃう。
そして本邦初公開
ゆずぽんずをぶっかける瞬間である。
とはいえ、ちょびっとしかたらさない、たらしたところを一気にすくい上げて食うのが小生の流儀。
「レンゲ使えよ…」って自分でも思うのですが、汚れ物が増えるのが店にとって良くないかな、と思ってしまうんですよね(あと変な意地)
この微乳化感…たまりませんよね。1010でアレ食った直後だったので、
なおさらこの感じが良いなぁなんて思ったり。
大量にすすらせていただきました。
ただ、1010もまたすぐに食いたい。
そしていつもどおり、辣油を堪能。
今日はブタとアブラも添えて味わってみる。
ああ、もうこのうっすらと赤に染まった麺が最高にいい。
辣油の雑な香りと味が一気に丼内をレイプ。
あー、最高にすっきりした。
いつもよりスープの減りが。
フィニッシュムーブ店主と助手さんに軽く会釈して退店。
空を見上げて、ホっと一息つく。
夜空に輝くお月様よりも眩しいよ。