フロムムサシノ

エクストリームラーメン専門家

ラーメン二郎 神田神保町店 『大豚ヤサイ抜き 生玉子 千切生姜』

 

 

 

 

新たな時代は、切り開かれたのではなく与えられたのだ。

 

 

 

 


という言説を見てなるほどな、と阪急電車内でただ納得している俺がいる。令和元年、いまだになんの実感もなく「平成が終わった」という意味合いの方が強いのかもしれない。

 

 

 

 

 

 

OVER。俺自身、この表現がどうも気に入っている。終わるよりも過ぎるのほうが適当なことは多いし、戻ることのないポイントへの切なさを感じさせてくれる響きがある。

 

 

 

我ながらオーバーな表現だな。そう納得しながら俺が息を吐くたびに横のおばさんがジロッと見てくるのを意識してしまう。

 

 

 

記憶を4月30日に戻す。

 

 

 

 

私は元100キロの男ジマを連れていつものはちグラムラーメン部をブチかました。

当然行き先はあそこで、俺は平成オーバーを祝うべく、ここに到着した。並びは十字路のちょうどはす向かい側先頭のみ。

1時間前にこんなに並んでんのほんと以上事態だよな、とか言いながらも前夜に食った唐揚げがまだ胃にいる、というか内臓の腫れのようなものを感じていた。

 

開店し、あたふたとする若きオタクたちが麺量確認で焦るのを見て私はフン、かわいいな、などと思っていた。皆やれGWだ平成が終わるだの騒ぎすぎである。

 

 

かこつけて食うものなどではないだろ!ラーメン二郎など!!

 

 

などと呆けてふざけてみたものの、私とジマはなぜか麺量の確認がなかった。

 

 

 

どういうことだろうとドキドキしながら、店内から戻ってくる助手さんの耳打ちを聞くことになる。

 

 

 

 

「大の丼2つ温めちゃったんで、大ラーメンを食べてください」

 

 

 

冗談じゃないよお〜!!とかなんとか言いながらも入店し早々にコールについて相談。これがいいけなかった…

 

「平成最後ですよ!」「今日は年末!」とか調子こいて言った事を本気で後悔。

 

俺は身の程をわきまえらいい加減に自分の体調を推し量る知性を持つべきでである。

 

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こ、、、

こ、、、、、

これ、、、は、、、!?!?!?!?!?

 

 

 

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俺はGWで死ぬ。

 

 

 

 

 

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さも大袈裟に宣っていたことが現実となり得る瞬間だった。

 

 

 

 

 

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もはや天地を返す必要もない。ブタさん退かして雪の降った神保峰を上から喰らううめええええ!!小麦の香りが、なんて言うのは野暮だがこの麺うますぎるしグルと醤油が効いてしまえば最高にうまいブツの完成だ。

 

 

 

 

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底から麺を引っ張…れません!!無理です!!丼が動く動くwww

 

 

こんな困難あっていいもんじゃねえ…ただそのブツはマジで美味い。醤油ガン効きの早めスープで血圧までガン上がりだ。

 

 

 

 

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死因は腹上死か

 

それとも消化器官破裂か。完全に容量OVERだ。

 

 

 

 

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もはや嫌がらせレベルの豚の厚みを見れば戦意喪失。

 

 

 

 

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死というよりも敗北を覚悟しつつ、やはりコンディションの悪さと否定しきれなかった。ジマですら15分かけて退店し、「足りた!?」とすら言われぬほどのブツを食わされていたのだ。

 

 

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私といえば「きつい」と呟けば

 

 

 

「きみはこう言いたいのでしょう イシャはどこだ!」

 

 

 

 

なんて聞こえてきた。正確にいうと「何言ってんだバカ!」と一喝されただけであった。

 

 

 

 

 

 

横に座って小ラーメンを食べていた名も知らぬ若きオタク青年との22分間の激しいロットバトルの末に敗北。青年…俺が悪かった。。。

 

 

 

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助手さんに「お客さん入れますよ」と言われた瞬間にギリギリ完食フィニッシュムーブ全く口が開かない状態で「良いお年を」とだけ伝えて退店!

 

 

 

 

最後の最後に大敗北を喫してからの2日間

 

俺は全然コンディションの戻らぬまま関西で連食・痛飲をカマしていた。

 

 

 

令和になったところで何も変わらぬサグライフ。

京都焼き討ちしてこます